43話 これで確定だ!。。
43話 これで確定だ!。。
今年も早いもので年が明けてから1ヶ月が経とうとしていた。
この1ヶ月、相場の方は大きく崩れていた。
あれほど絶好調だったアメリカ株が大きく落ちたのだ。
これは日本株にも大きく影響していた。
元Facebook、決算で大きく暴落したメタ。
金利政策の緩和解消懸念やロシアのウクライナ懸念等だ。
これはある意味チャンスでもある。
『目先を変える』から色々考えて配当狙いに変えた。
それはそれでいい。実際アメリカ株のファイザーを買って配当権利を得たし、CFDでは積水ハウスを買って権利調整金を16000円得た。
しかも、配当権利後両社の株は落ちた後すぐに復活。微増だが売買益でもプラスで売り捌いた。
早速うまくいった。
日本株はたまたま配当シーズンなので、3月までに何かに一点集中すれば良い。トヨタが狙い目だろう。
アメリカ株はAT&T、アルトリア、ファイザーを中心に買っておけばほぼ毎月配当収入が得られる。
後は、ゴールド、プラチナ、銀の毎月購入をどこかで手仕舞いして、毎月購入をアメリカ株に当てればジワジワ資産が増えていく。
そう。これはこれで良い。
だが、大きく利益にはならない。
良品計画の100万円損失がなければこれで良かっただろう。
しかし、この目先では変わった事にならない。
要は、原点に帰っただけだ。
まだ足りない…。
俺は、このアメリカ株が暴落したタイミングであるトレードをしてみようかと思った。
これこそ目先は変わる。
10倍CFDの指数買い。『日経平均225』と『S&P500』の上がるか下がるか。
つまり本物の先物だ。
先物は身の破滅だ。実際良品計画のCFDで大損した。
現物買いだったらそこまでのマイナスにはならない。
何故なら、売らなければ良いからだ。
売らなかったらただの含み損。ほかっておけば良い。
しかし、マイナスになるとそのままダイレクトに証拠金が減る先物ではほかっておくわけにはいかない。証拠金がなくなれば強制決済されるからだ。
しかし、見るべきは日経平均だけだ。
とうもろこしやコーヒー豆ではない。
この日経平均価格の先物をメインにするかはおいて、経験しておくべきだ。
少し怖いが…。
迷っていても仕方がない。
一度やってみよう。
日経平均225は当然ながら売り。下がったら利益しか買わない。
海外や機関にいいように売られる日本株が上がるなんて期待していない。
俺はとりあえず2万円だけ買ってみる事にした。
10倍で20万円。
ここで思いもがけない事に気付く。
日本株の相場が動いている時間は15時まで。
しかしこの先物は15時を過ぎても値が動く。
これが夜になっても。夜中でも。
そして、最初は膠着状態だった価格がアメリカ株が開いた23時半になると大きく動き出す。
そして、夜中の3時。ふと目が覚めて確認するとプラス2000円になっていた。
寝ぼけナマコですぐさま利確。
そして、朝。
俺は6時半に起きる。
『何だか気が楽だ。嬉しいというより、気分が楽だ。』
それもそのはず。
寝てる間に2000円のプラスだ。まさに家宝は寝て待て。
俺は朝の通勤のバスの中で時間を調べた。
どうやらこの先物は朝の6時から8時以外は取引ができるらしい。
それは大体こんな感じだ。
日本→シンガポール→シカゴとリレー方式で相場が動いている。世界中でこの先物を買えるようにしているらしい。
「そうか。それはそうだ。現物じゃないから価格だけでOKだからか。」
恐らくこうだ。
日本の場が動いている時は当然日本株の状況で価格が決まる。
そして日本が閉まった時にその結果で、日本の価格が微増微減する。そしてアメリカが開くとアメリカの状況で値が動き出す。
なるほど…。
俺はこの日経平均先物を2週間程買ってみた。
価格は1万円から5万円程。
しかも夜寝る前に買っておいて朝に売る。
自信がない時はとりあえず1万円。自信がある時は5万円。
下がる方にしかかけたくないから、日本株が大きく上昇して終わった日は大きく買う。
結果は、
何と6連勝!
ついでにS&P500の方も買ってみた。恐怖指数のVX先物の経験がある俺はこちらは抵抗はない。
恐怖指数は毎日確認していた。
で、こちらは上がる方を買う。
結果は、
7連勝!
何とこの結果!
金額はたいしたことはない。
時にはプラス500円の時もあった。
がコツコツ買ってプラス2万円。
しかもだ。
ほとんど寝る前に買って朝売るだけ。
寝ながらプラス2万円!
