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徳川劇場:教えて数正先生!徳川最強伝説③


数正先生「松平家の歴史は初代から四代目までは捏造です!」


三人「ええ?!」


数正先生「いきなりで、すみません、しかし、これは事実です。捏造と言うのは四代目までの人物が架空もしくは存在しないという訳では無く、実在した人物なのは事実ですが…四代目までは松平宗家という概念が曖昧だったのです。」


三人「…」


数正先生「順を追って説明すると…初代が謎の入り婿だったのは説明しました。親氏もしくは信武ですが…彼が松平家を乗っ取り、現在の松平家を形作ったのは真実です。その後、二代目泰親、三代目信光と行くのですが…この一連の流れは逆説的な見方が働いています。」


忠勝「逆から見よ!」

正信「後付け」

康政「良かった部分を接着しました!」


数正先生「いずれも優れていたのは事実ですが…同族とはいえ血縁関係が複雑です。前回の講義で登場した益親は二代目泰親の子供となっていますが…何故か松平宗家には数えられていない点も謎であり、この時期の松平家の実情を知る資料や手掛かりが少ないためイマイチ曖昧な形となっています。」


忠勝「三河物語があるでは無いか!」

正信「大久保フィルターの信じ過ぎには反対です!」

康政「恩知らずの腸が腐った奴が大久保家を粛清したからな!」


数正先生「こうした血縁関係の複雑化の原因は明白です!それは後の徳川家が三代目信光の分家だからなのです!」


忠勝「(ノ∀`)アチャー」

正信「実は一番知られたくない話だったりする。」

康政「我らは皆、安祥松平家の家臣なのだ!」


数正先生「三代目までの血筋が複雑なのは当然だとして…一番重要なのは四代目からになります!」


忠勝「やっとオードブル」

正信「料理の前の前説が長い!」

康政「それだけ大変な料理なんだろう…」


数正先生「この三代目までの間に何があったのか?これは実のところ謎な部分が多いのですが…松平宗家は四代目の頃までにサバイバル松平の末に岩津松平家になったというのが正当な流れのようです。」


忠勝「サバイバル松平」

正信「内部争い」

康政「誰が宗家か?決めようでは無いか!」


数正先生「その岩津松平家を不運が襲います。隣国遠江国を攻略していた今川家が何を考えたのか三河に侵略してきたのです!」


忠勝「侵略だ!」

正信「内政干渉反対!」

康政「不届き者を叩き出せ!」


数正先生「この侵略を過小評価する歴史家が何故かいますが…この侵略で岩津城が陥落して岩津松平家が没落したのは確実というのが定説となっています!」


忠勝「宗家消滅!」

正信「陰謀の匂いがします!」

康政「腸が腐ったセンサーが反応しているぞ!」


数正先生「この岩津松平家消滅の危機の時に大活躍するのが五代目松平宗家当主で安祥松平家二代目の長親です!一説には500対一万とも言われる戦いで大勝利を収めました!!まさに東洋のテルモピュレーの戦い!!!敵の総大将は後の北条早雲という凄さです。」


忠勝「三河は三河の物!」

正信「凄い!長親様は凄い!ところで四代目は?」

康政「本当に勝ったのか?」


数正先生「確かに疑問も多い戦いではあります。しかし、逆説的に考えた場合、これくらいの勝利が無ければ、その後の流れが安祥松平家に傾くことは無かったと言えます。また、勝利と言っても今川軍を退却させただけ!と言えますが…それでも松平宗家だった岩津松平家が消滅した状況で500対一万の差が生じた中での絶望的な状況で敵を撤退に追い込んだ功績は大きいと言わざるおえないでしょう。」


三人「四代目は?」


数正先生「…四代目は安祥松平家初代です!凄い人ですよ?」


忠勝「初代は安祥松平家初代で良くない?」

正信「それだと松平家が歴史無いように見えるじゃん!」

康政「松平宗家の地位が欲しかっただけ!」


数正先生「確かに後の織田信長が織田宗家何代目とは名乗らずに単純に『織田信秀の子信長!』と言ったりするのに比べて回りくどい面があるのは事実ですが…この後の展開を考えると…松平宗家の存在と松平宗家を正当に引き継いだのが『自分たち安祥松平家だ!』と強調しないといけない時期があったということです!」


※足利家が将軍家になる前を代に数えないのと同じで徳川将軍家も初代家康以前は代に数えていない。なので、この場合は松平家同士の争いが絶えないので松平宗家の地位を保全する必要があったためと見られる。同じような状況は武田家や今川家にも見ることが出来るため徳川家だけが特別そうだった訳では無さそうである。事実、家康以降は松平家宗家自体が消滅したために松平宗家及び安祥松平家の代数えが終わっている。逆に言えば家康までは重要だったのである。


忠勝「安祥松平家の当主の地位も重要?」

正信「それすらも安定していなかった。」

康政「屋台骨がグラグラだな!」


数正先生「そうですね…若君、もとい家康までは安定と言う言葉自体が死語みたいな状況が続いていました。事実、この後、波乱の連続が続くことになります!この先は本編に非常に関わってくるので一旦休憩しましょう!」


忠勝「次はスープ?」

正信「まだオードブル><」

康政「長い!それが徳川最強伝説!!」


次回に続く!

やはり長い!ちなみに世界史では、この時期はヘンリー8世とかカール5世辺りという時代になります。信長がフェリペ2世やエリザベス1世と同世代という感じです。ヨーロッパの主要国の人口が数百万代という時代に日本は一千万くらいは人口があったので日本は意外と大きい国ということになります。


次回は長親、信忠、清康、広忠、ということになります。この四人は何れも重要人物になります。

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