烏!肉の音を聴く
約束の時、今夜!!闇試合会場に足を運んだ猿の助。烏は随分前に来ていたらしく待ちわびた様子であった。
烏「やっと来たか!!死んだあともズタズタになるまで肉の音を奏でてもらうからなあ♪」
猿の助「待たせて悪かったな?だがここなら思う存分人を斬れる、いや刺せるだったかな?」
烏がかたなを抜き突きの構えをとる!しかし猿の助は構えを見せない!!
烏「なんのつもりか知らないが俺の神速の突きをかわすなど不可能」
両者睨み合いながら距離を詰めていく!!
猿の助「この男は速い!ならばこれしかない」
烏「死ねぇーっ!!」
ジャッ
先に烏の突きがくる!神速の突き、猿の助は刀を抜き烏の刀を弾くが直ぐに連続して突きがくる!
ガギンッ
チャリッ
猿の助「今だ!!」
猿の助はわざと刀から手を離した。刀は弾かれ宙を舞う!!
烏「ははははは~、もらったあ!」
烏は追撃の啄木鳥を放つ!!
同時に猿の助は一歩後ろにステップすると槍を手に取り前に突きだした!!
勢い余って槍に烏の肩が深々とえぐられた。
烏「おのれ~!この死に損ないがあ!!」
利き腕を使えなくなった烏は刀を持ちかえると更に突きを繰り出した。が先程の勢いは無い、猿の助は槍で刀をあしらうと今度は首に突き刺した。
ズシャ!!
烏「ばっバカな!!がぼおおぉっ!?」
血を喉に詰まらせながら遂に動きを止めた烏。まさに満身創痍。猿の助がその喉元から槍を抜くとおびただしい血が流れ出た!
烏「聞こえたのは俺の肉の音だったようだな~、良い音だ。今までで最高だあ…ゴバハアァッ!!」
ドシャッ
烏は死んだ、猿の助は刀を拾うと夜の闇に消えていった。