「これも一種のデイトレか…。」
先物は確かに怖いが、日経平均なんて上がれば下がるからある意味簡単。アメリカはなんだかんだいっても上がる。
つまり、日本は上がった時に売り建てで買い、アメリカは常に上がる方に買っておけば良いだけだ。
朝、マイナスならナンピンしてどこかで上がるのを見ておけば良い。
1日中、価格が動いているから楽しみも増える。
楽しみ??
そうだ。楽しみだ。
日本は15時で終わる。仕事をしていたらあまり見れない。
アメリカは夜中だ。寝ている。
しかし、この先物はほとんど動いている。
どこでも売買できる。
つまり言い換えれば、
『自由』なのだ。
個別株でどうどかどうでも良い。
「まさに俺向きじゃないか…。」
面倒くさがりの俺にはピッタリだ。
だが、闇雲に買うわけではない。
どちらにいくか不透明な時は様子見だ。
例えば今なら日経平均が27000円の場合。
これは流石に分からない。上がるかもしれない。
そんな時は買わずに様子見。
日経平均が27500円に上がったのなら売りで買う。
このレンジ、いわゆるトレンドがどちらにいくかは見定めながら基本は売り建て。
よし!練習は終わりだ。
金額を20万円までに決めてやってみよう。
これは邪道なのか?
しかし利益が上がるならそれでいい。
この先物はやるべきだ。
そして、CFDの個別銘柄の方だが、こちらは監視銘柄は少ない。
10社あるかないか。
なのでそんなに買うタイミングは間違えない。
例えば1月末から2月上旬は決算シーズンだ。
ここでPanasonicが決算を受けて暴落する。
久しく見ない1200円割れだ。
これは流石に上がる方で買う。
日産はずっと610円台のヨコヨコだ。
これはEVの時流にのっているからだ。
しかし、いつ落ちるか分からない。
日産は500円台のイメージが強いのですかさず売り建てだ。
トヨタも上昇トレンドが終わって調整売りで価格がやや落ちた。
少し監視して2200円切ったら買いでも良いだろう。
しかし決算が控えている。暴落の可能性があるから決算待ちだ。
暴落したら買いで入って3月の配当まで待てば良い。
良品計画はジワジワ上がり始めている。
どこかの証券会社の投資判断が上がったらしい。
ここは監視。2000円超えたらすかさず売り爆弾だ。
現物ではもう買う魅力は無くなってはいるが、いくつかは監視して短期トレードの感覚で良い。
オリコン、スクロール、イオンモール等の20社程で充分だ。
「何だか狙いがコロコロ変わるが、今はこれで良いか…」
要は個別銘柄はタイミングだ。
売りだろうが買いだろうが買うタイミングなだけだ。
場を常に張っておきたくなる気持ちは分かる。
が、タイミングが合っていないのに買っても儲からないようにできている。
しかし、ほぼ1日見ていられる『楽しみな先物』に気が向いていれば、個別株はそこまで買いたい気分ではなくなる。
それはすなわち現金保有率を高めておく事につながる。
そうすれば、後は買うタイミングだけ。配当が出るタイミング、暴落したタイミング、暴騰したタイミングを図って、入るかどうかだけ。
タイミングが合わなければ買わずに先物を見ておけば良い。
一点集中したい時はレバレッジがかかるCFDで上限を決めて買う。それはまるで必殺技を繰り出すかの如く。
そういえば売り建て、買い建てのCFD個別株で気付いた事が一つある。
売り建て、買い建てを1個ずつ持っておけばどちらか一方に片寄ることはなくなる。ある程度日経平均に連動するからだ。まるで綱引きをしているかのように、下がる日は売り建てが伸びて、上がる日は買い建てが伸びる。
これはつまりAIに振り回されないという事だ。
何かあるとすかさず落とすシステムになっているAI 。
一方だけ買うと振り落とされる。
色々気付いた事が多いがこれで確定だ!
まとめると、
①トレードの楽しみは先物で。常に場を張らない為に。
②個別は暴騰、暴落の入るタイミングが良い時だけ。
③配当狙い。
④個別レバレッジは自信のある銘柄だけ。1点集中。
⑤個別レバレッジは売り建て、買い建ての1銘柄ずつ持っておく。
投資を始めて、後3ヶ月で2年が終わる。
残りの3ヶ月で一気に利益を伸ばす!
年明けのおみくじから約1ヶ月。明らかに目先が変わった瞬間だった。




