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おとぎばなし ― 明滅にして 明明 ―  作者: ぽすしち
陽炎ゆれる 章

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35/47

おもい通じて


 両手はベッドにぬいつけ、またいだ身体は動かせないように、『力』をつかう。


 ねぶってすいあげた舌をようやくはなし、やわく小さな唇をかむ。


 息のあがった相手の薄い胸が、上下する。



 自分の右手が当たるほうに、あの、 脈打つ臓物 が埋まる。


 「  っ!! 」

 平たいそこに歯を当てれば、おさえこんだ、動かせないはずの身体がはねた。

 



  ざわざわ


           くいたい

 



                ざわざわ




 「ああ、シュンカ。おまえは、わたしのものだ。わたしだけのものになれ。ひとつになろうぞ。こうして、おまえを、――――」


        

    

      「 っアシいいっ!! っざけんのもそこまでだああっ!! 」


 


 怒鳴ったセイテツとともに大粒のひょうが部屋の中に押し入った。






 真横に降った氷の粒が壁にあたって落ちる音が響いたが、ベッドに膝立ちしたアシにはひとつも当たっていなかった。


「邪魔しないでいただきたい。わたしたちはおもいが通じあっているのだ」

 アシが撫でるのは、歯形のついたシュンカの肌だ。



 どん、―― 突然、空気が揺れた。


 坊主が刀を床に立ると、すぐに綴った文字をひろって突き刺し、そのままベッドへと投げ放った。


 ばん と

 弾ける音がして、アシが飛びのき、シュンカがベッドに身を起こす。



     「 じゃまだてするなあ! くそぼうずがあっ!! 」




この先は残酷な表現多し。そのうえ虫がでてきますのでご注意を

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