第一話 子豚のブウスケの、プレゼントは何?
ぽかぽか村の動物たちはなぞなぞが大好きです。
ポンキチくんはみんなのナゾトキに挑戦しました。
公式企画『春の推理2022』用に作っていましたが、ミステリー要素が弱いため『童話』ジャンルで投稿します。
なお、ストーリーで挿絵をつかったナゾが使われています。
ほかぽか森に住んでいる子狸のポンキチ君には、たくさんのお友達がいます。
いつも元気にいろんな動物たちと遊んでいます。
ぽかぽか森の隣には、大きな野原が広がっています。
野原の小さな丘の上にクマさんのお家がありました。
ここに住む子熊のゴロウくんは、今日が誕生日です。
クマさんの家でのお誕生日会に参加するため、たくさんの動物たちがやってきました。
子狸のポンキチくんと子狐のウカミちゃんは、それぞれプレゼント用に花束をもってきています。
ふたりそろってゴロウくんに花束を渡しました。
「「ゴロウくん、お誕生日おめでとー」」
「わあ、いいにおいだね。ポンキチくん、ウカミちゃん、ありがとう」
ゴロウくんは2つの花束をもらってうれしそうです。
そこに子豚のブウスケくんが紙の箱をもってきました。
「ゴロウくん、誕生日おめでとうだブー。プレゼントだよ。何が入っているかわかる? ヒントはこれだブー」
ぽかぽか森の動物たちは、みんななぞなぞが大好きです。
ブウスケくんは、プレゼントの中身を当てっこしようとしてるんですね。
箱のフタには何か文字がかいてます。
[さ][ぎ][や]
[く][ら][ん]
[し][あ][ぼ]
小熊のゴロウくんは首をかしげました。
「なんだろう。ブウスケくん、いつもおかしをくれるから、今回もおかしだと思うけど」
他のお友達も「なになにー?」と集まってきました。
箱の文字を見て、みんなで考えていました。
子狐のウカミちゃんはポンキチくんの方をみました。
「ポンキチくん、わかりそう?」
「んとね。たぶん、わかったと思うの」
ポンキチくんはわかったようです。
このお話を読んでいるみなさんはわかりましたか?
答えが知りたい人は『次へ』に進みましょう。