前編
色々考えました。
水害編と銘をうってますが、より身近な危険を、取り上げたいと思います。
初夏も半ばを迎え、海より先に川遊びが盛んになって来ます。
ゴールデンウィーク等は、川原でバーベキューや、キャンプを楽しんだ方も、いらっしゃるとおもいます。
さて、水辺で一番起こり易い事故は、やはり「溺れる」事ではないでしょうか。
はっきり言います。
それは不注意で、自業自得です。
川は、皆さんが考える以上に複雑な流れをしてます。
一見穏やかに見えても、川底は流れが速かったり、螺旋流だったりします。
そして、海に比べて水温が驚くほど低く。真夏日でも10分も浸かれば悪寒がします。
川底も隆起が激しく、いきなり深くなっていたりします。
これが複雑な流れを作る原因でもあります。
それらの現象は、川上の水源に近ければ近い程、激しくなります。
皆さんは「綺麗」「人が少ない」と言った理由で川上を目指してませんか?
本来なら、ここで、事例なりを上げて、理由を説明します。
しかし、それでは危機意識が養われません。
そこで、宿題を出します。
皆さんは今、人気が少ない上流に川遊びをしてます。
上流なので当然、岩場も多数ありますが、水は澄んで流れも穏やかです。
さて、この状況で考えるられる危険を、5つ上げて下さい。
出来るだけ詳しく上げてください。
後編は、それらの答えを踏まえて、書きたいと考えてます。