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おれんじの日常  作者: おれんじ
2017年 6月
1/5

23日 天候 晴れ

目覚ましで目を覚ましたけれどいつもの眠気より先に頭痛が襲ってくる。


「頭が痛いし、喉も痛い、やっぱり風邪か…」


昨日から体調は良くは無かった


「仕事を休みにしといて正解だったな、こんなんで仕事に行ってたらタフな俺でも流石に倒れたかな」


頭痛と睡魔に襲われながらも睡魔に負けた俺は2度寝することにした


「ふぁ…今何時?」


枕元に置いてあるスマホを手に時間を見る


「なんだよまだ10時じゃん、おやすみ」


この時、頭痛もあったがやはり睡魔の方がまだ強かったからか3度寝をする


「あぁ……頭が痛い」


痛みで目が覚めると同時に尿意に襲われトイレに向かおうとしたが身体がふらつき思うように歩けない


「あー、ふらふらするし頭痛いし喉も少し痛いしで完全に風邪じゃん、ふざけんなよウイルス! 後で殺してやるよ! お薬がな」


誰に言うわけでもなく朝から独り言を言いながら無事トイレを済ませ薬を飲んだ


「ん? そういえば今何時だっけ? ってもうお昼じゃん! どうりでお腹が減っている訳だ」


3度寝からの起床で気づけば時間は12時40分になろうとしていた。


「朝は麺♪ カップ麺♪ 朝からヘビーなカップ麺♪」


部屋でこんな歌を歌う23歳は他にいないだろう

そうこうしてるうちにお湯が沸いたようだ


「ごちそうさまでした! やっぱり休日の朝はカップ麺にかぎるねー♪ さてとゴロゴロしますか!」


彼女もいない、友達は少ない、お財布の中身も少ない

ない事だらけの男の休日は大体こんなものである


「ん? 何かスマホの読み込みが遅くないか?」


メッセージ 速度制限のお知らせ…


「速度制限さん来るの早くないですか? まだ来月まで1週間ありますよ」


1人でスマホと仲良く話せるのはもはや特殊能力です


「さてと、スマホちゃんはおやすみなさい! 起きろー! iPad君」


スマホとiPadの2代持ちで良かったと心から思いました


-ズキンズキン-


「あぁ、風邪引いてるの忘れてた、頭痛いし気持ち悪いから、やっぱりiPad君は2度寝してて」


風邪を引いてる事を忘れて安静にせずにアプリをずっとやっていた代償に激しい頭痛に襲われた


「もお、寝る! ふて寝する! おやすみ!」


と誰かに喋ってる訳ではなく独り言です


〜夢の世界〜


夢を特に見ることなくスヤスヤと本日4度目の睡眠です


-ガチャン-


「ただいまー」

「んぁ?うえが帰ってきたのか…」


母が帰ってきて目を覚ましたようです


「おかえりー今日は仕事早かったね?」

「仕事は休みで体調良くないから病院帰りだよ

ご飯は食べる?」

「食べるよー」

「あーい すぐに出来るから来てねー」


母と2人で実家暮らしな成人済男性ですけど何か?

マザコンでは無いですよ


「ご飯出来るまでスマホをいじろうかなって速度制限だったからiPadでYouTubeでも見よっと」


YouTuberと呼ばれる方を良く見ています


「めーしー!」

「あーい、今行くー」


ご飯が出来ると部屋に篭ってるので呼ばれるけど

皆もそうだよね?


「昨日から体調良くないって話したじゃん?」

「薬はちゃんと飲んだ?」

「飲んだけど効き目が薄い」

「そんなすぐに薬で治ったら風邪なんか流行らないでしょ」

「確かに! ごちそうさまでした」

「今日は夜遊びに行くの?」

「体調悪いから部屋で篭って寝る」

「あーい おやすみ」

「おやすみなさい」


友達は少ないけど遊ぶ友達はちゃんといるもん!


「さっきの続きでも見ますか」


-YouTube鑑賞中-


「そろそろ風呂にでも入るかな お風呂♪お風呂♪〜」


今度はお風呂の歌ですけど何か?


「うーえー! バスタオル忘れたから取ってー!」

「ほれっ」

「ありがとう」


中の良い家族って言われるのが自慢だったりします


「今日は体調も良くないから早めに寝ようかな?

その前に友達の小説見て感想言ってから寝よう」


友達に感想を言ったらすぐに寝る予定だったのに

気づけば小説を書いている馬鹿がいた


「あかん、もう01時30分じゃん! もう寝よう

スマホを充電しておやすみなさい」




ここまで読んで頂き感謝です♪

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