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21. 記憶の塔に吊るされた男に忘却という月夜の審判を 1-4

ふへへ、書きたい内容がどんどん変わるんだぁ?そのせいで、頭の中ごっちゃになってきて何処までを消して、どこまで残したのか分からなくなってきたんだぁ?

「あ、居た」


【リマインドテラー】


「ノータイムトラウマ旅行やめろぉぉぉぉぉ!!!!」



せめてもの抵抗として投げナイフを投げると俺を包もうとしていた黒い何かが止まって徐々に消えて行く



「え?正解じゃんこれ、絶対に…」


「…どうして?」


「いや、攻撃されたら攻撃返すヨネッティー王禅寺」


「どうしてあなたは私を追いかけるの…?」


「あ、そっち?記憶消されたしそれ取り返せればいいかなって」


「あなたの記憶は私たちは持っていない。貴方が持っているんだもの」


「いや、でもなんか思い出せないんだって。兄弟のこととかそこら辺が」



なんかどっかのアニメか漫画か小説かであった、記憶はあるけど思い出すための引き出しを閉じられてるパターンか?



「ん~…?でもやっぱり思い出せn【リマインドテラー】」



クソッ!トラウマ見せてくる黒い奴に囲まれた…!



「あんのクソ飛竜がぁぁぁぁぁぁ!!!」









『もしもし?』


「もしもし…もうやだ…精神壊れる…」


『これで5回っ…と。分かったことある?』


「二つだけ…」


『お、今回で確信突いた?』


「まず、あのトラウマ旅行させる魔法っぽい奴は詠唱をしなかったら一個しかトラウマを見せられない」


『…なるほど?』


「あとは、完全にトラウマ旅行が始まるまでに攻撃出来たらトラウマ旅行キャンセルができる」


『え?出来たの?!』


「おう」



フフフ、流石に驚いているな。それはそうだろう、だってこれができればもうトラウマ旅行をしなくて戦えるんだからな



『なら何でトラウマ旅行して戻ってきたの…?』


「うぐっ…別に?ちょっと予想外なことがオキタンダヨー?」



言えない、敵を目の前に考え事をして隙を突かれてやられたなんて…絶対マヌケってバカにされる…!



「おおかた、ボケーっと考え事して隙でも突かれたんでしょ」


「お前、時々エスパー発動するよな」


『何となく…?ほら、本田って恥ずかしくて言えない時ってわかりやすく声裏返ったりするからね…敵の前で考え事でもしててやられたかな~って』


「マジで当てられるのが怖いんですけども…?」


『お姉さんを褒めてくれてもいいんだよ?』



褒めるも何も恐怖しかないが?



『ま、褒める褒めないは置いといて…トラウマ旅行対策できるなら早く倒しておいでよ。大元はガンテツさんのお嫁さんと娘さんの記憶取り戻すやつだけど』


「あ、それについて話し合いで解決できないか会話してみるわ」


『そっ、また分かったら電話してね』


「うい」



現在時刻22:00、もうそろ寝たい所ではあるがこの交渉だけやっておくか…


再度頭にゲーム機を装着し、possibleの世界に入る



「ん〜っとぉ?今度はドラゴニア山脈に…」


「【本田】様ぁ!」


「はい…?」



遠くから俺の名前を叫びながら走ってくる。いや誰だこいつ…【しゃけは方言】…?


へぇ、そうなんだ。いや、そうなんだじゃなくて。マジで誰だお前



「幼…【本田】様…!


「今幼女様って言いかけたよねそうだよね?」


「助けてください!」


「人の話はガン無視ですかそうですか…何を助ければ良いんですか?」


「着いてきてもらえると…」


「分かりました」



怪しさ満点なんだよなぁ…腰には短剣、全身を隠す程の大きさのボロボロなローブ、ホラー映画の殺人鬼並みの猫背


何より短剣なのが怖い、短剣は狭い場所でも戦えるからな…この間の【akira】くん戦で多少目立ってたっぽいしな…


そんな風に考えていると早速路地裏のような人目につかない薄暗い場所に着いた



「ここですか?何も無いですけど…」


「ハヒャッ…!」



俺の言葉には返事をすることがないまま俺に短剣を逆手持ちで振り下ろしてきた



「あ…!っぶなぁい…」


「クソっ躱されたか。一応竜種を倒しているだけはあるな?」


「あ、竜種って言ってもスモール種なんで…あしからず」


「翠飛竜の討伐も目撃情報が出ているが?」


「いや、それもスモール種…というかストーカーさん達怖ないですかぁ…?」



適当に暗器を取り出して腰とズボンの間に挟んでおく



「ハハハハハハ…死ねっ!」


「うわっ…!?」



こいつ…やるな…!?躊躇ないぞ?!



