表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
twinkle  作者: みはる
8/11

twinkle―――光side



純一郎が無言で僕を睨んでいる。



「…何?」


「"何?"じゃないだろ。わかってんだろ?」


「……わかってるよ」


「もう金曜日!明日と明後日は休み!」


「そだね」


「お前、わかってないだろ?いつ仲直りすんだよ?」


「…………」


「リスナーに謝るのか?"仲直りどころか、話し掛けることすら出来ませんでした"って」


「ちゃんと仲直りするよ」


「話し掛けるなら今日しかないぞ?」


「月曜日もあるよ?」


「お前なぁっ…」



純一郎に言われなくてもわかってる。

話し掛けるとしたら、今日しかないことを。


なんてことを宣言してしまったんだろう。



"仲直りしてくる"



自然と口から出た言葉だった。

きっと心のどこかで、そうゆう気持ちがあったのかもしれない。


頭の中で、幼い頃に最後に交わした会話を思い出していた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