39話 ポートフォリオをどうするか。。
39話 ポートフォリオをどうするか。。
今年も早くも12月。波乱の10月、11月を通り越して少し相場も落ち着いてきた感がある。
今の相場の世界観を見ると大きく3つ。
1番目に変異コロナのオミクロン株が重症化をするか否か。世界中では感染が広がっているが日本ではどうか。
2番目にアメリカの動向。金利やインフレ懸念がどこまで影響するか。アメリカの株は右肩上がり。このままいくかどうか。
そして、3番目はやはり岸田総理の発言だ。3回もやらかした。
企業の自主株買いを規制するか検討に値するとか何とか。
もはやこの総理にはビジョンはない。野党の意見を突っぱねる事よりもまずは検討。
税金の事も総合課税にするか検討。
全く経済の事や一般の家庭の事を考えてはいない。
株は所得税とは違う。
将来の為に投資をしているのだ。年金が支払われるか怪しいから自分で資産運用して何とか老後を生き抜こうと今のうちに投資をしている。
なのに株で儲けたら税金を取ると。
それだったら年金をしっかり払うのが前提だ。ちゃんと間違いなく65歳になったら生活できるだけの年金を支払う事が先決だ。
それならば税金を取るのも納得はできる。
自社株買いに関しても企業が自社の株を守る事ができる手段だ。
株の価格が上がらないと買う人がいなくなりお金が集まらない。
お金が集まらないと企業の設備投資や人材投資ができない。
そうなると従業員の給料が上がらない。
全くこの総理は株はお金持ちが趣味でやっていると思っているとしか思えない。
この岸田総理は要注意だ。
さて、話は株トレードの話しをさせて頂くと12月の中頃の段階で何とか1ヶ月プラス10万の利益ができていた。
良品計画と日産は売り建てでプラス7万。
現物ではアドウェイズの自社株買い前に売り捌きプラス5万。
我ながら思ったとおりのトレードができた。
損切りではBASEでマイナス2万。
こちらも感覚がモノをいった。
一気に600円台まで落ちたBASE。
流石に底だろうと買ってはみた。
が、まだ下がる。最早ここまでくると暴落といっても良い。
ナンピンするとかよりも一旦手仕舞い。
株を購入して5日間。プラスにならなかったら手仕舞いタイミングを伺う。
今まではここが別れ道になっていた。ナンピンするか否か。
俺はBASEに関してはナンピンはしなかった。事業内容とか決算とかみて一旦手仕舞いを選択。
その売った資金でタムラ製作所を購入。
タムラ製作所も購入してマイナス圏にはいる。が何とか踏ん張ってはいる。
事業内容からここはキープ。ナンピンタイミングを伺う。
このBASEとタムラ製作所の違いに答えはない。今回だけに限っていえば事業内容だろうか。タムラ製作所は何かのIRが出て跳ねるかもしれない。
答えは分からないがこの一連のトレード。何とか初心者からは脱却できてはいるのだろう。と思えた。
その理由の一つは先のアドウェイズは自社株買い前に決済をした事だ。
なぜか?
自社株買い前に上がる。これは当然思惑だ。買いが集まるだろうと。
しかしここは機関が狙っている。何度もトレードしているしずっと監視もしていた。上がると売られるのが特徴だ。
なので、上がって利益が出た所で売り。
案の定、自社株買いが始まると売られて落ちる。
もし、売らなかったらマイナス圏になっていた。
ここは経験が生きた。
なぜここまで割り切る事ができるようになっているか。
当然、良品計画の失敗が生きてはいるのだが考え方を変えたのが大きい。
それは、
『また買えば良い。』だ。
決済ができない理由。それは大きく分けて2つ。
『プラスの人は、もっと利益が出るのではないか?』
『マイナスの人は、いつか上がるのではないか?』
ここを思ってしまうからだ。
しかし基本的に日本株は弱いから落ちる。上がっても落ちる。
ならば利益はなるべく確定して、マイナスは早目に損切りして負けを抑える。
そして、また下がるから買えば良い。
と考え方を割り切った事が大きい。
この考え方をする限りもう大きな損失をする事はないだろう。
もちろんCFDは続ける。今年の大きなマイナスで損益通算の確定申告をすればその分の利益は税金がかからない。
筈だ…。
CFDのルールは10万まで。レバレッジ50万円分。
1銘柄だけはメインとして買ったとしても20万まで。レバレッジ100万円分。
このルールさえ守ればOKだ。
そしてアメリカ株。メインストリートは今後買えなくなるらしい。理由は知らないがこのメインストリートは投資会社だ。
その手の会社の株は買えなくなるとか。
配当が毎月出るのが魅力だが他のを買えばいいからとりあえず手仕舞い。
とりあえずまた配当狙いでアルトリアを購入した。
ふう。何だか忙しい…。
もう年末か…。12月はこのままいけばプラス10万は確定だ。
こうやって毎月のプラスを意識していけば良い。
年末という事もあって俺は一度資金の割合を考えてみた。
ポートフォリオというやつだ。
限られた資金を何の投資にどう振り分けるか。
