戦いたくない、バトルロワイヤルが嫌で
ワタクシはアグネス・ガレット。六歳。
バタイッレロヤレ王国の辺境の公爵の一人娘です。
この世界では、一人が一体、魔物と契約することができます。
契約をすると、人はその魔物の能力を使うことができるようになります。さらに契約した魔物は知能が上がり、人の言葉も理解して、その上、知能も上がり、短命の場合、寿命も契約者が死ぬまでと、伸びる。
さらに仲良く親友というレベルの中になると、人側が魔物に変化できたり、魔物が人になれるという世界だ。
そしてこのワタクシがすむ王国では、ある一定の身分にあるものは、その国の王座をかけて、バトルロワイヤルをしなければいけないというとんでも規則がある。任期制だ。
ワタクシの身分である公爵家はがっつりバトルロワイヤルの真っ只中に入れる身分である。
なんなら継承権ランキングは一桁代にもなる。
継承権バトルロワイヤルが始まれば真っ先に勝負を挑まれることになるだろう。
だけど、ワタクシは争いごとは嫌なのよね。
ワタクシは前世を持っている。平和ボケした国から転生した。争いごとやバトルなんてものは全部画面の向こう側、ゲームやアニメ、テレビなどの中だけ。
そんなワタクシが、バトルロワイヤルなんてできるわけがない。
だから、私はバトルロワイヤルに参加はするけど、一回戦くらいで負けるような弱い魔物をパートナーにすることにした。
一回戦で負ければ、パートナーも戦わずに済む。
観客席の貴族席に座る貴族の一人となる。
最弱の女侯爵として、後ろ指刺されながらでも、領地を統治していければいい。後継なんて、親戚筋から優秀な奴を、とればいい。
わたくしはこの地で異世界無双するんのですわ。