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どうして変わってしまったのだろう?

 いつだって、両想いのままだって信じてた。


 あなたが不倫してるかな?って思った時も。


 そして、ついこの前までも、あなただけを信じていたのに。






 あなたは私を裏切ったの。


 それは、絶対的な事実で―――――。






 苦しいけれど、私達は終わりだわ。


 だから、終焉を私の手で迎えることにしたわ。



 どこの誰かもわからない香水の匂いを携えたあなたに会うのは、もう飽き飽きなの。



 だから、私はあなたを殺すって決めたの。



 あぁ、どうか神様よ、 彼を殺す勇気を、私に下さい。


 惨めでちっぽけな私だけれど、それくらいの勇気はくれるでしょう?











――◆――□――■――◇――◆――□――■――◇――











 「少し出かけてくる」


 あなたは、確かそう言ったわよね?


 私の心の中では、どんな気持ちが蠢いてるかも考えずに。



 あなたはつくづく悲しい人だわ。


 きっと、誰もがそう思っているわ。




 昔出会った人は、私のことを言うかもしれないけれど―――――。




 けれど、あなたを殺すことができるなら、そんなことはどうでもいいの。






 そうして、私は手に包丁を持つの。


 私のあなたを殺すために。

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