「『スラッシュ』!」



スラッシュ

武器を使った斬撃に補正



「『急加速』…!」



急加速

そんな技システムにない、本田のなんちゃってスキル


それっぽく避け続けてるけど、普通に攻める暇がない…!このままじゃ攻められないからどっちみち死ぬな



「ヒヒ…『首狩り』」


「…!」



聞いたことも無いスキル、そして気付いたらすぐ近くまで接近してる鮭に驚きを隠せなかった


ガキィン!と金属同士がぶつかる音が響き、2人は動きを止める



「ほう…?今のを止めるか」


「流石に驚きすぎて反応遅れましたけどね…!」



拮抗していた短剣を振り抜いて相手の短剣を弾いて少し距離を取る



「最後に言い残すことはあるか…?」


「そうですね…じゃあ…」



相手との距離を一気に加速し縮める



「俺の勝ち、なんで負けたか(以下略」


「…!」



俺の短剣が弾かれるがそれは予想通り、本命は横から飛んでくる丸型の暗器と下からの蹴りあげによる()()



「靴に…刃…?!」



そう言い残して相手はポリゴンになって行った



「はぁ…疲れた…こいつのアイテムどうしようかな…貰っとくか」



装備やアイテムをインベントリに入れ、改めてドラゴニア山脈に移動することにした



「そういえばストーカーの皆様は飛竜種は倒せるのかな…」



まぁ、俺が倒せるぐらいだし倒せるか。飛竜種狩りで複色竜も出てくるぐらいだし…


適当な考え事をしながらもう何度目になるのか分からない、危険地帯に入っていく



「ん…?なんか寒気…………が……」



目の前に現れたのは明らかに今まで見てきた飛竜とは毛色が違う。例えるなら今まで見てきたのはポメラニアンだったのだ。今、目の前にいるのはバト○ウルフだな、しかも八王ギ○ス並の貫禄がある



「oh......ハロー、まよねーずいずきゅーぴー?」


小人種(ピグミー)の子よ、ここから立ち去れ】


「あ、私は人間種(ヒューマン)です…」



ちがぁぁぁぁう!今言うことは絶対それじゃない…!



人間種(ヒューマン)だと…?「我が同胞を狩り尽くす雑種」とあの者共が言っていた種族か…?人間種(ヒューマン)にしては小さいな…】


「いやぁ…その…私は…お二方程しか…狩らせていただてないんですよ〜…?狩り尽くそうとしてるのは私も困っていまして…へへへ」


【ほう…?貴様は自分が無罪だと言いたいようだな…?】


「いや…まぁ、お仲間さんを殺してしまったのには変わりないです…貴方にとって私は許されないことをしたのには変わりません」


【そうか、死ね】



あ、やべっ…お口大きく開けて光ってる…明らかに破壊光線的な何かが出ようとしてる



「でも!でも、私は「楽しいから殺す」とか…「目障りだから殺す」みたいな感じで殺したんじゃなありません。襲われるから殺したんです」


【貴様に噛み付いたのは我が同胞からだったか…要らぬ誤解をした。許せ】


「え…?許してくれるんですか?」


【相手を襲うなら自分も襲われても良いというのが自然の摂理だ。自分から襲い、貴様に殺されたのなら致し方ない】



なるほど…!心広い!すげぇや!流石、飛竜様と言ったところか



【貴様の名は?】


「本田です」


【本田…覚えたぞ、困ったことがあれば我を頼ると良い】


「あ、ちょうど困ってるので…助けて貰ってもいいですか?」



さすがに図々しいか…?いや、ここは一か八かに賭ける…!



【申してみよ】


「その…記憶を消すワイバーンをご存知ですか…?」


【………!?!?】



ワイバーンが驚いたと思ったら俺の口を大きな手で塞いでくる



「…!…!」


【少し待て、それ以上は喋るな】



コクコクと頷くとすぐに手を離してくれる辺り、優しいワイバーンさんだ、やさバーンさんだな



【移動するぞ】



キョロキョロと辺りを見渡し、少し安堵した様子のやさバーンは俺に手を出して待機している



「…はい?」


【乗れ】



俺を手の上に乗せ、頭の上に移動させてくれる。え、これってまさか…!まさかの?!



