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英雄日記  作者: 暁
英雄の旅立ち
2/15

レイの旅立ちになる

さて、決めたはいいけど、どうするか?

一回戻るか。今何時かな?

あれ?頭がクラクラする。

バタ!

…………………………

「は!ここは?」

病院?いや、違う。ここはどこだ?少し歩こう。

「お、おい君!起きたのかい?」

「ん?」

誰だ?こんな医者いたか?

「誰ですか?あとここはどこ?あと………」

「あ、そうだね。僕は、医者のランだ。ここは、

下町の病院。次は、君のばんだよ?君は、誰?」

「俺は、レイ。レイ・グランド。ランさん。なぜ俺は、ここにいるかわかりますか?」

「君は…いや、レイ君きみは、街の少し離れで倒れてたんだよ」

そういえば………

「は!こうしちゃいられないリンのところに行かないと!」

「リン?どこかで聞き覚えが?あ!待って、レイ君服着てないよ!」

あぁ〜寒い原因これか!

服をきる。あったか…じゃない。リンのところに行かないと。って思ったけど、どうやって合うつもりだったのだろうか?考え無しも甚だしいレベルで考えてなかった。

「そういえば、なんの病気だったんですか?」

「あ、えっとそうだ!貧血!ただの貧血だよ。」

「貧血?」

この、医師忘れてたな。

「そう貧血!」

「それで、いくらですか?治療費?」

「いや、いいよ。ただ、ベッド貸してただけだし。」

「わかりました。それでは、ありがとうございました。」

「うん、気おつけてね!それと、怪我したらここに来るんだよ。特別価格にしとくから。」

一応、後ろ向きで、手を振る。まぁ、もう来ないだろうけど。さぁ、戻るか。

戻ると、皆がこちらを見てはキョトンとした顔をしている。奥の部屋でこの街の領主様が、よんでるとか。コンコン………

「入れ!」

「はい、レイ・グランドです。今回は、なんのご要件でございましょうか?」

「君は、何日間ここにいなかったか知ってるか?」

「わかりません!」

はぁ、と溜息をつくと…

「3日だ!3日もの間いなかったんだ!」

「この、騎士団から破門だ!!!」

「えーーーーーーーー!!!!!」

「騎士、レイ・グランドは、これをもって破門とする。即刻荷物を、持って出ていくことする。」

「これで、騎士レイ・グランドの処罰を、終了とする!」

は?これからどうしろと?とか思っていると、

領主様が、耳打ちで…………

「これで、自由だろ。リンを、救ってこい!

これは、ワシからの極秘命令である。

このあとは、冒険者になれ!紹介書じゃ。

部屋においておく。今までご苦労じゃった。」

少しだけ、涙がでた。

「ありがとうございました。」

荷物を取りに部屋に帰ろうと思って歩けば周りのやつらが、頑張れや、頼んだぞとか、コイツラ俺がやろうとしていることは、犯罪だぞ。と思いながら心の中では、ありがとう。そして、さようなら!と思ってる俺がいる。荷造りが終わり、門の前に立つこの前とは、別の深い意味がある。

「これは、決意表明だ!ふー、行ってきます!」

新たな一歩だ。

今回は、悲しさではなく旅立ちについて書きました。果たしてリンを、救えるのか?それとも無理なのか?それは、暁の気分次第です。

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