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91-お土産


「た、ただいま」


「ただいまです」


「ただいま」


「ただいま帰りました」


「はい、おかえり」



 ヒロコさんの家は、ここじゃないのに普通にいるんだよな。普通に。



「ちょっと、先に部屋に行きます。装備を外してきます」


「ワタシも。センパイも行くでしょ?」


「行くわよ」


「マユミとアオイちゃんは部屋でゆっくりするんだよ」


「大丈夫です。すぐ戻ってきますから」


「シグレ。君は逃さないから。早く居間に来なさい。お土産があったら、それも」



 ちっ、鋭い。伊達眼鏡のおかげだな。



「じゃ、先にお土産を台所に置いていきますから。ナギさん、よろしくお願いします」


「わかりました。ですが、あなた、私も待ってますから」



 だから、装備を外したら戻りますって。ちょっとログアウトするけど。しかし、生理現象なのだからしょうがない。


 台所に行きヤドカリの身が詰まった弁当箱を置く。空の水筒も忘れずに出した。


 マユミさんとアオイちゃんも揃って弁当箱と水筒を置いている。これにナギさんのも合わせるとかなりの量になるな。今週はヤドカリづくしか。楽しみだ。腐るというか傷んだりするのかどうかわからないけど。


 よだれが出そうなことを考えながら自分の部屋に戻る。


 部屋の電気をつけて対物ライフルを置き装備を外す。そして、伸びをしながらログアウト。




 はいっ、アースさん帰ってきましたよっと。トイレに行って水分補給をしただけだ。ヒロコさんの機嫌を損ねないようにしないと。


 なぜ、俺はアース人にこんなにも配慮しているのか?ふと疑問に思ってしまった。


 あれ?なんでだ?


 … … …


 現地の人のことを考えるのは異世界で生きていく上で当たり前だ。はい、答え出ました。人間関係は大事。どこでも一緒。周りが笑顔になれば俺も笑顔になっている。はずだ。このメンバーだと少々不安だが。


 切り替え、切り替え。


 身軽になったところで居間に向かう。ちゃんと部屋の電気は消した。



「遅かったじゃないか、シグレ。もう少しで悪いことを考えるところだったよ」


「それこそ家族なんでしょ?もっと信用してくださいよ」


「シグレさん、おかえりなさい」



 メイさんも普通にいるな。こんなメイさんを家族は心配しないのか?



「あ、ただいまです。話があるので助かりますが今日もいるんですね。家族とか心配しないんですか?」



 メイさんはダイニングテーブルの上にノートパソコンと資料のようなものを広げて作業をしていた。ここで仕事をしなくても。



「家族ですか?都市内にいれば心配していないと思います。それに家にいると嫁に行けってうるさいんです。ここは仕事場に近くて助かってます。シグレさんもいるし。嫁にも行けそうだし」



