表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

胴の長いきつねを抱きしめるまでの話

竜が暴れていた。

それは干支のタツの形をしていた。

身体から炎をまき散らし人々を襲う。

大きさは2メートルから3メートルほど。

竜を鎮静化させ、ちょうど竜のカタチに作られた鉄の鎧の中に閉じ込めた。

私はその上に乗り、鎧が開かないように封印していた。

竜が目を覚まし、鎧の中で暴れ、燃え盛る。

そこは雪の国であり、炎を抑えるために雪や氷を投入していた。

しかし。周りの人々は温泉に入りたいと言い出し、よもやその場所を温泉に変えた。

竜の熱でお湯が沸騰し、熱すぎて押さえつけていられなくなった。

「馬鹿どもめ、、、、」

私は人々へのいらつきを覚えながら、龍と対峙した。

しかし龍は逃げ惑う人々には目もくれず、こちらに近づいてきた。

それは弱った狐であった。

胴の長いきつねが頭を垂れながらこちらに近づいてきた。

私は噛みつかれるのではないかと直前まで思ったが、きつねはこちらにすり寄り体を預けてきた。

私は撫でて、抱きしめた。狐の頭を右手で出し決め、狐の頭に頬をくっつけ、抱きしめながら撫でた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