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あの花の丘で side魚見刀児  作者: イチゴボール
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調査依頼

「私が君にして欲しいことはひとつ、調査と立案だ。」

「ん?二つありませんでした?」

「気のせいだ。」

「で、その内容は何でしょうか。」

「あぁ、その内容は今から話す。」

少し和んでいた空気が一変。軽いはずの空気が重くのし掛かる。

「いま、我々は第二次世界大戦中だ。そして、我らが日本は着実に勝利を収めている。そう、順調だ。このままいけば日本は勝利を収められるだろう。が、最近入った情報なんだが、アメリカが日本を壊滅させる兵器を作ったとの情報が入った。まだ、確証もないが、もしこれが本当ならば日本は壊滅する。そこで君の番だ。」

「へ?アメリカに行って壊してこいでも言うんですか?」

「いや、頭の切れるお前ならわかるんじゃないか?」

「うーむ…」

刀児の頭の中〜

日本が壊滅…?そしたら何が起こる?規模は?……規模は爆発物と仮定するとおそらく一つの都市を壊滅させるぐらいのものだろうな。じゃあ何が起こる?……天皇の後退?それとも、戦争の放棄?多分両方あるだろう。戦争の放棄は言い換えれば平和か。今の日本に似合わないな…!これか!今の日本が平和になるために必要なもの……平和を主とする憲法が必要だ。まさか…

「まさか、憲法の原案を考えろとか言わないですよね…」

「はははっ、あっぱれだ。よくわかったな。お前を呼んで正解だった!」

「は、はあ。」

「君と山谷君には実際に日本各地に回ってもらい、憲法の原案を考えて欲しい。頼めるか?」

「う、は、はい…」

上司に言われたんだ、やるしかない。こうして俺と山谷は憲法の原案を作る旅に向かうことになった。


後に日本に来国したマッカーサーに出会うのだが、これはまた別のお話。

長くはありませんがご視聴ありがとうございました。この後の二人の冒険は皆様のご想像にお任せしますが、時々本編に出てくることもありますので、是非、読んでみてください。次回作品は、

『あの花の丘でside花園由香』です。では、本編か別のところでまた会いましょう。

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