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おとぎばなし ― 明滅にして 明明 ―  作者: ぽすしち
陽炎ゆれる 章

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34/47

逃がさない

引き続き15R場面。ご注意を



 暗くとも、アシは目がきく。


 指を預けた相手の顔を覗き込む。シュンカは、いつもと違い、苦しそうに指をしゃぶる。


 ふいに、その、指に絡む舌が、欲しくなる。


 「シュンカ」指を引き抜く。


 意識もなく、だらりと口を開けたままの相手をあおむけて、身体の下へと引き込んだ。


 つ、と。  おのれの舌を垂らす。


 先で、その頬や鼻を、つつき、舐めた。


 「  は。 」

   息が、こぼれるほど、

        ――― うまい 。



 舌を、小さな口へ、ゆっくり、さしこむ。


 奥までいれれば、小さな舌が逃げた。



 「 ――シュンカ。わたしの舌を、しゃぶるんだ 」


 命じて、再度、入れる。


 そろそろと出された、小さな舌が、ゆっくりと添えられ、逃がさぬように絡めとった。

 



    くいたい


              ざわり




「  ん、うう  」


 驚く舌を、吸いあげしつこく噛めば、シュンカの口から唾がこぼれる。


 それも吸い、舐め、名を呼んだ。



  ――眼が、開けられた。


 驚き、こちらを捕らえるそれには、恐怖が浮かぶ。



       

           逃がさない

       


              ざわ   ざわり





お気づきかと思いますが、このあと、アシが変形します。

しかも虫に。 苦手な方はご注意ください

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