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1.五人兄姉弟の末っ子は甘やかされる度合いえぐい

もう自分で攻略本書こうかなってぐらいの設定を考えたかったんですけど考えているうちに書きたくなっちゃって「もうどうにでもな~れ♡」状態なのでプロットがほぼ無いです、いつ死ぬかわからない作品ですがどうぞよろしくお願いします。

「っしゃぁぁぁぁぁぁぁ!」


兄弟と友人に勧められたVRMMO、Possibleの初期エリアの近くの森にポップする【隻眼の中鬼】との死闘を繰り広げた俺は久々に周りのモンスターが少しビビる程の雄叫びを挙げた







時は遡って一週間前、学校の教室で昼休みに弁当を食べながら友人に何度も聞かされた今世間を騒がせているゲームへの勧誘を受け続けていた



「ね~、一緒にやろうよ~」


「やだ、俺はリア友とはあまり一緒にゲームはしたくないの」


「なんで~?」



小学校や中学校の頃は良く友人とゲームをしていたが、ゲーム内で喧嘩したら現実まで空気がギスるのも中々めんどくさい。いやマジで。高校からはリア友とは絶対にゲームを一緒にしないと心に決めた。最近も一緒にゲームをやってるのはネッ友か世間から見ると数が少し多めな兄姉だけだ。あ、夏服の袖引っ張らないで…お前のせいで少し伸びてんだからな!


「Possible自体は元々始めるつもりだからあれだけど、リア友とするのはほんとにヤダ。喧嘩して空気ギスるのマジでめんどいし」


「大丈夫だって~、過疎ゲーとは言えサーバー一位のギルドを作ったあんたなら、例え現在急上昇中で日本一は間違いないと言われた神ゲーでもランキング上位は行けるでしょ~?」


「あのゲームはもうやめたしギルドも同盟先に明け渡した、それにギルメンが頑張ってくれただけだ」


「そんなこと言って~?あんたも職業別ランキングでトップだったくせに」


「それは一回だけだろ?あれはサムライ職が何でか不人気で俺の他に2人しか参加者が居なかったからだ」



そもそもあんなランキング当てにならん、ずっとエリアボス周回していた副団長が鯖トップの強さだったのに職業ランキングは番外だ。強者がイベントに参加してなきゃ誰でもランキングトップになれる



「俺はランキングなんてどうでもいい。自由にやるために自分でギルドを作ってギルドでしか受けられない恩恵を貰ってただけだ」


「ふぅ~ん?」


「それに職業ランキングの件もギルメンに「報酬美味しいんで一回は参加しておいた方が良いですよ」って言われたからだよ…」


「ホントにぃ?」



え、何こいつマジで…顔がにやにやと煽って来てて馬鹿ウザい。普通に男女平等主義者な俺は顔面でも殴れるぞ?ランキングの件も少しだけ同職の動きを見て見たかったのも半面あったけど初心者しか居なくて実力差でのいじめみたいになってたからな…やめて、初心者相手に時間かけてるのを不審な目で見ないで…!俺だって一生懸命下手くそなりにやってんだ!おい!そこのギルメン、他職のギルメンを連れてくるな!みんなして俺を応援するなぁぁぁぁぁ!恥ずかしいだろぉぉぉぉぉぉぉ!



「…ハッ!」


「おかえり、またトリップしてたね」


「とにかく…絶対にお前とはやらない…」



高校もまだ始まったばかりで仲良くなったばかりのこの時期に一緒にして喧嘩でもしたらどうする?確実に他のクラスの奴らに言いふらされるに決まってるだろ。こんなところで俺はまだ高校生活を詰ませたくない



「なら私から探すから」


「絶対に逃げ切ってやるわ」


「私から逃げられるとでも思ってるの?」


「7...いや、8割は行けると思ってる」



だってこいつ中々廃人じみた動きとか日課してるからそもそも俺を探していると多分だが悪目立ちする。最初の村に終盤の村に居るはずの勇者が居たらちょっと目立つだろ、そんな感じだ。



「兄姉にも勧められてたからな、取り敢えず兄ちゃん達に追いつかなきゃな~」


「また兄ちゃんか~、友達はダメでも兄ちゃん達ならいいんだ?」


「兄ちゃん達なら喧嘩することほぼ無いし、多少空気ギスっても姉ちゃんがどうにかしてくれるし」


「兄弟好きね~?」


「そりゃな、五人兄弟の末っ子舐めんな。親より兄弟に育てられたんだぞ」


これは結構マジ、長男との歳の差は12、今年で俺が16の年だから長男は今年で28だ、奥さんもいるし子供もいる。一番上の凄いところは育児を奥さんに負けないレベルで頑張ってるくせにゲームはしっかりしている所。まぁ、奥さんもゲームには興味があったようで、時々一緒にするがこれまた上手い、すぐにコツを掴んで応用もこなすなかなかの逸材と見た











