表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/41

わ、分かったのですか!?

アレクサンデル王太子は、私のことを好きでいてくれた。

その上で、婚約の話を進めてくれたのだ。

でも私は彼と婚約したら後がないと、既成事実婚だけではなく、既成事実が成立したふりまでしようとしていた。


客観的に見れば、まさに私は……暴走していた。


そしてこの私の暴走を、アレクサンデル王太子は知っている……!


「そ、その件は……!」


「マルグリット公爵夫人の舞踏会。チェルシー嬢はいらしていましたよね」


「!」


心臓が激しく反応している。

思いっきり既成事実婚狙いで足を運ぶつもりでいた。でもそこにアレクサンデル王太子がいると分かり、変装にも近い装いで出向き、そして――。


「チェルシー嬢が来場していることは、把握していました。当然ですが、マルグリット公爵夫人には、警備の都合上、招待客のリストを見せていただいています」


「……!」


で、でも。そうよね。そうしますよね。王太子の警備だもの。そこまでする。


「私は……水面下でチェルシー嬢との縁談コートシップの準備を進めていました。あなたにお会いできるのは、顔合わせの時だろうと思っていましたが……。同じ舞踏会に偶然でも参加しているなら、会いたいと思いました。でも部下にあなたを探させましたが、一向に見つからないのです」


そ、それは……。私がフルフェイスの仮面をつけ、強烈金髪縦ロールのかつらを被り、へんてこりんなデザインのドレスを着ていたからで……。あれで見つけることができたら……。


「ようやくあれがあなただと分かった時は、驚愕しました」


「わ、分かったのですか!?」


「消去法です」


部下に探させても私は見つからない。

そこで舞踏会開始の挨拶をするマルグリット公爵夫人のそばに立った時、アレクサンデル王太子はホールにいる貴族の顔を確認した。確かに私は見つからない。でも逆に「これは誰だ?」という人物が数名いた。つまりはフルフェイスの仮面をつけている人物だ。


その中の一人の背格好、スタイルの良さから、私ではないかと見当をつけたのだという。


「正直、驚きました。ルイズからは既成事実婚を狙っていると聞いていたので、どれだけ男性の心を溶かすようなドレスを着て、舞踏会に参加すると思ったら……。仮面、かつら、ドレス。そのどれをとっても、チェルシー嬢の魅力を減退させるものだったので……」


これにはもう、苦笑するしかない。

アレクサンデル王太子に見つかるまいとして変装をした結果。逆に悪目立ちし、バレていたなんて。


「でも、魅力は減退されていましたが、やはりチェルシー嬢は魅力的でしたから。……ティーシュー男爵。彼があなたに近寄った時は……。わたしは嫉妬の炎で気が狂いそうになりました」


最後の一言はリップサービスね。

まさかこの国で一番モテる美貌のアレクサンデル王太子が、あの変装した私がティーシュー男爵と話しているぐらいで、嫉妬するなんて!


「嫉妬もそうですが、心配にもなりました。……ティーシュー男爵はおおやけになっていませんが、自身の屋敷のメイドに手を出したり、招待された舞踏会で、その屋敷のメイドを手籠めにしたという話が耳に入っていたので」


「そ、そうなのですか!?」


私の言葉にアレクサンデル王太子は、こくりと頷く。


「心配でしたので私の護衛騎士に、あなたのことを見守るよう、指示しました」


え、それってもしかして……。


「でもそんな風に見守るのは……不快に思われるかもしれませんよね。自分の恋人や婚約者ならまだしも、チェルシー嬢からしたら、わたしは他人。それなのに護衛騎士に見守らせるなんて……。嫌われたらと思い、彼にはあなたを助けたら、名乗らずに消えろと命じてしまいましたが……」

 

「ティーシュー男爵の暴挙から私から救ってくれたのは、アレクサンデル王太子様の護衛騎士だったのですか!? 私を守るよう、指示を出してくださったのは……お、王太子様だったのですね……!」


するとアレクサンデル王太子は静かに「そうです」と答える。


……!


