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剣豪伝  作者: 苦痛笑虫
17/23

決戦!!苦渋久里浜

遂に始まった宿命の対決。勝つのは?

遂に運命の時が来た!深夜の丑三つ時、約束の場所に足を踏み入れる猿の助。そこには大きな人影が映る!先に来ていた団十郎であった。


猿の助「もう来ていたのか?」


団十郎「ああ、我慢出来ない質でな!二つ聞いておく、一つ何故股うえもんをやった?」


猿の助「奴が目の前にいた、ただそれだけのこと!」


・・・。


団十郎「2つ、お前何者だ!!」



猿の助「猿山村出身、猿の助」



団十郎「わははは、田舎育ちの農民風情が!其だけで充分万死に値するぞ!!」


団十郎「死んでしまえぇぇーっ!!」


猿の助「来いっ、団十郎!!」


団十郎の凄まじい剣気がほとばしる!!


飛び出したのは二人同時だった。団十郎が上段を降り下ろす!


ズドオォォン


しかしこれをかわした猿の助が槍で突きに掛かる!


ガギンッ


しかし刀を返し弾き飛ばす団十郎。さらに団十郎は地面をえぐるように凪ぎ払った!


ずばばばっ


小さな石や砕けた石が猿の助に飛んでくるがこれを全力で防ぐ猿の助、しかし剥き出しの腕は瞬く間に傷だらけになるほどの石礫。既に猿の助はかなりの傷を負ってしまった。


猿の助「はあっ、はあ」


団十郎「まだ半分の力も出してないぞ!」


猿の助「そう来なくてはな♪、この程度ではたかが知れる!!」


団十郎「!?っこの餓鬼~!いいだろう…見せてやろう、全力をな!!」


猿の助は震える腕に力を入れて受けてたつ!!


団十郎「だりゃあああ!」


ズダアン


刀を叩きつけ砂煙を巻き起こす団十郎、瞬く間に視界を煙が包み込む。


その刹那、団十郎の上段が猿の助に降り下ろされる!!団十郎の渾身の一撃!


どがああぁぁぁん!!


凄まじい風圧、しかし猿の助にはあたっていない。


団十郎「何!?」


猿の助「同じ技が何度も通用すると思ったかあ!!」


団十郎の必殺の一撃をかわした猿の助が刀で団十郎の膝に渾身のつきを放っていた。


ガキン


猿の助「ちっ!これでも駄目なのか!?」


団十郎「くくく、何度やろうと同じこと!!俺の足回りは鉄壁」


直ぐ様後ろに下がる猿の助を団十郎が追撃する。咄嗟に岩を盾にする猿の助!!しかし団十郎は岩にその剛刀を降り下ろす!


バガアァァン!!


猿の助「何・・・。!!」


岩は砕け飛び散っていた。


団十郎「俺に勝てると思ったか?俺の剛刀は岩をも砕く!!」


猿の助「化け物め…!」


団十郎の人知を越えた力を前に旋律する猿の助、果たして勝機は有るのか!?




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