「じゃあな、ゲームで見かけたら取り敢えず逃げるからな」


「じゃね~、ほんとそういう所酷いよね」



学校も終わり小走りで家に帰った。なぜなら丁度今日は次男からPossibleが家に届く日。恐らく玄関の所に置かれているはずだ



「お、やっぱりあるな~。これは結構楽しみ」



俺向けに次男から届いた段ボールが置いてあった



「それにしても兄ちゃんの財力どうなってんだ?一緒にしようと誘ってきたゲームは大体兄ちゃんが俺の分まで買ってるぞ…?」


次男は婚約相手は居るが別居中で金は余ってると言っていた。普通に奥さんといつか暮らす資金にすればいいのに…とは思う。まぁ買ってくれるからありがたいことこの上なし。流石兄ちゃんだぜ…!



「風呂掃除は朝した。夜飯も頼まれてた仕込みはしておいたから…あとは父さんがやりたいって言ってたからまぁ任せて良いだろ?提出物も学校の授業中に板書と同時並行でやっておいた…よし、風呂入ってゲームしても怒られない!」



速攻で制服を脱いで洗濯機に突っ込んでからスマホで音楽を鳴らしながら全身を隈なく洗って浴槽に浸かる



「ふぃ~…このために生きてる…そうだ、「キャラクリの項目が多い」って兄ちゃん達言ってたからな…今のうちに決めとこ」



音楽をバックグラウンドに切り替えてスマホでPossibleの公式サイトを開いて職業欄や初期装備、見た目を一通り見ていく



「いや、多いとかいうレベルじゃないぞ?めっちゃスクロールしないと全部見れないし、一気見にしたら字が小さすぎて拡大しないと結局見えん…」



なになに?『職業はモンスターを倒して超低確率でドロップするアイテムを使うとモンスター職にもなれます』?やば、調整とか結構運営頑張ってそうだ



「兄ちゃん達は確か()()()()()って言ってたよな」



長男は近距離戦闘職で大体攻守共にできる片手剣と盾持ち、王道RPGの勇者のような感じ。自バフから回復、少しの魔法まで覚えてのオールラウンダー


長女は遠距離戦闘職で今回は魔法職にしたと言っていたな、前回は狩人かなんかで弓を扱っていたが今回は杖を持って戦うようだ、物理と特殊で攻撃を分けられてるのはデカいな…姉ちゃんのことだから多分バランスを考えてくれたんだろう


次男も近距離戦闘職だが攻撃全振り、当たって砕けろスタイルだ。どんなに相手が速かろうと大剣という高火力の塊とスポーツで鍛えた圧倒的動体視力で全てを砕く、チカライズパワーな脳筋マン


三男は後方支援職で回復と全体バフからデバフまで全ての後方支援の詰め込み型を愛する超絶縁の下の力持ちマン



「俺はいつも変えてるからな~…今回は戦闘職じゃなくて生産職でもいい気がするな…長男(兄ちゃん)の奥さんはいつも生産職で俺達の攻略の鍵で結構楽しそうだし」



よし、俺は今回鍛冶師から入ろう。全員の武器のメンテも出来るし自分で色んな武器を試したりできそうだしな…うん、後でチャットで言っておこう



「よし…!早く風呂から上がってやるぞぉ…!」



身体を拭いてドライヤーで髪を急いで乾かして部屋に置いてある頭に装着するゲーム機の中に次男から届いたゲームカセットを入れてダンボールの中に一緒に次男からの手紙と缶ジュースが入っていることに気づいた



「おっと…気づかんかったらこのままダンボールごと畳んで捨てるところだった…手紙は危ないな。缶ジュースは気づくだろうけども」



凌へ

学校はどんな感じ?新しい友達出来た?困ったことがあって父さんに言えなかったら兄ちゃん達に言ってくれたら相談にも乗るし解決できるかもしれないから遠慮なく言ってね、ゲームを送ってる箱の中の手紙で言うのもおかしな話だけど、あまりゲームもやり過ぎないように、提出物とか学校のこととかが終わってからゲームはするんだよ



「毎回ゲームで会ってる時に言ってる事とほとんど一緒やんね。心配性なことで」



手紙を畳んで一緒に入っていた缶ジュースを一気に飲みきってから頭にゲーム機をセットして布団の上に寝てゲーム機を起動する。ゲーム機が起動するまで10秒ほど、逸る気持ちが抑えられないが一気に現実(リアル)から仮想(ゲーム)の中に入って行く



「さぁさぁ、楽しみなゲームの中に入って行くとするかねぇ?」

色んな作品見過ぎて「これ面白いよな」で書いてるのが無意識で似せてしまっている説があるので「これあの作品に展開似てね?」ってなってもたまたまだと思うので優しい生暖かい目で見守ってください

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