白のメガネ
「ねぇねぇ白くん。」
つぎの日もそのつぎの日も2人は白にはなしかけ続けた
そしてなぜか日に日に仲良くなっていった
そのせいか白へのいじめもだんだんなくなった
「私、海。よろしく。」
「私は渚。」
「よろしく。」
白はそれだけいうと約束どうりメガネをはずした。しかもクラスのみんなのまえで。「ちょっとあんたほんとに…」
とみんなが口々にいう
「オレさ小学校の時いなくなったお父さんが原因でいじめられてた。」
「え!?」
渚と海が声をそろえていう
するとみんなが2人をみる
「私もおなじ原因でいじめられてた。」
とこれは渚
「わたしも」
「そういえば私の小学校にもいたなそんな子」
「オレの小学校にもいた気がする。」
「みんな小学校どこ?」「私は帝等南小学校」 「オレは桃沢第二小学校。」
「みんな帝等市内の小学校だ」
「そういえば、今朝このことニュースでやってたんだけど被害にあった子はみんなお父さんがいなくてかわいかったりかっこよかったりするらしいよ」
「お父さんがいない?」「お父さんがおなじだったら…」
「全員が美人なのもうなづける。」
「1年B組で犯人みつけるぞ」
「おー」
どうですか?