 うん?不穏な言葉が。既に自称現地妻はあそこにいるのだ。



「そ、それで、今は何をしているんですか?仕事ですか?」


「シグレさん達が行った廃病院で結構な被害が出ていて。生還した人の情報を整理しているんです。シグレさんは… 大丈夫みたいですね。流石です」


「え?犠牲者、結構いるんですか?アースの人は?」


「大変言いにくいのですが犠牲者はアナザーばかりで、アース人の被害は0です」



 アース人の被害は0か。それは良かった。アナザーはちょっと頭冷やそうね。何があったか知らんけど。



「そうですか。それは良かった」


「君、廃病院ってどこの廃病院なのかな?私に声もかけず面白いことやってるじゃないか?お姉さん、がっかりだよ」


「どこって言われても防衛櫓01-0101から南西に行ったところの… ナギさんフォローをお願いします」


「シグレさん、私もいるんですけど」


「仕事、頑張ってください」



 いつの間にか、俺の隣にいたナギさんに振る。ナギさんの方がヒロコさんにわかりやすい答えが出てくるだろう。



「ヒロコさん、トウノショウの病院です。神社の近くの」


「あぁ、あそこね。あそこは、そんなに危険なのかい」


「ダンジョン、異界の入口がありまして―」



 ヒロコさんの目が輝き出した。手招きをしている。これは、長くなる流れだ。



「ヒロコさん、その話はおいおい。まずは、お土産を。生ものなんで」


「今から、調理します。ヤドカリの身ですけど。何か希望はありますか?」



 ヒロコさんの目がさらに輝いた気がした。もう星がこぼれ落ちるかもしれない。流星群の時期には、まだ早い。



「き、君達は、食べたの?食べてないの?」


「げ、現地でいただきました。と、とれたてを」


『ドン』



 ソファーセットのテーブルがヒロコさんの行き場のない何かを受け止めた。そして、俺が少し驚く。



「いや。だから、ちゃんとお土産忘れてないでしょ?テーブルに当たらないでくださいよ」


「あ、つい。ごめんね。テーブル君。それで?」


「それでって。焼きヤドカリとヤドカリの味噌汁。あと、刺し身というかそのまま食べたりも。俺はしてませんけど」


「ナギ、私も同じものを」


「はい、承知しました。それでは」


「ナギ、私も食べるからね。あるんでしょうね?」


「ヒロコさん、アユミさんは呼ばなくていいんですか?」


「そうだね。アユミちゃんも食べたいだろうね。じゃ、呼ぼう」



 ヒロコさんがどこからか情報端末を出し操作している。これで、アユミさんも参戦だな。


 このまま突っ立っていてもしょうがないのでソファーに座る。端の方にちょこんと座った。お茶が飲みたい。



「あなた、お茶を」



 凄いタイミングでお茶が出てきた。ナギさんの顔をガン見するも閉じているのか開いているのか判断のつかない目がこちらを静かに見ているだけだった。



「ありがとうございます」


「それでは」


「ナギ、私にもお茶。よろしくぅ」


「メイ、すっかりこの家に馴染んでるね」


「ヒロコさんこそ」


「家族の家だからね。私の家だよ」



 あぁ、もう、好きにしてください。俺は小さく生きていきますから。


 そこに、マユミさんとアオイちゃんがやってきた。アオイちゃんは大いに問題になりそうな戦利品袋を持ってきていた。



「ヒロコさん、これからヤドカリですか?」


「そうだね。マユミも食べるかい?あるんだろ?」


「ええ、私もいただきます」



 え?まだ、食べるの?第三次になるけど大丈夫なのだろうか。ウエストが大惨事になっても俺は知らないからな。



「ワタシは残念ですがアナザーの方があれなんで、これで戻ります」



 リアルだと朝5時くらいだから当然だな。平日だしアオイちゃんには学校もあるんだろう。俺やそこのお姉さんみたいになったら、ダメだぞ。



「アオイちゃん、お疲れさまでした。ゆっくり休んでね」


「またね」


「お疲れさん。しっかり休むんだよ。時間ないかもだけどね」


「バイバイ。シグレさんは任せて」


「はい、みなさん。ありがとうございます。ゆっくり休みます。シグレさん、これ、渡しておきますね」



 アオイちゃんが俺に爆弾を預けて部屋に戻っていった。睡眠時間はほとんどないかもしれない。こっちで寝た方がいいまであるな。


 さて、この爆弾どうしよう。とりあえずはソファーの後ろに置いてっと。



「君、それが今日の戦果かい?随分たくさん入っているようだけど」



 いやぁ、あんな渡され方したら見てるよね。当然。ま、数もそこそこだけど一つ危険なのが…



「えっと、これも、おいおいで」


「君、焦らすねぇ。そんなにもったいつけて。私をがっかりさせたら店で店番してもらうから。アユミちゃんも休みが欲しいだろうし」


「もったいつけてるわけでは、ないんですが。先に料理を食べた方が気持ちも落ち着くというか」


「そうね。先に食べてもらった方が理解しやすいかも。シグレにしては、考えてるわね。ちょっとナギさんを手伝ってくるわ」



 え?そうなの。理解しやすいとか、そんなこと何も考えてないんだけど。ホントにそうなの?



