悪夢
遂に果たし合いになった猿の助と鶴丸。序盤から怒濤の攻めを繰り出す猿の助だがそれを余裕でかわした鶴丸はこれまでに数々の剣豪を打ち倒して来た悪夢の秘剣かぐや姫を放った!
猿の助「うっ、なっ何が起きたんだ?」
鶴丸「気分はどう?美しく斬ってあげる♪」
猿の助「な、何故だ!?なんだか斬られたい、俺は鶴丸に斬られたい。うおおっ」
鶴丸「さあ、悲願してごらん♪綺麗な血しぶきを上げながら死なせてあげるよ、きっと気持ち良いよ♪」
猿の助「きっ斬ってくれ~、斬って下さい」
鶴丸「やっと聞けた♪あんたの悲願。初めて会ったときに絶対聞こうと思ってたから~。じゃあ、美しく死にな!!」
猿の助の眼前に鶴丸が迫ってくる。
しかし猿の助の頭にある男の顔がよぎった。その刹那鶴丸の刀が猿の助の首筋に降り下ろされる!!
バヒュッ
鶴丸「え?」
かわしていた。間一髪かわしていたのだ!!猿の助の頭をよぎったのは吉岡団十郎だった。皮肉にも団十郎に対するライバル意識が猿の助を救ったのだ
鶴丸「何…どういうこと?僕のかぐや姫を破ったとでも言うの!?そんなわけ無い。」
猿の助「危なかった…もう少しで俺はこいつに!!俺はこんなところでこんな奴に殺られる訳にはいかない!」
鶴丸「こんな奴にとは言ってくれるわね!あんたは僕に悲願したの、斬ってください~って、だからあんたは僕に斬られなきゃいけないの♪」
猿の助「悪いがお前に斬られるわけにはいかない!あいつとの決闘が待ってるんだ!!」
鶴丸「あいつ、あいつって誰!?そんなの許さないわよ!!」
秘剣かぐや姫を辛くも破った猿の助だが戦いはこれからであった。




