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おとぎばなし ― 明滅にして 明明 ―  作者: ぽすしち
陽炎ゆれる 章

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37/47

虫への変形はじまります。いやな描写にご注意を




「あ!アシ!?」


 シュンカの驚く姿が、なぜか、上と下に、ずれて見え、さらに、ぴしん、と音がすれば、叩き割った鏡に映るがごとく、視界がいくつにも割れ分かれた。



「―――――」 


 おそるおそる、アシはおのれの顔に触れる。



 手で触れたおのれの顔には、 ――  ひびがいっていた。





 アシ、と心配そうな声。


 シュンカがこちらへ寄ろうとするのを、セイテツが腕を緩めず、許さない。




   びしん 

 


 何かがまた割れ、体のふしが、ぎじゅり、とおかしな音をだした。



 みおろした腕 ――― 人の形だった肘から、なにかが生えてきている。


「 ・・・・こ、れは?・・ 」


 黒く硬い、短い毛の生えたふしをもつ脚。



 ムシだな、と坊主が眉をしかめたのへ、シュンカが驚く声をもらす。




         ――― ソンナ 顔で ミルナ



「・・シュンカ、・・たすけて、くれ・・・」



 求めたそれに、ひきつった白い顔をむけられ、腹の中のざわつきが、背にまでひろがっていった。





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