どうこの気持ちを表現すればいいのだろう。

私はこの舞踏会で、なんとかアレクサンデル王太子にばれないように、ばれないようにと動いていたのに。彼は私を守ろうと、自身の護衛騎士を動かしてくれていた。


もしアレクサンデル王太子がいなかったら。

私は今頃、心身共にズタボロになり、下衆男爵との結婚か、修道院へ行くための準備をしていただろう。


「アレクサンデル王太子様、助けてくださり、ありがとうございます」


「怪我をされていないか。男性不信になっていないか。心配していたのですが……」


「打ち身はありましたが、それも大したものではありませんでした。間もなく痣も消えます。男性不信には……なりかけましたが、でも多分、大丈夫です」


「そうでしたか」と安堵の顔を浮かべる彼を見ると、胸がキュンとしてしまう。そこでさらに気が付く。下衆男爵に下されたあの厳しい領地替えについて。


「ああ、それは……。先ほど話した通り、男爵という地位をいいことに、メイドに手を出した過去もありますから。チェルシー嬢への狼藉も含め、罰があたったのでしょう」


そう冗談めかして微笑むが……。

間違いない。

アレクサンデル王太子は……下衆男爵に対して相当頭にきたのだと思う。本当は断頭台送りにしたいぐらいだろうが、私の件は未遂であり、未遂であっても私の名誉のため、表沙汰にするつもりはなかった。そうなると、できる最大限の罰が、死亡確定の領地替えだったのだろう……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリの作品をご紹介】
●出版社特設サイトはコチラ●
バナークリックORタップで出版社特設ページへ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
80ページが試し読みできる特設サイトへ
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生! でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!』


●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●先手必勝!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

●結末を知らないまま転生●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●宿敵の皇太子をベッドに押し倒し――●
バナークリックORタップで目次ページ
宿敵の純潔を奪いました
『宿敵の純潔を奪いました』

●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●続編開始●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』
日間恋愛異世界転ランキング3位!

●おじいさんと魔女!?●
バナークリックORタップで目次ページ
森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?
『森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?』

●断罪回避の鍵はお父様!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●頑張れ!悪役令嬢!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!
『悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!』

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―』

●のんびりほのぼの●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●断罪終了後シリーズ新作●
『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●表紙絵は平川先生描き下ろし!●
バナークリックORタップで目次ページ
溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~
『溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~』は、稀代の悪女にされ、断罪寸前の公爵令嬢、かつての宿敵と皮肉な再会!

●全13話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『完結●ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

●新作公開●
バナークリックORタップで目次ページ
乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。
『乙女ゲームのラスボスですが、勇者と結婚することになりました。』は、女魔王が主人公です!

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●悪役令嬢新作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
『断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~』は終活で断罪回避!?

●全9話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

●心温まる読み切り全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
『完結●悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~』は勿論ハッピーエンド!

●第2回ドリコムメディア大賞●
●最終選考作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

●読み切り全8話●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』はサクッと読める全8話

●全6話さくっと読めます●
バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

●読み切り新作全4話●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読めます!

●ランキング1位記念新作完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~
『完結●ドアマット悪役令嬢はざまぁと断罪回避を逆境の中、成功させる~私はいませんでした~』は、読者様への感謝を込め、急遽公開!

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

●元祖・ヅラ魔法●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

●全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する
『完結●裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する』は初の〇〇〇作品です!

●全11話完結サスペンス劇場!?●
バナークリックORタップで目次ページ
絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』は、背景にあの曲が流れる!?

●遂に完結!●
バナークリックORタップで目次ページ
聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです
『完結●聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです』
もお楽しみください!

●全7話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
隣国の年下王太子は未亡人王妃に恋をする
『完結●隣国の年下王太子は未亡人王妃に恋をする』は、仰天歳の差純愛!

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

●悪役令嬢・乙女ゲーム●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢・乙女ゲーム
蕗野冬先生の表紙絵作品は
第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!


●第11回ネット小説大賞●
●一次選考通過、二次選考中●
バナークリックORタップで目次ページ
もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!バナー
『完結●もふもふ悪役令嬢の断罪が溺愛ルートなんて設定していません!』
で癒しの読者タイムを☆

●断罪終了後シリーズ●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後シリーズ
『断罪終了後に悪役令嬢だった
と気付きました!
既に詰んだ後ですが
これ以上どうしろと……!?』

第4回HJ小説大賞前期の
一次選考通過作品!

●第11回ネット小説大賞●
●一次選考通過、二次選考中●
バナークリックORタップで目次ページ
乙女ゲームに召喚、即エンディング!?~悪役令嬢?ヒロイン?モブ?立ち位置が分かりません~バナー
『完結●乙女ゲームに召喚
即エンディング!?
~悪役令嬢?ヒロイン?モブ?
立ち位置が分かりません~』

はいかがでしょうか?

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