啄木鳥
強者を求め修行の旅に明け暮れる猿の助。暫く歩くと少し先のほうで侍同士の斬り合いが始まった!どうやら喧嘩らしい、白昼堂々道端で両者刀を構え睨み合っている。一人は体格の良い男、もう一人は長身の痩せた男であった。先に動いたのは痩せた男であった。
ジャッ
ズズズズズッ
ズシュシュシュシュッ
ぎゃあああ!!
ギャイイイヒィィ!
痩せた男は素早く刀を突き出すと相手に何度も何度も刀を突き刺した。相手の男はたまらず悲鳴を上げた!!
男「イテエェ、もうやめてくれぇ~っ!!」
しかし痩せた男は止める素振りを見せず再び刺しまくった!!
ズシュシュシュシュッ
男「ギャイイイヒィィ」
ズズズズズ
男「ヤメテッ」
ズシャ
男「やめっ、ゴハッ!!」
相手の男が生き絶えても刺し続け蜂の巣にする痩せた男!!まさに異常な光景であった。
見かねた猿の助が止めに入った!
猿の助「もう勝負は着いた!!何故そこまで執拗に刺すのか!?」
痩せた男「ふふふ、俺の名は烏!俺は人を刺す感触で興奮するのだ。この肉に刃が突き刺さるおとは俺の潜在能力を一気に引き出せるのさ!」
猿の助「ここでは人目があるやも知れん!!見つかれば騒ぎになるぞ!!」
烏「邪魔をすると言うのなら貴様にも味わって貰うぞ♪俺の神速の突き、啄木鳥をな!」
猿の助「本気でやると言うのなら相手になるぞ!!もしその気が有るのなら今夜開かれる闇試合で相手をしてやる!」
烏「闇試合!?なるほど、貴様もそっちの人間だった訳か!!俺はついてるぜ♪良いだろう、乗った。今夜聴いてやるよ、俺の刀が貴様の肉に突き刺さる音を♪」
こうして猿の助は烏との闇試合を約束した。神速の突きが猿の助を待ち受ける!!




