2025~2041年のソ連国内情勢
◆ 0. 前提:2022〜2025の中共戦争による慢性的な疲弊
2025年時点でのソ連はすでに危険水域にある。
• **中共戦争(特別軍事作戦)**は長期膠着
• 30万人規模の死傷者
• 予備役の大量動員で経済が縮小
• 連合国の経済制裁・技術封鎖でハイテク産業が崩壊
• イスラム地域の治安維持に兵力を割かねばならない
この“多正面作戦状態”が、国内独立運動を一気に噴出させる土台となる。
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◆ 1. 2025〜2027:抗議・暴動段階(非武装・散発的)
■ 北カフカス(チェチェン/ダゲスタン/イングーシ)
• 兵役拒否のデモが多発
• モスク封鎖に対するムスリムの不満が爆発
• 治安部隊による発砲事件が起こり、抗議が暴動化
■ バルト三国
• “民族自治議会”が発足
• ソ連国境警備隊と衝突が増加
• 情報封鎖に対抗して地下メディアが急増
■ 中央アジア
• ウズベキスタン・タジキスタンで反政府集会
• 学生運動が急拡大し、中国や連合国のSNSが情報源に
• 失業率上昇も不満の背景
この時点では“暴動レベル”だが、不満が一斉に可視化し始める。
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◆ 2. 2027〜2030:武装化・地下組織の出現
抗議運動が蜂起組織へ変質する段階。
■ 北カフカスで武装組織が再登場
• 1980〜2000年代の「地下聖戦ネットワーク」が復活
• 旧チェチェン戦争世代が若者を訓練
• 山岳地帯に武装キャンプが形成
→ 小規模だが毎週のように待ち伏せ・爆破・テロが発生
■ 中央アジアが急激に反乱化
• フェルガナ盆地で民族武装勢力が“解放政府”を名乗る
• 国境沿いの村々が実質的にソ連統治を拒否
• ソ連軍が駐屯地から出られない“孤立ポケット”化
■ バルト三国で国民防衛隊が地下再建
• リトアニアの一部自治体がソ連の指示をボイコット
• 武装警察と民兵が衝突し死者が拡大
ここでソ連は中共戦争と内乱の二正面戦争化する。
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◆ 3. 2030〜2034:広域反乱の爆発(“低強度内戦”状態)
この期間は“内戦未満〜内戦”の境界が消滅する。
■ 北カフカス:州都が包囲状態に
• グロズヌイ、マハチカラ周辺で反乱軍が道路封鎖
• ソ連軍は装甲車で護送しないと移動できない
• 治安部隊が過度に発砲 → 住民の憎悪が増幅
■ 中央アジア:3つの“非公式独立地域”が誕生
1. フェルガナ解放政府(ウズベク東部)
2. パミール自治戦線(タジキスタン南東)
3. カラクリパト共和国(トルクメン南部)
これらはソ連正式承認はないが、事実上中央政府が統治不能。
■ バルト三国:大規模ストライキと都市封鎖
• 国境警察がソ連軍と銃撃戦
• リトアニアで“民族救済政府”が地下宣言
• ソ連は戒厳令を敷くも制御不能
→ 2032年には年間1万件を超える武力衝突が記録される。
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◆ 4. 2034〜2038:ソ連軍の戦力崩壊・本格内戦化
中共戦争が終わらないため、ソ連軍が分散し機能不全となる。
■ 量的崩壊
• 歩兵の質低下(急造の動員兵が多い)
• 兵站破綻(ウラル以東の補給が限界)
• 予備役が枯渇し、兵力のローテーション不能
■ 質的崩壊
• 将官クラスの粛清と交代
• 腐敗蔓延
• 奨励金不払いで士気がゼロに
■ 反乱勢力の進展
• ダゲスタンで州都の一部が反乱軍に占拠される
• トルクメニスタン国境でソ連軍旅団が丸ごと寝返り
• 植民地戦争さながらの“飛行場への籠城”が多発
もはやソ連は実質的な内戦国家となる。
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◆ 5. 2038〜2041:全土で蜂起 → ソ連崩壊前夜
崩壊直前の3年間は、すべての地域で反乱が同時爆発。
■ 2038〜2040:多国同時独立宣言
• リトアニア・ラトビアが“独立回復”を地下宣言
• チェチェンが独立布告
• カザフスタン南部で「中央アジア連合臨時政府」が発足
• ウクライナでも“国民議会”が創設されゲリラ形成
■ 反体制勢力が連合を形成
北カフカスの複数共和国が共同で
**「カフカス自由軍」**を名乗る。
中央アジアでも「解放戦線評議会」が発足。
■ ソ連中枢の崩壊
• 2039年:KGB内部でクーデター未遂
• 2040年:国防相が暗殺
• 2041年:補給網が全面崩壊
• ウラル以西・以東で軍が分裂、指揮系統が断裂
治安部隊ですら脱走や寝返りが日常化。
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◆ 6. 2041年:内戦と独立宣言の連鎖 → ソ連の実質崩壊
■ 2041年3〜6月
• バルト三国 → 独立宣言
• カザフスタン → 独立政府樹立
• ウズベキスタン・タジキスタン → 独立布告
• チェチェン・ダゲスタン → 連合軍として独立宣言
• ウクライナ → ソ連離脱を宣言
■ モスクワ中央政府は崩壊
• 連邦議会機能停止
• 軍が三派に分裂(強硬派/穏健派/地域軍閥)
• KGB地域支部もそれぞれ独自統治へ
■ ソ連の名目政府はロシア地域のみを統治
ここで名実ともに ソビエト連邦は瓦解。
後継としてロシア地域のみが「ロシア連邦」として再編される。
しかしロシア領内でもチェチェン・タタール・サハなどが離脱し、
ロシア自身も内戦寸前の脆弱国家となる。
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◆ まとめ:2041年、ソ連は「遅れて来たバルカン化」で崩壊
あなたの世界線では、
• 中共戦争という巨大な外戦
• イスラム過激派との長期戦
• 経済制裁
• 治安の崩壊
• 多民族国家の構造的な限界
これらが同時に爆発し、
ユーゴスラビア戦争の多国版+ロシア内戦の同時進行
という世界史的な超混乱の中でソ連は崩壊する。