「うぉぉぉぉぉ!!!!」



ワイバーンは大きく翼を広げ飛び上がり、ミスティルティアらしき街がみるみるうちに小さくなっていく



【我が屋敷まで行くぞ、捕まっていろ】


「はいぃ…!」



その日、幼女は空を飛んだ、嘘のようにでかい飛龍と共に


そして、その飛龍は直ぐに存在が広まり。噂となった





【ここが我が屋敷だ】



ここは…アカツキかな…?そもそも天空島みたいなところだからか?下が何も見えねぇ…隠しエリア的扱いで良いのか…?雰囲気アカツキで間違いないもんな…日本の和が溢れる屋敷って感じがするし



「かっこいいですね!こういう雰囲気の屋敷好きなんですよ!」



うわっ!シャチホコみたいなん付いてる!すげぇ!リアルにあれつける奴いるんだ!シーサーでも作って情報過多にしてやりたいな…!



【我の自室に向かおう】


「はい!」



このデカさの屋敷だからな、くっそ広いんだろうな〜…!この人が自由に動けるサイズって考えると体育館サイズなんじゃないか…?!いや、体育館でも天井が低いレベルだな…


そう考えているといきなりボフッと辺りに煙が立ち込めた



「ゴホッゴホッ…!なに…!?敵襲?!」


「あぁ、すまない」



少しずつ晴れていく煙の中から姿を現したのは髭を真っ直ぐ下にのばし、和服を着たお爺さんだった



「着いてこい」


「え?!やさバーンさん!?かっこいい…!刀とか扱ってそうな感じしますね!」


「貴様は思ったことがすぐ口に出るな…まぁ、心地良いから許す」


「ありがとうございます!」



明らかにワイバーンサイズに作られているこの屋敷を人の姿で入っていくせいで凄いサイズ感がバグって見える…扉もこんなにでかいのをどうやって…



「ここだ」


「そこ!?あんなに扉大きく作られてるのに?!そこ!?」



俺が見ていた縦数十メートルの扉ではなく、少し横にずれた所にある人間サイズの横開きの扉を開けて待っていた



「あれは飛龍の姿の時にしか使わん、あっちから入りたかったか?」


「いえ…!その、一つ質問いいですか?」


「許す」


「あれ実は何トンもする試しの門だったりします?あの扉の奥には狼王みたいなワンちゃんが〜みたいな…ハハハ」


「……?何を言っておる」


「そうですよね!流石にそんなことないですよね…」


「あのサイズだぞ、数トンで収まるわけなかろう。数百が精々だろうな…千までは行かないであろう」


「Oh my goodness…」



試しの門どころの話じゃねぇ…



「ワンちゃん…?というものは分からん、すまんな」


「あ〜いえいえ…!狼のようなものです!」


「狼か…それならレ…いやその話は今では無いな」


「…?」


「こっちだ」



どんどん先に歩いていくやさバーンについて行きながら屋敷見学をしていく



「この部屋だ」


「失礼します…!」



あ、意外とせま…oh!Japanese TATAMI!この落ち着く匂いと感触…!たまんねぇ…!!



「さて…あの方に何か用があるのか…?」



お互いに座って話を始める



「その…私の師匠がそのワイバーンさんの宝と知らずに持ち帰ってしまったらしく…それを返したいのですが…」


「…!貴様…鍛冶師か?」


「はい…」


「酷なことを言うが、無理だ」


「え…?」


「あの方、ドスパイト様は…大の鍛冶師嫌いだ」


「なん…だとっ…!?」



話し合いでの平和的解決は無理なのか…?



「いや…もしかしたら方法はあるかもしれない」



いやどっちやねんと思ったがやさバーンは少し考える動作をした後に髭を触りながら話し始める



「我と犬猿の仲の飛龍が居る。あやつなら昔、ドスパイト様と交流を深めていたという鍛冶師の話も知っておるだろう」


「その飛竜さんはどこに…」


「こちらへ寄れ」



半立ちで寄っていくとやさバーンは自分の後ろにある窓を開けて指を指す



「あの浮遊島に居る」


「え…?いや…え?」



何も見えんが?!透明化の魔法でも掛かってんのか?!