「そ、それで、ヒロコさん。今日は何の用でここに来たんですか?」


「用がないと家族の家に来たらいけないのかな?」



 ヒロコさんが全開で睨んでくる。目をゆっくりと逸らす。するとメイさんも全開で睨んできていた。目のやり場がない。



「えっと、それじゃあ」


「君、どこへ行くんだい?」


「ちょっと部屋に行くだけです。すぐに戻ってきます」



 俺は食べてもお茶漬けくらいのつもりなのでマガジンを整理させてもらおう。


 自分の部屋に入り電気をつけホルスターからハンドガンを出す。


 ハンドガンを右手で握り人差し指でリリースボタンを押す。落ちてくるマガジンを左手でキャッチしてポケットへ。


 そこからハンドガンを逆さにしてボルトを左手で引く。落ちてくる弾の行方を目で追いハンドガンをホルスターの上に置いて、転がった弾を拾った。


 リュックサックの中から新型弾の入った箱を取り出し拾った弾を入れて箱とともに部屋を出る。


 おっと、部屋の電気は消すっと。これで、よし。そして、居間へ。



 居間に戻るとアユミさんがソファーに座っていた。今日もニコニコである。そして、見知らぬ一升瓶が増えていた。



「いらっしゃい。アユミさん」


「お邪魔してます」



 俺はソファーには戻らずポケットからマガジンを取り出してダイニングテーブルの椅子に座った。メイさんが忙しそうにノートパソコンとにらめっこをしている。



「ヒロコさん、料理ができました。そちらで食べるんですか?」


「そっちは作業場になってるからね。こっちにするよ」


「承知しました。マユミさん、あちらへ」


「ええ」



 料理が続々と― といっても焼きヤドカリとその味噌汁だった。


 俺の前でノートパソコンとにらめっこをしているメイさんがチラチラと視線を料理に向けている。もう仕事どころではないようだ。



「メイさんも気になるなら行ったら?食べるんでしょ?」


「き、きりが悪いんです。ですけど。やっぱり、行きます」



 料理が運び終わったようだ。マユミさんもソファーに浅く腰をかけていた。


 よく見るとヤドカリと関係ない料理がある。と見せかけて、あれもヤドカリ料理?夜食では済まない量になっていた。



「「「「いただきます」」」」



「ヤドカリがどんな味がするかと思ったら、メチャクチャ美味いカニだね。マユミ、やるじゃないか」


「受付業務でこんなに美味しいカニが食べられるとは。担当やってて良かったぁ」


「私は何もしてないのに美味しいところだけいただいてるようで申し訳ないのですが、とても美味しいです。このカニ。ヒロコさんのところにいて良かったぁ」


「私は、ちょっと動きを止めただけで倒したのは、あいつです。ま、カニが美味しいことに変わりはないですけど」



 それはヤドカリですよ、みなさん。マガジンから弾を出して込め直すという神聖な儀式の最中だ。邪念は身を滅ぼすので変なことを言わないで欲しい。思わずツッコミを入れてしまった。声には出せないけど。


 それに、倒したといっても俺は対物ライフルのトリガーを引いただけだ。ただ、それだけ。



「あなた。あなたは何か食べないんですか?」


「あ、じゃ、ヤドカリの身でお茶漬けをお願いします。大丈夫ですか?」


「わかりました。お待ちを」


「ナギ、私も」


「当然、私も」


「はい、私も」


「ナギさん、私は手伝います」



 残弾から撃った弾を数えてみた。新型弾の消費は4発か。それで、対物ライフルの方は… あそこで1発で、身を取るときに2発だから、3発だな。それが今日の消費した弾の全部だった。


 こんなんじゃ、ダメだな。アマノさんに報告する内容も全く思いつかない。”貫通力が凄いですね”と言ったところで俺の小さい心臓が良心に押しつぶされてしまう。


 しかし、ステータスはどうだろう。一応、ちょっとだけ、ちょっとだけ確認してみよう。こっそりと情報端末を取り出してステータスを表示してみる。



 能力:筋力52 体力13 耐久34 敏捷11 器用12 知力1 精神7

 スキル:拳銃3 対物小銃3 思念操作1 気配察知2 操縦1 心眼1 急所攻撃1 小銃1



 【対物小銃】が3になっている。おいおいおい、ヤドカリがかなりの経験値になったんじゃないの?よしよしよし、ヤドカリはいろんな意味で美味しいな。


 思わず上がってしまったかもしれない口角を指でグリグリしながら情報端末をしまう。



「マユミさん。情報によると、このヤドカリ、かなり大きいそうですけど身はしまってますね。最近、カニ食べてなかったんですよ。助かります」


「お、そうだ。シグレ、このヤドカリ、大物だったんだろう。もういいんじゃないか?こいつは、どんな奴だったのか、な?」


「シグレ、写真撮ってたでしょ?見せてあげたら」


「シグレさん、流石です。それ買い取りますよ。傭兵事務所が」



 しまったばかりの情報端末を再び取り出してヤドカリの鋏の写真を表示した。


 するとマユミさんが俺の情報端末を横から掻っ攫いソファーテーブルに置く。まぁ、いいけど。運ぶ手間が省けたし。



「これです、ヒロコさん。隣が私です。シグレ、これ私の顔写ってないわよ。ちゃんと言ってくれればポーズをとったのに」


「これのどこがヤドカリなんだ?」


「シグレさん、これどう見るんですか?」


「これ、殻に入っているところとか」


「ヒロコさん、この私の横のこれがヤドカリの鋏です」


「「「え?」」」


「君、これがヤドカリの鋏だとすると本体は、かなり大きいんじゃないのか?」


「ええ、メイさんも言ってたでしょ。かなり大きいって。このヤドカリの宿、殻部分は廃墟の一部でしたし」


「そ、そんな大きなモンスターがいる、いたんですか?確かにかなり大きいと報告はありましたが写真とかなくて。どのくらいの大きさかはわかっていなかったんです」


「え?これ、モンスターなんですか?私達、モンスター食べてるんですか?って言うよりモンスターのドロップにこんなのあるんですか?」


「アユミさん、私も驚いたけど。こういうのもドロップするみたい。っていうかドロップしました」


「美味しいモンスターですね。でも、でも、シグレさん達が倒したんですよね?それなら、もう…」



 ヒロコさんが無口だ。これは、やばい。のか?俺の方を見てる。俺が、悪い。のか?



