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開坂高校にかるた部が出来るまで

作者:紅乃
ライトノベルの鉄板といえば、変な部活である。

奉仕部、隣人部、SOS団____は、違うけれど。
一癖も二癖もあるメンバーが、放課後や休日、部室で自由な時間を過ごす。それはもはや、学園ライトノベルの鉄板だろう。
自由な学校、放課後、夕日の差し込む部室でゆるりと過ごす。そんな青春の形を私は強く推す。憧れといってもいい。

我が母校は県内でも有名な進学校である。
私はその中で落ちこぼれと言っても良いレベルなのだけれど、それは置いといて、だからまあ、だいたい皆変人なのだ。
変な部活も多い。新入生歓迎会でド〇えもんについて熱く議論を交わしていたディベート同好会、部員は一人しかいないPC研、日々卓球に明け暮れる天文部。
とにかく、そのような学校だから、いける。
そう思った私、というか私達は、先生に直談判しに行った。

「かるた部を作りたい」と。

かるた、ご存知だろうか。最近はちはやふるが有名になったからご存知だろう、百人一首のことである。
長い時は一試合二時間に及ぶが、札一枚一枚が全て一瞬の勝負。頭と身体、そして自分の持てる運を全てぶつける究極の競技。一部では"畳の上の格闘技"と呼ばれているとかいないとか…それは柔道だろ、って感じではあるが。
とにかく、文武両道を貫く自称進学校の先生が好みそうなキーワードだろう。いけると思うだろう?部活、出来そうだろう?
ところがどっこい、お察しだとは思うが、私はこう言わねばならない。

───現実とは、かくも厳しいものである。


私達は開坂高校で、かるた部を作るために奮起した。この物語は、その記録である。
…どうかタイトル詐欺にだけはならないよう、私は願うばかりである。

─笹月冬乃
プロローグ
2017/02/11 18:35
人物紹介
2017/04/16 13:47
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