ここを考えてみるにはいい時期だ。
さて、俺が投資をしているモノを振り返ると、
ゴールド、プラチナ、銀のドルコスト平均法での購入分。
ざっと数えて50万円ほど。1年以上購入してちなみにプラマイゼロ。
本当に意味があるのか…。
CFDは俺のメインだ。何せ売り建てで買える。
買い建てでマイナス100万円の良品計画は痛いが、逆にいうと売り建てで購入していたらプラス100万円だ。
やはり少ない資金ではこのCFDを大きく利用しないとダメだ。
日本株は弱い。下がったら利益で大きく稼ぐ。
信用取引の空売りとは違う。期間がないから基本ほかっておけば良い。ただし追証が来るほどの資金の突っ込みはダメ。
現在50万円程の資金で売買している。
現物はこちらも50万円程。
日鍛バルブを1000株購入しているから動けない。
単価マイナス100円のマイナス10万円だ。
が、50万円でトレードしていくらになるか。まずは日鍛バルブ次第だ。
そしてアメリカ株。実はアメリカのETFもここに含んでいる。
S &P500ベア3倍。つまりアメリカの500銘柄の平均が下がったら価格が上がる。
VIX先物と似ているがアメリカ株は好調だ。だからこそ逆張りで落ちる時を狙う。
まあこのETFは本来長期でみるモノだが、S &P500ベア3倍にこだわらなくても何かアンテナは貼っておきたい。
このアメリカのETFも含んだアメリカ株に関しても50万円ほど。
つまり俺のポートフォリオはいつの間にか50万円が綺麗に4分割されていた。
超長期のコモディティのゴールド、プラチナ、銀に50万円程。
大きく利益を得たいCFDでも50万円程。
現物トレードも50万円程。
アメリカ株も50万円程。
総じて200万円程。
これはあくまで結果論だ。
この4分割を狙っていたわけではない。
だが、バランス感覚に優れた俺の性格らしい。
下手な横好きともいうが。
器用貧乏という言葉がある。
例えば楽器が弾ける人だ。ギターもできてベースもできる。キーボードもできてドラムもできる。
音楽家としてはとても優秀だが、一つを極めていないともいえる。総じて器用の人ほど当てはまる。色々手を出して一つの事を極められない。
しかしこれは投資だ。分散投資でリスクを抑える事を優先するならばこれは大正解だ。
そう…。正解なのだ。
俺は違和感を持っていた。
そもそもなぜこんなバランスよくなってしまったのか。
勉強熱心な俺はもう投資に関しては素人ではなくなっている。故にこの結果だ。
つまりは、
色々知っているからこそ手を出してしまう。
そうだ。俺はそういえばGMOコインに申し込んでビットコインやイーサリアムも買った。が、すぐに辞めた。
答えは税金だ。総合課税なのだ。
分離課税と総合課税。
サラリーマンが投資をするならば分離課税である株を購入するのが一番だ。その名の通り本業の収入と分離して支払う。
特定口座なら基本何もしなくても良い。
総合課税は自分の給料と合算して税金額が決まる。
利益のバランスが悪ければ自分のサラリーマンの収入からも税金が減ってしまう。これはナンセンスだ。本業の収入に影響がある事はしてはいけない。
「ほんと…貪欲なのか器用なのか…どちらにしろ貧乏には変わらないが…」
時は年末。ここのポートフォリオを見直して年を越すのもいいか。
答えは実はわかっている。俺はやりたい事ははっきり分かっている。それは…。
①CFDに資金を集中させて利益が出たらアメリカ株を少しづつ購入する。
②コモディティはやめてアメリカ株の配当を狙う。
①は資金集中型にして大きく利益を得る。
②は超長期のコモディティを辞めて目先の収入になるアメリカ配当を狙う。
分かってはいるが、本当にそれでいいのか?
そんな時だ。年末の土壇場で現物で200株保有していたタムラ製作所がS高となった。何でも出資先の会社が何か世界初の事を開発したからとか。
俺はすぐ落ちるだろうと思った。なぜならばタムラ製作所本体が開発したわけではないからだ。
売るタイミングを見計らう。
が、S高で張り付いた翌日から落ちまくる。落ちるのは分かっていたが早い。
売るタイミングを逃してしまう。
「まあ、ここは焦らなくてもいい。どうせ200株しか持ってはいないし何か開発系のIR が出たら跳ね上がるし。」
今回はあくまで出資先の話だ。こうなるとは思った。
が、この一気のタムラ製作所の暴落。やはり日本株は弱い。売られる。
このまま現物日本株で、
『全然上がらないとか、売るタイミングを逃したとか、買ったら下がるわ〜』
とか繰り返しても大きくジャンプアップなんてしないのではないか…。要は下手くそだから決済タイミングをのがしてしまう。
故の無駄な損切りを繰り返す。
だが、CFDではすぐに決済できる。最早プラスになればいいからだ。追証リスクが決断を早める。ある意味、毎日毎時間相場を見ていられないサラリーマン向きかもしれない。
せっかくの年末年始休みだ。ポートフォリオ、即ち戦略を一度考えてみようかと思った。




