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キングオブめんどくさい人現る!

マイページの活動報告に主要な登場人物を紹介しています。あと人物紹介などをしております。

数正殿と忠次殿の二人に無茶ぶりをすることで二人は大人しくなってくれた。

 そして忙しいとばかりに去っていった。

 助かるは~

 そう思いながら先ほど居た部屋で六人で寝転がって休む

 六人なのは勿論、庭に居た三人が隠れるのを止めて部屋に入ってきたからである。


 ズカズカ! ドン!


「竹千代様よ、いったい、なぜあのような無理難題をふっかけたのか! 」


 誰だ?と顔を上げて見てみれば……


 見覚えのあり過ぎる人物が廊下に立っていた。


「なんだ、重次では無いか、驚かせるなよ」

「驚いたのは、こっちだ」

「なんだ! なんだ! 苦情は聞かないぞ」


 重次は今にでも怒り出しそうである。


「あー鬼作左は戦場で出せば良いからな」

「ふざけるな! 竹千代様よ……」


 (声を遮って秀康が発言する)


「今日から竹千代では無く、秀康になったから」

「いや、そういう問題では無い」

「何の問題を聞きたいんだ? 」

「岡崎城を取り戻すなど無理では無いか? 」

「取り戻さなければ、何も始まらんぞ!聞くところによると安城市でさえ敵に浸食されていると聞くぞ! このままでは松平家(徳川家)は終わってしまうではないか? 」

「ぐぬぬ…」

「早合点するでない、何も武力で奪い返すとは言っていない」

「「「「「「えっ」」」」」」


「おいおい、お前たち、一応味方である信定を攻撃して奪うつもりだったのか? 」

「それ以外に何があるのだ」(重次の声)

「まぁ明日のお楽しみだな」

「教えろ」

「嫌だ」


 秀康以外の六人は必死に考えるが答えが見つからない。


「では戦の準備をしているのはどうしてだ? 」

「それは必要だからだ」

「ますます分からんな……」


 説明すると相手に対策をされるかもしれない、それに捻くれ者が多い三河武士に事前に情報を伝えすぎるとヘソ曲げる奴が出てくるからな…直前まで知らせずに準備させとく、くらいが丁度良い


「ああ、そうだ! おい、源四郎に仙千代、今のうちに剣大の印を作っとけ」

「「はい」」

「なんだ、剣大って?」

「爺や(重次)への感謝と本多一族の忠義に対する恩義を現した旗印を俺が考えた」

「なんだと」(感動する重次)

「「「おおー」」」(感心する平八郎と正信、そして小平太)


 この世界では重次が竹千代の爺や(後見人)なので沢山世話になっているので問題は無いだろう。


 先ほどの剣大の話で気を良くしたのか重次は帰っていった。

 ふぅ…なんとか乗り切ったようだな!


 


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