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徳川劇場:教えて数正先生!本多正信と榊原康政の関係と本多忠勝 その①

今回も話が長くなる予兆しかしない!


数正先生「戦国時代を知るための資料は限られていて実は大半は憶測か学者の妄想が戦国時代の定説の大半だということを知ると、いかに戦国時代の定説が怪しいかは既に何度も言ってきましたね、学者の本も学者自身が『事実に基づいたり、世界史など類似する事例を参考にする』を考えて研究するというよりは『主観的で理解不能な考えに基づいて庶民感覚ミーハーで有名な事件や戦いしか』取り上げないというのも問題です。」


三人「えええ」


数正先生「良い事例が『三河一向一揆』や『宇喜多騒動』です。これらほど重要な歴史的な大事件は存在しないのに!学者の本が少なすぎるのは如何なものなのか?という気分になります。これは資料が少ないだけが理由と言うよりも研究する意欲が少なすぎるからなのです。」


忠勝「マイナー」

正信「知らなくて良いよ!」

康政「知らん方がいい!」


数正先生「そうはいきません!今回のタイトルに直結する話になります!!つまりですね前者は私を含めた全員が当事者ですし、後者は貴方達三人に直接関わってきます!」


忠勝「我は宇喜多騒動に関与しておらぬぞ!」

正信「否定はしませんが…」

康政「否定するべきだろ!」


数正先生「三河一向一揆と言えば…様々な意味で影響を与えた大事件です。徳川家に与えた影響は重大ですが…この事件で『石川数正(私)の一向宗からの改宗』、『本多忠勝の大活躍』、『本多正信の離脱』、『加藤嘉明という人材の流出』などが起きていることを皆様もご存じだと思います!」


忠勝「兄者に逆らう奴は叩き切るぞ!」

正信「コワイヨー><」

康政「腸が腐った奴がいなくなっただけ!」


数正先生「三河一向一揆について細かく解説すると…たぶん論文レベルの字数(一万字以上)を必要とすると思いますし、本一冊は書けてしまうという事態になりますので(笑)ここでは本多正信に焦点を置きます。」


三人「えええ」


数正先生「本多正信という人物の人生は非常に興味深いのに前半生が謎過ぎるのと…後半の行いも実は抽象的で大活躍した割に憶測の域の話が多いのが特徴的な人物となっているためにイマイチ実態が掴みずらいのですが幾つか知られているエピソードからだけでも正信が歴史に与えた影響は凄まじいことが伺えます。」


忠勝「あやつは本多にあらず!」(他人行儀)

正信「策士は痕跡を消す!」

康政「腸が腐った伝説!」


数正先生「正信の行いの中での偉業と言えば数が多いですが…特に大きいのが『日本最大の宗教組織:本願寺(一向宗)を東西に分裂させ』て『現代日本で最大規模(強調)の西本願寺と東本願寺という巨大宗教組織を作った人物』として有名です。」


忠勝「分裂!(修復見込み無し!!)」

正信「酷いことをするなー」(他人ごと)

康政「おまえじゃい!」


数正先生「これって凄く矛盾してますよね!この分裂は単に二つに割ったというような類のモノでは無く、正当なる後継者及び今後の方針を巡って創業家を現代まで続く分裂にまでになる根深い争いに仕立て上げた行為になります。キリスト教なら東西分裂、プロテスタントのルターやカルヴァン、イスラム教なら今日のスンニ派とシーア派を、たった一人の人物が巻き起こしたことになります。これが三河一向一揆で一向門徒側に付いた人間、しかも主犯格で家康への帰参を拒否してまで信仰を守った人物の行いですか?大変矛盾しております。」


忠勝「矛盾?」

正信「そうかも?」

康政「耳が遠くなった!」(突然の老化)


数正先生「三人の反応から見て矛盾していないようですねー」


三人「( ゜д゜)ハッ!シマッタ!!」


数正先生「これだけでは断定出来ないので、正信の三河一向一揆後に身を寄せた先を見てみましょう!この一揆の後に正信は松永久秀に身を寄せましたが…実は、これも大変矛盾しております。松永久秀は首尾一貫して親徳川派で徳川家と朝廷や幕府を繋ぎ、松平家の徳川家への改称を求める運動にも関与している人物になります。大事なことなので二回言わせてもらうと!松永久秀は親徳川派です!!その久秀の元に徳川家康を嫌って反旗を翻した家臣が堂々と転がり込んでいて…『三河者とは思えない優秀さ!』とベタ褒めしている点が謎なのです。」


三人「…」


数正先生「この矛盾は、よく小説のネタにもされるほど有名な話ですが…それほど不自然な行動であり、歴史ミステリーなのです!」 


三人「おまえが言うな!」(開き直った。)


数正先生「あらら、逆ギレは良く無いですよ?いつ私が関与したと?証拠はありますか?」


忠勝「大久保!」

正信「正純の置き所!」

康政「前回の話だぞ!」


数正先生「この後、正信が松永久秀の元に久秀が滅ぶまでいたのか?それとも他に何かしていたのかは定かではありません。しかし、この後に来る『伊賀越え』との関連性は非常に大きいと言わざるおえません。それに徳川権力の中枢で後に大河や数多くの小説などで話題になる柳生一族も松永久秀の家臣だったことは偶然では無いと言えるでしょう!!」


忠勝「柳生!」

正信「伊賀越え!」

康政「ちゃっかり参加している恩師!」


数正先生「私も危うく巻き込まれた一人ですからね…大変でしたね、伊賀越え!!」


忠勝「白々しい…」

正信「ほんとおぉ?」

康政「怪しいもんだ!」


数正先生「この『伊賀越え』は様々な憶測が飛び交い今だに様々な理由で話題に上がる一大イベントです!ですが…本当に徳川家にとって伊賀国が危険な場所だったかは考察するべき事案だと言えます。」


忠勝「敵が大勢いたぞ!」

正信「コワい!怖い場所伊賀!!」

康政「そうか?」


数正先生「本能寺直後なので落ち武者狩りがいたり、光秀方に加担しようとする奴がいたのは事実ですが…織田家にとって敵対者が多い事と徳川家にとって敵対者が多いことはイコールでは無い!ということは理解しなければいけないことです!」


忠勝「我らは織田家では無い!」

正信「織田家の縁戚で同盟者!」

康政「独自外交をしていた!」


数正先生「はい、その話をし始めると、さらに長い話になりますねぇ、書いていくうちに、どんどん沼にハマっていく感じです。織田家との外交は主に私です…と言いたいところですが…この頃になると信康事件の影響で私の徳川家での影響力に陰りが見え始めて来ていました。そういう面もあって『伊賀越え』という特別なイベントが必要だったのでしょう…」


忠勝「暴露なう?」

正信「先生!本音が漏れてきてますよ!」

康政「恩師も大変だったんだな!」


数正先生「宇喜多騒動にはたどり着けず!という感じですね。一旦話を分かりやすくするために次は徳川家の外交を考察してみましょう!!」


忠勝「またなのだー」

正信「また来週?」

康政「いつになるのやら…」


数正先生「資料が沢山あればいいんですけどね…メジャーな話は憶測が多く、マイナーな話は資料が少ない、研究も少ない、いち個人の主観が強いの三重苦で大変困ります。これでいいのか日本史!!」

日本史は調べれば調べるほど呆れるほど世界史に比べて客観性に欠けていて実は謎なことが非常に多いという巨大な泥仕合の世界だったりする。言ってはなんだが…國學院とかが幅を利かせている時点で『お察し』である。しかも意外と右翼的な内容よりも左翼的な主観の方が多いし…中立性に欠けるし、問題多すぎ

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