隠し秘剣かぐや姫
猿の助が泊まった宿屋で出会ったのは恐ろしい剣の使い手かぐや鶴丸であった。鶴丸は猿の助の纏った血の臭いを見抜き状況はまさに一触即発であった。
猿の助「今やる気か?」
鶴丸「大丈夫、安心して♪今夜はやらないから」
猿の助「そう言いながら寝込みを襲うつもりじゃないだろうな?」
鶴丸「しないよそんなこと、僕は不意討ちが大嫌いだから。あんたにも納得して斬られてくれ無きゃ♪」
猿の助「・・・。」
そして夜が明けた。
鶴丸「あ~良い朝♪昨日はぐっすり眠れた?」
猿の助「お前のせいで落ち着いて寝られなかったわ!!」
鶴丸「じゃ、早いとこやっちゃおうか♪」
猿の助「いいだろう!」
二人は宿を後にする。二人は人気の無い山林に足を運んでいた。
猿の助「この辺で良いだろ!!」
鶴丸「うん、一夜を共に明かした者に斬られるってどんな気分?」
猿の助「俺は斬ったことしかないから分からんな!!まあお前はこれから嫌でも思い知ることになるがな。」
鶴丸「あくまでも強気だね♪あんたは特別に最高に美しく斬ってあげる。」
二人は刀を抜き構えた。
鶴丸「来なよ♪」
猿の助「どりゃああ」
先に斬りかかったのは猿の助。横凪ぎ突きの応酬、しかし鶴丸は軽やかに余裕でこれをかわす!
ヒュン
ブン
猿の助「そこかっ」
スカッ
猿の助「何!?」
鶴丸「あんた良いね♪絶対美しく死なせてあげる!私の目を見てごらん!!秘剣かぐや姫」
猿の助「うっ!?」
鶴丸「さあ斬って下さいと悲願しな♪美しく散らせてあげる♪」
猿の助「あぉあっ」
猿の助最大の危機。果たして勝負の行方は?




