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英雄日記  作者: 暁
英雄の旅立ち
14/15

色々含めて英雄。

オーナーを、助けるために賭博場に来た俺達

「おぉ、でかいなぁ〜」

ギルドの5倍近い大きさを、誇る賭博場。

ここが、夢を売っていると告知している場所

「失礼ですが…ご主人様、お金はあるのでしょうか?」

「ん?あ〜金。メイン武器担保にして借りてきた。」

「借りたなら返さないといけませんね。」

とくすくす笑った。

(あぁ、そうだな。)

(別にお前の声聞こえてないぞ。)

(分かっとるわ。てか、あの作戦マジ?)

(大マジだ!じゃなきゃ、槍を担保になんかできないわ!)

(まぁ、お前は見てるだけだな今回。)

(あぁ、今回はお前にかかってる。)

(はぁ…作戦の確認だ。)

(よろしくな。)

(まず、俺とお前が入れ替わる。俺がスキルで注意しながら、相手のイカサマを暴く。)

そう、ここはイカサマを見つけられたら問答無用で1位だ。

(俺だけでは、限界がある。シェルにも活躍してもらうと。)

(あぁ、そうやって初めてお金が稼げる。)

(目標は?)

(金貨10000枚。)

(は?マジか…予定より高くね?)

(以外にも槍が良い担保になってよ。)

(そ、そうか…)

槍を担保にしたら、金貨1000枚も貸してくれた。

「じゃぁ、頼んだぞ。」

身体が入れ替わった。

コキコキと首を鳴らし前髪を上げてオールバックに雰囲気がガラッと変わり、そこにはルシファーがいた。

「おぉ、初めて見ましたけど、ほんとにいたんですね。てっきり妄想か二重人格かと思っていました。」

「あぁ、はじめましてルシファーと言います。」

(かしこまりすぎだろ〜www)

(う、うるさい。)

(それにしたって……あの〜ルシファーさんがねぇ〜こんな事になったら笑う以外……www)

(笑いすぎだ…そんな、滑稽か?)

多少圧を加えたくらいだがそれくらいじゃねぇ〜足りないっすよ…。

(あぁ、俺が滑って転ぶくらい滑稽だよ…)

(そこまでだな。)

「は、はい。始めまして。私…シェルって言います。」

「では、作戦通りにいきましょう。」

「はい。」

中に入ると、そこは豪華絢爛なカジノだった。目移りするほど沢山の台がある。

「最初、何からやります?」

「イカサマが暴きやすい、ポーカーからにしましょう。」

近くにあるポーカーの席にルシファーが座り

シェルは、ルシファーの斜め後ろから見守る。形になる。

親がシャッフルをする。特に異変はない。

ここからだ。と言わんばかりに周りの目が変わる。配られたあとに二回目の交換の時間。

異変は…ない?どうだ?と目でシェルに確認を取る。小声で…

「あの、1番奥の人袖から、ダイヤのエースをだしていました。手札に加えたかと思われます。」

親がオープンと言うと直前で手を挙げる。

「1番奥の人イカサマしてるな?」

「なっ!」

「そいつの、袖を見てみな。」

抵抗は、許さないとばかりにそいつの腕を見ると、1セット分のトランプが出てくる。

親が言う。

「1位は、ルシア様です。」

ルシア、ここでつけたあいつのあだ名。

そのまま勝ち続けたが、当然だけど戦う相手がいなけりゃぁ、続けられない。金貨7856枚稼いでその日は、後にした。

「大量、大量!」

「はい、たくさん取れましたね。」

「お、おいちょっと待てよ!」

「あぁ?」

威圧込みの睨み。

「あんたが稼いた金、ここでもらわせてもらう。」

当然だけど稼いだら、それが取られない程治安は、良くない。

まぁ、ルシア……ルシファーにかかったこいつ等が哀れで仕方ない…。

…あれ?そういえば、武器は?

(お前、武器は?あの、ダンジョンのやつ使うのか?)

(あれは、使えばたちまち寿命が縮むやつだけどいいの?)

(お前…何てもの使わせてんの?)

