30話【ドラゴンって色々伝説があるけど異世界だと意外と普通な事かもしれません!】⑧
こんにちはという言葉が世界を救う奇跡の呪文だったら?というお話です!
「あれあれぇ??お前らなにぃしてるんだ!?」
魔王領域の力を抑えるためドラゴン碑石の封印の強化を完遂し、あとは帰るだけだったのに……
〜サレスの森 碑石近く〜
ーザシュ
ミーアはイエディの長い爪で肩からお腹を斜めに……
「うっ……うっ……」
ミーアはその場で倒れてしまった。
「ミーア! ミーア!!」
僕はミーアの隣に駆け寄る
「サン……私……」
ミーアから赤い液体が溢れ抱す。
「イエディ! よ、よくもミーアを!!」
「ハッハッハ! あと1人、あっけないなぁ人間族は!」
イエデイは陽気な笑いを浮かべる。
「余裕すぎてヘドが出る……あ! そうだ! 冥土の土産に俺たちのぉ! スバラスィイ話を教えてやるよ。」
イエディは調子に乗っているのか楽しそうに口を開く。
「実はなぁ……今日の鐘8つの時、街都エリアスに我ら魔族が一斉に攻め入る予定なんだぁ。」
「!!! エリアスの街が、魔族に侵略されるって!?」
イエディは話を続ける
「エリアスは俺たちが欲しかった資源、食糧、資金がう〜んと集まっている。
今まで特殊な結界で魔族は立ち入る事が出来なかったんだがな……鐘8回の時に結界の効果が弱まる事が分かったんだぁぜ!
そこでだ、この機会を利用して魔族がエリアスの領主をなき者にし、この街都を支配できればぁ……
そこが俺たちの新しい活動拠点になるのだぁ!」
ミーア
「バルト……っお、お父様……お父様が……」
「ハッハッハ……ん? お父様? だと?……もしかしてあのクソ領主の娘なのか。ハッハッハ!それは残念だったな!お前らもエリアスの奴らも全員終わりダァ!」
「そんなこと……私のお父様は……グッ」
ミーアの傷は深くアルディンさんの時同様、赤い液体がポタポタと流れる。
「ハッハッハ! まぁ、なんでもいいや! お前らはここでやられるんだからなぁ!」
イエディは高らかな声を上げた。
「はーあー人間族はダメダメだなぁ!」
「くっ……」
このままではミーアも………僕も……
「……げて……逃げて、サン。あなただけでも……奇跡の呪文で、エリアスを……世界を……」
「ミーア……ごめんね。僕が力がないから……」
ん?
【奇跡の呪文……】
そうだ!
ミーアだけは助けらるぞ!
僕はミーアの手を握り一言、小さく呟いた。
「ミーア、こんにちは」
ピカッ!
青白い光がミーアの身体を包み込む
イエディ
「うわっなんだこの光!!!」
シュウ……
光が収まるとミーア傷口は塞がり元気になった。
「私……傷が、無くなってる!身体の痛みもない!サン……ありがとう!」
「ミーア、元気になってよかっ………」
《MPゼロになりました》
MPがなくなるといつも聞こえる謎の女性の声がした。
(あれ……力が……)
MPの限界が来てしまった……
極度の疲労感が僕を襲う。
「ミーア……逃げ……」
強い疲労感が身体中全体を襲う……ダメだ……体の力が抜けていく。
でもミーアだけ助かれば……それでいい
ミーアだけでも無事に……逃げ切ってくれ……
ーレベルアップしましたー
ん?なんだレベルアップ?
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ーレベルアップしました ー
ーレベルが2になりました ー
ーHPの上限が150になりましたー
ーMPの上限が150になりましたー
ーMPが上限まで回復しました ー
ーーー異世界転生を始めますか?ーーー
YES←
NO
サン
lv:2
HP150/150
MP150/150
【オトモ】
ミーア
lv:2
HP150/150
MP70/150
アルディン
lv:8
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