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お菓子の架け橋

作者: 菜の花
掲載日:2025/11/11


カレンダーを見れば

「1」が四つで

なかよしこよし

今日はやさしい日らしい


世界がいつもより少しあたたかい

昼休みの教室に

誰かの笑い声がひとつふたつ

またひとつと

窓の外へこぼれおちてゆく


細道を抜けた路地裏のカフェに

コーヒーとともに

チョコレートの甘い香りが漂う

それを風が運んでゆくから

世界がやさしいのかもしれない

なんだか胸がくすぐったくなるな


三時のおやつのテーブルに

あたたかいミルクティーとポッキーの束

その一本一本が

君と誰かを繋いでゆくだろう


甘ったるい香りに

楽しげな笑い声が溶けて

甘いチョコレートが

甘く、あまくなってゆく


「一緒に食べようよ。」

勇気を出した君の言葉

二人を繋ぐ一本の架け橋


「いいよ。」

期待していた甘いお返し

少しずつ縮まってゆく距離


やっぱり今日は

世界がいつもよりやさしい日

ご覧いただきありがとうございました。


ポッキーの甘さが、架け橋になる。


誰かに届きますように。

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