21歳の誕生日
若葉目線です
大学に行き、勉強の予習をしていると
友達の紗絵子がこう言った。
「そろそろさ、若葉も結婚とか恋愛とか考えないの?」
「考えてるならとっくに付き合ってるよ・・。」
ふと目線をそらすと、後輩男子軍団がとなりのテーブルで勉強中。
そこにはあの彼も居た。
そうすると紗絵子は
「あのカッコイイ子の隣の子とわたし、今付き合ってるんだ。」
「うそでしょ?いつの間に?」
勉強してるんだか、雑談してるんだか、分からなくなってきた。
そこで紗絵子が動いた。
わたしもついて行くと、その紗絵子の彼とわたしが好きな彼の前で
「今日の予定ありますか?」
彼と目が合い、小さく頭を下げた。
そうすると彼が
「今日、若葉ちゃんと二人でご飯だったんですけど、4人でいきませんか?」
「あぁいいですよっ!気を使わないでください。」
そして紗絵子はわたしの背中を叩いて
「がんばれ!」
走って教室に行ってしまった。
ドラマみたいな出会いで、ドラマみたいな感じな空気で
ドラマみたいな三角関係になりそう。
これは運命があるかもしれないと思い、勉強終わりに彼に言った。
「名前聞いてなかったですよね?なんていうお名前ですか?」
「片瀬稜です。」
「あの、今日は大事な予定が今入ってしまって、良かったらお家でどうですか?」
「いいの?ありがとう!」
そんなことで、ESPoWorldにやって来た。
見た目はものすごく大きい家なので、お金持ちだと思われるが
スタジオやレコーディング室あるので、意外に自分のスペースは小さい。
中に入ると、千葉たちが居た。
前みたいなことになると困るので、今度は普通に
友達としてのご飯。
もちろん、自分の部屋でだけれど、Hなことにはなりたくない。
「ご飯食べたら、帰らないといけないんだ。ごめんね」
「全然、明日の予習しないと!そろそろ試験なので」
次からはわたしが前に書いていた小説
「舞能事務所」から、BERRYSというアイドルグループが出ます!
分からない方は、勉強したほうがいいかも?