第3話レイ冒険者になる
ここが、冒険者ギルドか。
目立つところにあるなぁ〜。
とりあえず入るか、ガチャ。
へー、なんだ荒くね者ばかりだと思ったけど全然ちがうんだ。とりあえず、カウンターに行く。
「冒険者登録ってできますか?」
「はい!できますよ。何か紹介状ありますか?」
あ、そういえばあよ領主が渡してきたな。
「これってそうですか?」
「は、はい!これであってます。」
「えっと、レイ・グランド様ですか?」
「そうです。」
少しだけ違うと言ったらどうなるのか気になった。
「はい、確認終了です。それでは、ギルドの説明を、はじめます。」
「まず、冒険者ランクについてです。ABCDEFの六段階です。例外としてSもあります。これは、Aランク以上と判断されます。世界にたった3人しかいません。次に、依頼は自分と同じランクか、それ以下しか受けられません。例外として緊急クエストは、別とします。」
「何か質問は、ありますか?」
聞いてて、思ったけどSランクは、バケモノしか分からなかった。
「どうやってランクを上げることができますか?」
「それは、自分と同じランクのクエストを、10個以上クリアすれば、上がれます。それでは、他になければ進めます。」
「はい、大丈夫です。」
「あなたのランクは、紹介状によりますと………
は?い、いえ!なんでも御座いません。ちょっと待ってください。後ろにあるとびらに入ったかと思ったら、おじさんがでてきた。周りがざわめく。
「私は、ギルド長のガロウだ。君の招待状によれば、君はSランク相当の実力だそうだ。少しテストをさせてもらう。」
「そう、嫌そうな顔をするな。何簡単さゴーレムを倒してもらう。ほんとに実力があるなら行けるはずだが?どうなんだ?」
つまりこいつは、俺が弱いと思っていると滑られたものだな。
「かかってこい、楽勝だよ!」
使う武器は、槍だ。大抵は、対応できるからだなゴーレムは、身体のどこかに文字が刻まれている。そこを、けずれば、一撃で倒せるってきいたことあるけど、3メートル級のゴーレムの額に書くのは違くない?
「用意、スタート!」
ゴーレムは、鈍足だ。攻撃を避けるのは、容易い。
「さぁ、どうやって倒すか?」
ゴーレムの攻撃だ。振りかぶって殴ってくるから、腕より内側に入る。背が低くなる。槍で文字を、削る。あとは、全力で下敷きにならないように逃げる。これだけ、後ろからズドーンという音が聞こえる。
「合格ですか?」
「あぁ、ここにレイ・グランドは、Bランクであることを、ギルド長ガロウの名のもとに承認する。」
うぉーーーーーー
冒険者ランクBになりました。
次回は、初めての依頼です。
もしかしたら、仲間ができるかもです!
気分次第です、