「ま、まだ、たくさんいるみたいです。す、少なくとも3体はいますね。目の前で海に向かって行ったのがいましたから。ちなみにモンスターである証拠の魔石が、あの中に」


「私が人前に出すのは危険と判断しました。まだ、誰にも見られてはいません」



 雰囲気が少しずつおかしくなってきていた。ちょこっとは予想してたけど。


 マユミさんが戦利品袋から巨大な魔石を取り出して、みんなに見せた。


 しばらく、沈黙が続く。少し息苦しい。



「ヒロコさん、こんなに大きな魔石って存在するんですね。初めて見ました」


「ナギの判断は正解でしたね。これは、かなり問題の大きさです。緊急レベルかもしれません」


『ドン』



 再びびっくりする音がした。テーブルとその上の味噌汁をまず心配した。セ、セーフ。



「シグレ、私をのけものにして面白いことしてるじゃねぇか。どうして私をつれていかなかったんだぁ?」


「ヒロコさん、言葉が悪くなってます。シグレさんが本当に悪いんですか?」



 また、俺だ。アユミさんを呼んで正解だったようだ。アユミさんがいない場合は、ナギさんが代わりをしてくれるんだよね?


 すると、ヒロコさんがテーブルに置いてあったビールを一気飲みして口を開いた。あ、俺もビールが飲みたい。いつの間にか、喉が。



「す、すまないね。つい、熱くなってしまったよ。反省、反省」


「俺だって戦いたくて戦ったわけでは。人助けが勝手に走ってきたわけで。普通なら戦いませんよ」


「どうだか。それにしても、こんなに大きかったらたくさんモンスターを引き付けたはずなのに。私達そんなに戦闘しなかったわね」



 メイさんが箸につまんだヤドカリの身にうっとりしながら口を開いた。



「モンスターがいたら引き付けますけど、いなかったら当然引き付けません。時間も時間ですしいなかったんじゃないんですか」


「君、次は私も行くから。置いていったらナギの夫でも容赦はしないので。気をつけること」



 こ、こわっ。俺を家族とか言ってましたよね?



「あなた、次はヒロコさんを忘れないように。メイ、この魔石はどうしますか?」


「べ、別に今回だって忘れてたわけじゃ」


「君、何か言いたいことがあるのかい?」


「あ、はい。忘れないようにします」


「うーん、これは傭兵事務所で買い取れないし。買い取る買い取らない以前に、この大きさのモンスターが都市に向かったら…」


「メイさん、それは大丈夫よ。ダンジョンの入口が小さいから出てこれないわ」



 メイさんがポンと音がしそうに左手の上に右拳を落とした。少し険しかった表情がダメ担当へと戻っていく。



「じゃ、大丈夫ですね。でも、その魔石は買い取れませんので、殺風景なあの辺りにでも飾っておいたらどうですか?お金にはならないかもしれませんが使い途はありますから」



 確かに殺風景だった。飾るのもいいかもしれない。しかし、だ。



「なぜ、買い取ってもらえないんでしょうか?お金が欲しいんですけど」


「その魔石は金額にするとだいたい200万YENくらいです」



 キタ、キタ、キタ。一人50万YENだな。デヘヘヘヘヘ。



「ですが買い取れません。決して傭兵事務所にお金がないとかそんなじゃありませんよ。あまりに希少価値が高いものは傭兵事務所では買い取らず所有者が直接欲しい人と交渉してもらうようにしています。こういうのを買い取ると問題が起きやすいんですよ」


「そうだぞ、君。こういうのは欲しい人によって価値に開きがあるから、傭兵事務所は安く買い取ったから差額を払えとか後で言われちゃうんだぞ。特にアナザーから」


「ヒロコさん、恐ろしく耳が早いですね」



 あ、そういうことか。それに文句を言いたい気持ちも非常に理解できる。もう、面倒くさいなぁ。



「あなた、お茶漬けをどうぞ」



 そうだった。お茶漬けだ。この少し残念な気持ちをお茶漬けで癒そう。しかし、ナギさんは神出鬼没だな。会話に入ってきたかと思うと料理も作っているし。もしや、一人ではない?



「ありがとうございます。それと、俺もビールを飲みたいんですが」


「少々お待ちを」



 ヒロコさん達が中断していた食事を再開した。


 酒の肴が巨大ヤドカリ自体の話に変わったようだ。マユミさんが忙しく答えている。


 ヒロコさんはやり場のない何かを、食べて呑んで紛らわそうとしているようにも見えた。


 あまり気が進まないがヒロコさんとヤドカリを倒しに行くのは決定事項のようだ。



「あなた、どうぞ」


「ありがとうございます」



 ナギさんからついでもらったビールを一気に飲んで、お茶漬けをかきこむ。


 やっぱり、風呂に入りたい。



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