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1・2

=電話が鳴った 1=


 電話が鳴った。

 誰だ、こんな遅い時間に・・・。

 ぼやきながら出ると、いきなり知らない女の声がした。

「ちょっと、今何時だと思ってんのよ!? どこに居ンのよ! なんで連絡もよこさないのよ!!」

「失礼ですが、どちらにおかけですか?」

「あ・・・・・・・」


 ぶつん。



 *   *   *




=電話が鳴った 2=


 俺は崖下を見下ろした。波が逆巻いている。

 傍らに看板が立っている。


「ちょっと待て。よく考えろ、もう一度。」


 こんなバカみたいな文句で思いとどまるようなヤツなんかいるんだろうか?

 俺は口の片方だけをちょっと歪めた。


 その時、電話が鳴った。

 ひょっとしたら・・・! ひょっとしたら!!


 俺は慌ててポケットからスマホを取り出そうとして、手を滑らせた。

 スマホは着信音を鳴らしながら宙を飛び、岩の角にカツンと当たってから、ひらひらと舞って逆巻く波の中に消えていった。


 俺って・・・いつも、こうなんだよな・・・・。

 俺の人生って・・・・・いつも・・・・




いや・・・待て・・・。そんなことで・・・。


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