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運命への転生

「う…うぅ…」


 体が異様に重いしぽかぽか暖かい……僕は風邪引く事はないけど…


 僕はゆっくり目を開けると…


「やっと起きた…」


 うわっ、かわいい


 夜起きたら知らないけどかわいい女の子が僕の上に居た、この小説唐突で意味わからんことばっかだ。


 そんな事より僕の上にいた彼女は身長や顔立ちからまだまだ幼い、ただそれに反して胸がおっきい、これは筆者の趣味を疑わずにはいられない。


 そうこう考えてるうちに彼女は僕に抱きついてきた


「はぅっ…!」


 思わず声が出てしまう、僕は防御力の低いと同時に感覚器官の感度は3000は無いが250倍は高い、それとは同時にこう思ってしまう


 ヤバい…目覚めそう…


「私が誰だかわかりますか?」


「……まさかさっきのドラゴン?」


 抱きつかれて思考麻痺寸前の頭で色々考えたがこんな可愛い子は街でいた頃に関わりなんてなかった、消去法で何起こすか分からんドラゴンくらいしか思い当たるフシがこれくらいしかない


「ふふっ正解だよ、私は元ドラゴンのクロニー、何で人間になったのかは後で聞いてね」


「今……何をする気?」


「私はずっとあなたが起きるのを待ってたの……もう我慢の限界なの……」


 と言い僕の服のボタンを外す……


「ねぇ……まさか……?」


「……私はあなたのことが好きになったの……」


 ちゅっ…



「ぅぅ……ぁぁ……」

 

 布団から起きあがろうとしたら二人とも全裸、前夜のふわふわとした感覚がまだ離れない……


 ……昨日は彼女に何回も付き合わされた、だけど別にしんどかった訳ではない、むしろ毎日してもらいたいくらいだ


 クロニーの寝顔かわいいな……よし、二度寝だ、僕の体もまだふわふわしてるし。


 僕はクロニーの寝顔を見ながら微睡んでいると…


「うぃっくすぅ…」


 突然僕を抱き寄せキスをする


「ぅむっ…ぅま…ぁぁ…」


 寝ぼけたクロニーのキスに僕の頭がやられてしまった……



「ごめんね、ウィックス大丈夫だった?」

「朝にまで続いたがなかなか悪くなかったよ」


 再生能力ですぐに体力は戻ったがもう昼だ


「そろそろ君が人間になった理由を聞いて良いかい?」

「もちろん、そろそろ話すつもりでしたよ」


 そしてクロニーは話を続ける……



 ドラゴンの私はウィックスに確かに殺されました、だけど私にとっては本望でした


 生まれながらに他者を凍らせ傷つける、いつの間にか誰にも近寄られなくなりました

 そして孤独に耐えきれず心が壊れた私は死に場所を求めるように世界中を飛び回りました、こうすれば誰かが私を害と見て殺してくれる


 誰か私を止めて欲しかった、本当は誰も傷つけたくなかったけど私は誰かを傷つけても死にたかった


 そんな中ウィックスに出会いました、痛かったけど一瞬で終わらせてくれました、この痛みもきっと多くの命を自分勝手に殺した報いと受け入れました


 そして死の直前の走馬灯の中、強力なマナを感じました、ウィックスがしたものと分かりました


 その時私は理想の人に出会った気がしたのです、絶対的な力を持ちながら他の命に気を配る優しさ、そして自分の持つものに溺れない人


 その時、あなたに会いたいと願いました、死にたくて他を傷つけ回ったのに酷いワガママだった、でも強大なマナの供給源に直接触れ続けた結果、それを叶えてくれました、


 動くだけで傷つける巨体は消えてウィックスに近い、人間の体に生まれ変わったのです、結果的とは言え理想の命を与えてくれた相手が愛しくなりました、何かお礼をしなくちゃと思いました、そして今こうやってあなたに相対出来ているんです…!



登場人物

クロニー

ウィックスを体で堕としたヤベーヒロイン、さらにウィックスの説明にロリコン(クロニー限定)と愛妻家を加えると言うとんでもない戦果を上げる、あとウィックスの名前は行為中に喋らせた。

 趣味 ウィックスとのスキンシップ

 好きな言葉 なし(人間の言葉をあまり知らない)

 名前の由来 ソ連の駆逐艦、「グロズヌイ」とソ連の計画駆逐艦「デルニー」を足して2で割ったあと濁点を抜いて柔らかくしたもの、ウィックスよりは凝っている。

この拙い作品が気に入った物好きはブックマークをしてくれると嬉しいです、

ただ評価されると筆者は


高評価→調子に乗ってさらに拙くなる

中くらい→微妙な気持ちになる

低評価→落ち込む

のでぶっちゃけしない方が心の平静を保てます。(建前)

どうしてもしたいのなら止めはしないさ。(本音)

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