(まぁ、勝たんだし…多少わねぇ〜。)

(喋り方、ウザイ。)

(はいはい、武器の件は眼の前の惨状見てから言え…。)

そこで、身体が入れ替わった。

そこには、鼻血出したり、顎を割られたと言わんばかりにうずくまるやつなどなど、その惨状と言わんばかりのものを作った元凶は…

主犯格の男の髪を持って顔を殴り続けている。いや、こっわ!

「あ、ご主人様。ご主人様のお手を煩わせるわけには、いかないのでこちらで勝手に処理しときました。」

「し、処理って…」

「なんでも、こいつ等お金を取るのは、サブの目標で、メインの目標は私達を殺すことだったらしいです。あの、借金取りの引き金で間違いないかと…」

な、なんだと…殺し屋だったのか…でも、おかしくない?いくら何でも始末が早すぎるだろ…

(それは、そう。てっきり気づいていたもんかと思ってたけど…知らなかった?だって、あのダンジョンの管理者だぜ?弱くないはずが無い。)

(言われてみたらそんな設定あったなー。)

(設定言うな、設定…)

(なら、これで理由ができたな。)

(あぁ、これで借金取りのアジトに殴り込みに行く理由が…)

(あぁ、行くか。あいつらのアジトに。)

「行くぞ?」

「は、はい。一体どこに行くのですか?ご主人様。」

「こいつらのアジト。」

「分かりました。殲滅ですね。」

「あぁ、殲滅だ。相手の方から来てくれたから理由を省けて楽なったわ。」

殲滅はする予定で、計画も考えてたけど…こいつらのおかげで省けたぜ。

着くと同時に中から大量の魔法が飛んでくる。

(ちょーーー!?!?)

「対魔法結界起動します。」

眼の前の魔法が当たる直前で全部消えた。

消えたは、適さないな。受け止めただ。

(はぁ〜出たよ。謎の何か。そのうちここにまで入ってきそうだな?)

(はぁ、呆れるほどの力を持ってるよな…)

魔法使い共がこちらを見てびっくりしている様子だったが知らん。俺は、走り出した。

(さぁ、活躍してくれよ…メイン武器…鱗海。)

この名前にしたのは、こいつが鮫?とか言う鱗たっぷりの魚がたくさんいる海で見つかったからだ。見た目は、等身は2メートルちょい。穂は黒く穂の近くには、謎の赤い布がなびいている。試しに近くの敵に振ると分かる。剣が使い物にならなくなるくらい刀身を傷つける。

「相変わらずエグい威力だ。」

(おぉ、スゲー。てか、何でそれダンジョンに持ってかなかったんだ?)

(ん?柄がめちゃくちゃ長いんだもん。使えないだろ…あんな、狭い場所で)

実際、広いところなら無類の力を奮う。

(くぅ〜、やっぱ重い〜。)

(何キロあんだよ?)

(20キロくらいかな)

(いや、重い。同利であの俺の槍を軽く使うだけの力があるな。)

(何?あれ、重いの?)

(いや、軽い。それは、俺等から見たらの話だ。普通の槍と比較したらそら、重い。)

こんな雑談しながらも、敵は一掃できた。

「あとは、親玉か…」

「はい、下は任せて先に行って下さい。」

「分かったぜ。ここは、任せた。」

「はい、承りました。」

そこに、俺はもういないことを確認して、敵の方を向く。

「はぁ、久々に素を出させてもらうぜ?」

え?と言う敵も分かる。

「何だ?そのキョトン顔うざいな…。てか、さっさと降参してくんない?どうせ勝ち目ないんだからさ。」

全員反発したと、同時に1人の首からええが吹き飛ぶ。

「ラストチャンス!降参しろ。」

命令口調で言う。全員恐怖でそれに従った。

ドカンと大きな音がなる。

「上は、まだまだ終わらないみたいだな、」

上では…

「やぁ、ここまで来たのわ驚いたよ〜。」

「うるせぇ、ゴミが…」

「廃れてるねぇ〜。心に余裕がない証拠

だよ。」

「黙れよ。さっさと、あの宿から手引きな。」

「それで落ちるとでも?」

フッと笑ってこちらを見る。

「そうかよ。なら…」

借金取りと俺の武器がぶつかる。

ドカン!

開戦の狼煙だ。

1日出せなくてすみません。

明日は出せるか微妙です。

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