10年目の回想(200文字小説)
結婚して10年。
もちろん妻を愛している。
出会った日のことは今でも覚えている。
行きつけのスナック。
ある日ママが見かけない子を連れてきた。
「今日入ったケイちゃんよ。よろしく」
「はじめまして。ケイです」
彼女は僕の隣に。
「ねえ、誕生日はいつ?」
「今週の土曜日」
「プレゼントしてあげる。何がいい?」
僕をじっと見ている。
不覚にもドキッとした。
「何がいい?」
「目が覚めた時に君の顔が見られたらうれしいな」
「いいよ」
結婚して10年。
もちろん妻を愛している。
出会った日のことは今でも覚えている。
行きつけのスナック。
ある日ママが見かけない子を連れてきた。
「今日入ったケイちゃんよ。よろしく」
「はじめまして。ケイです」
彼女は僕の隣に。
「ねえ、誕生日はいつ?」
「今週の土曜日」
「プレゼントしてあげる。何がいい?」
僕をじっと見ている。
不覚にもドキッとした。
「何がいい?」
「目が覚めた時に君の顔が見られたらうれしいな」
「いいよ」
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