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悪霊になった経緯とか、存在について気になる事があるみたいです。

「主、主……!」


「こんにちは、おねちゃん」


「前回の続きだよ」


「そうだね。悪霊について、だっけ?」


「うんうん。一緒に考えたいな」


「じゃあ、まずは……悪霊は世間的にどういうものか、からだね?」


「ええと、ウィキによると」


「おねちゃんウィキ使ってんの?その情報大丈夫?」


「知らないよ。おおよそで良いんだよ、おおよそで」


「アバウトだな……」


「超自然的に悪しき霊だってさ」


「超自然的って何?」


「理性では説明のつかない事らしいよ」


「何それ。科学とかでは説明しようのないものって事?こうこうこうだから、こう。っていう仮定が無いって事?」


「おねちゃんに聞かずに、文献に聞いて?」


「すみません」


「祟りや、呪いとか、病的なモノ、不運なものを呼び込む子たちらしいよ」


「じゃあ昨日言ってた心霊スポットに出る奴の大半は悪霊って事か」


「なのかな?主も災いを起こすのが悪霊だと思ってた?」


「まあね。でもさ」


「うん?」


「気になるのは悪霊になった仮定よね。元々悪だった霊なのか、徐々に悪になっていったのかって。元は人だったりする訳でしょ?」


「確かに気になる。神様の世界から堕ちたっていう堕天使とかも悪霊とかそっちの類だよね」


「そうそう、どこで何が起きたん?って思う」


「一番最初から悪いのが神の世界に居るとは思えないし…………」


「やっぱ、過程があるのかな?」


「かなぁ。でも、あったとして人に八つ当たりしないで欲しいけどね」


「まあ、ね……。俺達が悪霊に対して何かしてるだとか、悪霊になった原因はお前らだ!ってなったらそれは仕方ないと思うよ」


「因果応報って事?」


「そんな感じ。何かしたかは、知らんけど、悪霊の逆鱗に触れたんでしょきっと。人間も意味わからんところで怒る人いるもん。同じだよ」


「人はそれぞれ、悪霊もそれぞれ、怒るスイッチがどこかにあるんだね」


「理不尽はあると思うけどね。あとはストレスとか?今まで受けて来た何かが爆発するとか…………」


「…………あれ?つまり、悪霊って何?」


「うーん。逆鱗を触れたら手のつけようがないやばい奴だった感じの人?それか、怒りの矛先を俺達にするやばい奴?」


「メンヘラ被害妄想加害者ってこと?」


「何そのえっぐいワード。つまり精神不安定な暴走人間?」


「それも良く分かんない。……でもそれを払う人っているよね?」


「エクソシストとか、陰陽師とか?」


「あの人たちはどうやって出現したんだろう?どうやって悪霊の悪を消してんだろうね」


「また、次回考えようか」


「大賛成!」




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