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彼方で綴る英雄戦記  作者: セイラム
侵攻戦開始
36/91

幕間 状況報告

 彼方たちが巣の破壊に成功してから、三日が経過した。

 あれから、北部の星喰獣は目に見えてその数を減らしている。


 巣の破壊に成功した彼方たちだが、彼らを迎えたのは賞賛でも賛美でもない。

 新たなる任務を言い渡され、即座に戦地へと舞い戻ったのだ。


 今度の任務は、ミズガルズ西部にて発見されている巣の破壊。

 及び、消息不明な西部侵攻部隊の消息調査。


 上層部曰く、生存は絶望的なれど詳細の報告を求むとのこと。

 全員が内心で大小様々な怒りを覚えたのは言うまでもない。


 前回と同じように集まり出発した、英雄たち。

 違いといえば、今回の面子だ。


 前回とは違い、輪廻とクリミアはミズガルズに残っている。

 病に侵されている輪廻の体が、連続の遠征には耐えられないとクリミアが判断したためだ。


 今までの多大な功績があるため、申請はあっさりと通った。

 上層部としても、病に侵された少女を使い潰すと外聞に響くと考えたのだろう。

 まったくもって、今さらな話ではあるのだが。



 閑話休題。

 

 押し上げられた戦線に合流するのに、五日が経過。

 西部部隊は彼方、エクレール、リーリエの三人を好意的に出迎えていた。


 状況把握と情報のすり合わせに二日。

 崩壊しかけていた戦線の建て直しに四日。

 

 特にやることのなかった彼方とリーリエにとっては永遠に近い時間を経て、巣へと突入する準備が整ったのはそれから更に四日後だった。

 時折星喰獣の討伐には出たものの、体を休めるのがお前らの最優先任務だとエクレールに言われれば二人は大人しく従うしかない。


 逸る気持ちを必死に抑えながら、二人は待機という任務を全うしていた。

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