「あ、あ〜…あれですね?あそこに行くにはどうすればいいですかね…」


「あ、すまんすまん。普通の人間には見えない距離だったな」



そう言ってやさバーンが俺の肩に手を置いた瞬間


体の全身に鱗が生え、爪は尖り、目が一気に良くなった



「うぉ?!見えた…!」


「おぉ…貴様めんこいな、どうだ?我の妻となる気はないか?転生の儀で龍人種(ドラゴニア)になって貰う必要があるが…」


「すみません、私はまだまだやりたい事が多いんです。なんせ…まだまだ育ち盛りの幼女なので」


「ハハハハハハ!そうかそうか!我にとっては老婆になってからでもまだ幼い!いつまでも待っていることにしよう」


「…あの島に居るんですか?」


「あぁ、あやつは四六時中ボケっとしておる…!全く面白みのないやつよ…!」



拳を握りしめ、少しイラついている様子…そんなに無気力っぽい人なのか…?



「今日のところは我の所に泊まっていけ!設備は揃っておる。準備をするならしておけ?あやつは…強いぞ」


「…はい!」



まさかの戦う感じっすか…



「あの…」


「なんだ?気になることならなんでも聞け!貴様は我のお気に入りだからな!ハハハハハハ!」


「転移陣とか…無いですか?何時でも会いに来れるように登録しておきたいんですけど…」



ここは俺専用の屋敷だぁ(ゲス顔)


1人でゆっくりしたい時にでも来れるようにしておきたい



「転移陣…?とはなんだ」


「へ?!あ〜、っと…街の噴水の前にある、ワープポイントみたいな…」


「あぁ、人間種(ヒューマン)失われた技術の遺産(ロストテクノロジー)か。作れるが…どこに設置したい?」


「え?!あれロストテクノロジーなんですか?!」


「そうだ、あれは魔王様が我々魔物を支配し、亜人種を含む人類に戦争をけしかけた神話の時代の、リョオジーブンカーイガタテェンソーソチ?なるものだ」


「リョオジーブンカーイガタテェンソーソチ?………あっ」



あ、やばい、震えと嫌な予感が止まらない



「量子分解型転送装置…?」


「おぉ、そんな感じの発音だったな」



マリーオの資料の中には必ずある項目がある


「世界線から考えられる様々な考察」その中に一つだけありえないと思える考察があった


《転移陣を使う際、一定確率で死んでいるのではないか》


1つ…低確率で転送に失敗し、同じ街に転移する


2つ…この広い世界で交易などが行われているのは確認済み、途方も無い距離を行くより格段に便利なはずなのにNPCは使いたがらない


3つ…NPCは死ぬと同じ個体は復活しない。別個体として生まれ変わり、赤子から記憶も技術も引き継がずにやり直す


4つ…「バグなのか」と問い合せた所、運営は「仕様である」と答えた


以上のことから一定確率で死ぬ事で同じ街に転移したと錯覚、NPCが使いたがらないのは死ぬ確率があるからという説明もつく



もし、量子分解して転送したとして。再び人間の姿に戻れない場合は、死ぬ。死んだ際はリスポーンということで同じ街で復活。あいつ、考察で言い当てやがった…!



「と、とりあえず屋敷の前で…お願いします」


「分かった、だが素材が必要だ」


「何が必要ですか…?」



量子分解とかえっぐいことやる装置だからな…伝説の鉱石オリハルコン的なやつとかいるのか…?



「2つ名個体の素材だ」


「……へ?」


「二つ名個体、通常の個体とは異なり、異色の強さを誇る。そのモンスターの素材には鉄より硬い肉、金属を切り裂く爪、常識を覆す力が宿ると言われている。何でもいい、その覆す力が宿っている素材を持ってきてくれ」


「なるほど…それが必要なわけですね」


「ま、我の爪でも金属なんぞ切り裂けるがな」


「もう驚かなくなってきましたよ…」

しゃけは方言

名前の通り、豆知識を披露したいだけの由来らしい。しかもその豆知識は諸説あるというなんとも不確かな名前でもあります。PvP特化プレイヤーで、【akira】戦での本田の動きを見て、1度手合わせ願いたいと思い、行動した。マリーオが言っていた例の超絶可愛い成敗NPCとも戦ったことがあるらしい。



さて、今後どうしようか…(話のストックがほとんど無い上に書きたい内容は日常寄りのほんわか回ばかりの苦悩

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