表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

17/25

17 オネェさんにお任せ♡

ブックマークが100超えてる…!初めて三桁見ました!読んでくださっている皆様、読んでいただきありがとうございます!

 

 ボソ「エレノア嬢、見てはいけない。」


 そう言いセオ様は私の目元を暖かい手で隠した。


 うん…セオ様、もう手遅れですわ。

 とてつもないギャップを持ったオネェを見た後じゃなかったらこのセオ様の手が私の顔に触れてるってだけで意識が埋まるところなんだけど…うん。


 ま、うん。まぁね。小さい事を気にしていたら何も先に進まないわ!!


「ここは何を扱うお店なんですか?」


 さり気なくセオ様の手を剥がし、そのノリで下に降りようとしたんだけどギュッとされて降りれなかった。

 く、くそう!ドキドキで心臓が口から出るかと思った!!


 フードを下ろし顔を露わにした私はオネェさんに向かいニコッと笑う。色々と負けてね?


「まぁ、金色の瞳…帝国のものね。凄い子が生まれたものだわ。えぇと、何だったかしら。あ、そうだったどんな店かってやつね!ここ魔女の家はね。いわゆる何でも屋よ!!!あ、この一階に置いてあるのがサンプルね。好きに見ていってね。」


 そう言いオネェさんは一歩横にずれ私達に進むよう促した。


 さぁ行きましょう。このオネェさんに敵意は感じないからきっと変なものはおいてないよね。

 セオ様も大丈夫だと認識したのか私の顔を一つ見てから一歩踏み出した。



 そして驚いた。


 内装はオネェさんのイメージと同じファンシーな感じで揃えられていて可愛いくて置いてある魔法剣ですら夢可愛い魔法少女が使うようなデザインになっている。その細工に感心していたのも束の間セオ様が鑑定と呟いたと思ったら動きを止めたのだ。


 その仕草に私も何かあると感じ取り心の中で鑑定を使うと目を見開くことになる。



 鑑定



 キラキラ☆魔法剣♡だぞ!


 材料:ミスリル ワイバーンの皮

 付与魔法:強化魔法 浄化 魔法無効化 結界

 相性の良い魔法属性:火 水 土 風 光 闇  



 まず、材料がミスリルってだけでビビるよね。どうやってゲットしたんだろ。ワイバーンの皮ってお高くてなかなかに手に入らないやつじゃん。


 それに魔法付与四つて言うのもこの人の腕がなかなか良いってことの表れだ。

 上位の魔法付与師でも良くて三つまでしか付与できないよ。

 しかもその四つ全ての性能が落ちて無い。練度が最高に良い。

 王族が使うレベルかそれ以上か…

 それに相性の良い魔法属性主な属性にプラス光と闇って…全属性やん!一体お値段はいくらになるやら…


 そんな剣が他にも何本かあり、その全てが夢可愛い物だったのが面白かった。

 他にも普通の鍛冶屋に置いてる様なガラス瓶もあり性能が良かったのでここで買うことにした。

 あと、魔女の家なだけあり薬も多く置いてありそれ何に使うの?という薬とかも沢山あった。

 媚薬はもちろん他人が皆じゃがいもに見える様になる薬とか…ポーションとかも置いてあったよ?最上級ポーションが置いてあってセオ様がめっちゃ目を見開いてた。む…それくらい私だって作れるよ!!!



「欲しい物は見つかったかしら?」


 ひと段落み終え元いた場所に戻ってきたときオネェさんがニコニコと小首を傾げ聞いてきた。


 行動は可愛いのに…顔いかt…ゔゔっん!


「はい。魔女さん。では、私と二人で商談をしましょう。セオ様は少し待っていてください。」

「え…」


 セオ様はそんなのダメだと言おうとしていたけどオネェさんが説得を手伝ってくれ最終的に渋々了承してくれた。

 魔女様に案内され、これまたメルヒェンチックな部屋に案内された。全体てきにパステルカラーで揃えられている部屋の家具はどれも一級品で、あの路地裏の店の店主が揃えられる品物としてはどこからお金が湧いてきたのかと違和感を抱くほどだった。

 オネェさんが私の座っていソファーの前に座り紅茶を用意してくれたのでお互い一口飲み一息つき先に私が口を開いた。


「れっかぼうしのまほうが付与されているこれくらいのガラス瓶を21個うっていただきたくおもいます。」


 さて、売ってくださいって言ったけどここの商品全て値札がついてなかったことから恐らく魔女が人を見てその人に合った値段で売ってるのだろう。

 だから私を普通の子供と思われない為に何もない所から理想の大きさのガラス瓶を錬金術で作り出す。

 わざわざ皆に使えると言っていない魔法を使うのには他にも意味があり後ほどお願いする私が作った薬はあなたが作ったものと言わせてくださいと言う交渉のためでもある。


 この人が信用できるかと言う心配はない。この人は大丈夫と私の本能が言っているから(キリッ)。

 いざとなれば精神干渉系の魔法で…ね?

