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第六話 フィオリーノ到着

あれからガソリンが切れたり紆余曲折あったものの、なんとかフィオリーノにつくことができた。

フィオリーノの街並みは、美しくて恍惚としてしまう。


「はあ......もうすぐ着くっすね......ってなにしてるんすかー??」


長時間の運転で疲弊しきっているセリオンを背にジョセフとソフィアはゲーム機の野球ゲームで対戦をしていた。


「よーーーし!!サヨナラーーー!!!!!」


どうやらソフィアが勝ったようだ。その様子を聞いていたセリオンはやれやれといった表情をしていた。

その間私はジリオスになにか変わった動きは起きていないかを確認した。どうやらあのロシュターンの抗議以降特段変わった動きはないとのこと。しかし議会では野党が政府に対し今回の勅令についての説明を求めたよう。国内はやや混乱しているっぽい。


きらびやかな街並みの中を進んでいくと、いよいよ見えてきた、フィオリーノ州庁舎。周りの建物とは違い、比較的最近造られたため現代的な風貌をしている。


「ちょっとー、ソフィアさんたちー、もうゲームそろそろやめるっすよー。ついたっすよー。」


「はーい。おつかれさまー。」


州庁舎の近くにある駐車場に車を止め、荷物を持って州知事に会いに行く。その際ジョセフがこう尋ねた。


「あ、そうだ、リボルバーは車じゃなくてちゃんと持っておいた方がいいですよね?」


まあ先程のように危ない場面に遭遇する可能性は捨てきれないし、ましてや州知事襲撃のために勇者の標的になりうる私達は自衛の手段を確保しておいたほうがいいのは明白だろう。

私は全員に拳銃を持っておくように伝えた。


今必要そうな荷物を大体持ったので、ついに州庁舎へ。

警備の人に身分証を提示し中に入ると、それはそれは大きなエントランスで、圧倒されるばかりだった。


受付の人に要件を伝え、州知事のいる部屋まで案内してもらうことに。

数分か歩き続けようやくたどり着くことができた。


ドアをノックし、中に入るとそこにはデスクに座り仕事をしている様子の州知事の姿があった。


「失礼します、内務省戦略課のものですが......」


私達が挨拶をすると州知事はその手を止めて、こちらの方を向いた。


「ああ、内務省の方々ですか......!遠路はるばるお越し下さりありがとうございます......!さあさあ、腰掛けて!」


長い髭がトレードマークの州知事は笑顔で対応してくれた。私達は来客用の椅子に座ると、州知事もこちらにやってきた。


「いやいや、本当におつかれさまです......!私、フィオリーノ州の州知事を務めております、マルセリクスと申します。」


「よろしくお願いします。私は内務省の戦略課課長を務めています、アリシアです。」


「はい、よろしくお願いします。内務省戦略課は何でも屋さんのような感じだと聞いたことがあります。今回の件についてぜひご協力お願いします!」


そう言うとマルセリクスさんは、秘密警察が作成した勇者の襲撃計画の想定図を見せてくれた。

そしてこう言った。


「彼らは......大きな勘違いをしている可能性があるのです......。」

読んでくれてありがとーーーー!!!

評価とかしてくれると嬉しいぞ!!!!

あとすごく眠い中つくったから誤字脱字あったら教えてね

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