 大丈夫だよちょっと忘れてもらうだけだから。


 オネェさんは私が何もない所からガラス瓶を作り出すのを見て、目を見開き「レベルMAXなのね…」と呟いていたから恐らくそれなりの知識がある。

 歴代の錬金術師にスキルレベルをマックスにできた人がなかなかいない為、マックスになった時の特典について中々周知されていない。深く歴史を学んでいるのだろう。

 そう呟いた後は何か考え込んで数分顔を上げた時には満面の笑顔を浮かべ私の手を取った。


「もしかして女神様から祝福されてスキルをゲットしたのかしら?歴代の女神の祝福を受けた者の記録からレベルがマックスで賜ったものがいたはずだわ!つかりそう言うことね!でも、レベルがマックスでも魔力が安定していない幼女にしてはさっき魔法を使って見せた時の魔力操作があまりにも安定していたわ。きっと魔力操作がとてつもなく上手いのね!何もしていない時は安定していないものね。あなたは一体何者なのかしら?答えれる範囲でいいわよ?」


 面白そうに目を細め、オネェさんが聞いてくる。

 いやいや、それよりお姉さんの方が何者ですよ?


 まぁいいや。


 私は立ち上がりフワリと優雅に笑みを浮かべ、流れる様な動作でカーテシーをして見せる。


「おはつにおめにかかります。わたくしアルヴァレズ家が娘エレノア・アマドール・アルヴァレズと申します。いご、おみしりおきを。」


 そう言った瞬間ピキッと固まった。

 あぁ、やっぱりアルヴァレズ家の名は有名なのね。街中じゃお父様とお母様の恋愛結婚の話はラブロマンスとして人気があるみたいだし。それになんたって二カ国での公爵位保持者は珍しい。というかいない。普通無理だよ。どんだけ仕事できんだよ。それに政治的にも大きな影響をもたらす家だしね。外務大臣であり正室の王家より王家している(どういう意味だよ)

 正妃は国内のご令嬢を娶ったけど弟は他国のしかも帝国の、三代帝国の中でも生まれにくい姫を娶ったのだ。

 つまりお父様は世界に通してもなかなかに権力のある御仁ということ。

 そりゃぁ、有名で当たり前か。


 ハッとしたオネェさんは私の顔をまじまじと見つめた後意外なコメントを溢した。


「確かに小さな頃のセルヴィア姫様に似ていらっしゃる……あ、私ブラウン家が三男アンドレ・ロレイナ・ブラウンと申します。昔はセガリット帝国の魔法師団長の父に連れられ王宮に行き姫の遊び相手もしたことがございます。今は、家出して行方不明な私の為どうぞご内密に。」


 そうクスッと笑い、唇に人差し指をあてしーと言った。


 その瞳はどこか揺れていて懐かしむ様な慈しむ様な色が映し出される。

 ただ、そんな真面目な空気はぱっと霧散しすぐに「あんちゃんとよんで」とお茶目な空気へと変わった。

 ガラス瓶の交渉は最初はあなたが作ればいいじゃないと言われたけどとある理由を説明し皆んなには魔法が使えることを言っていないことまだ言わない事を話したら快く了承してくれた。ついでに薬のことを説明するとその事にも魔女の名を使うことの了承をえれた。

 のりで私に前世の記憶があることの話になったけど初めて見たわと驚かれた。

 結果万事上手く行った。

 ガラス瓶は既にあるものに魔法付与し数分後に渡してくれる事に。


「じゃぁ、少し待っていなさいな。面白い話も聞けたし料金は1000リンでいいわよ。」

「え、でもそれじゃ材料費代にもならないよ。せめて5000リンは払う。絶対。」


 ここでは少し揉めたけど私が押し通して5000リンに。

 〜リンはこの世界での〜円の事。5000リンは5000円と同じになる。

 この世界でのガラスは安いわけもなく割と高い。21個も買うのだからもっと高くても普通くらいだ。

 しかも魔法付与されているとなる…だいぶ気に入ってくれた様だ。


 別室で待っていたセオ様のところに一時待機しに行くとすぐに抱き上げられ何もされなかったか?とめちゃくちゃ心配された。…セオ様はアンドレオネェさんをなんだと思っているのだ。

 セオ様の膝の上に乗りアンドレオネェさんが用意していったお菓子を餌付けられていると眠たくなってきた。


「寝てもいいぞ?」


 うつらうつらしていたのがバレたのかセオ様の首元に寄りかかる様に頭を支えられ、抱きしめられる。


 とたんにフワリといい香りが香る。

 セオ様には私とは違う紅茶が注がれたのだろうか。それとも前も感じたセオ様の香水か洗剤の匂いか…セオ様はいつもいい匂いがする。


 私はまるで蜂が花の蜜に吸い寄せられる様にセオ様の首筋にハムっと噛み付いた。


 …噛み付いた?歯は立ててないよ。こう唇でハムっと…


「っ!え、エレノア嬢?」


 コンコン「エレノアちゃ〜ん!ちょっときてくれるかしらぁ?」


 アンドレオネェさんの軽快な声に意識をはっきりさせ寝ぼけてした事は全く忘れぴょんっと飛び降りアンドレオネェさんがいる部屋に完成された瓶に薬を入れに行ったのだった。



 残されたセオ様が赤面して項垂れているとも知らずに。



ありがとうございました!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