歴史を変える戦いへ
いろいろ考えましたが…ここはあえてシンプルな導入にしてみました。
「信重には大高城と鳴海城の包囲軍を指揮してもらう!」
「お任せください!!」
織田信行との戦いの後、織田信長は今川との戦いを再開して水野氏を救援するべく動き出した。まず手始めと言わんばかりに大高城と鳴海城を包囲することになった。
「俺と主力部隊は水野氏への救援と知多半島に攻勢をかけるぞ!」
「「おおー」」
織田家の反抗作戦が始まった。
「織田家が大高城を包囲し始めました。反抗作戦を知多方面でしようとしていますよ」
「うむ、秀康殿は直ちに信長軍を迎撃する為に自領に動員をかけくれ」
「分かりました。」
松平家は直ぐさま西三河と尾張の占領地域から兵を徴兵した兵力を中心とした軍勢を集めて織田軍に対抗した。
この頃には四号戦車の配備量が増え、長身砲への換装も進んでいた。さらに88㎝砲や三号突撃砲の配備も進んでいたのである。
「軍勢の出撃準備を済ませました。」
「よし、出撃するぞ!」
「「おおー」」
秀康が率いる軍勢が岡崎城から出陣した。
織田軍は清州城から出陣後、水野家への救援物資を水野家に引き渡すとともに知多半島での反抗作戦を実施してきた。これに対して今川側も素早く反撃に出たために信長の率いる軍勢は今川軍との決戦を避けるように撤退していった。この撤退は既に織り込み済みであったようである。今川軍は直ちに刈谷城と緒川城を包囲した。
丸根砦、鷲津砦、善照寺砦、丹下砦、中島砦を織田軍は大高城と鳴海城の周辺に築城して両城を包囲していた。
「大高緑地にはワザと布陣しないでおくんだぞ!」
「それは何故でありますか?」
「敵の主力を桶狭間に誘き出して叩くためにも敵の戦力を桶狭間から遠ざけておくためだ。」
「なるほど」
織田信長は今川義元を倒すために大高城を包囲する砦を餌に彼を誘き寄せようとしていた。
松平勢は今川軍と協力して丸根砦と鷲津砦を攻撃した。両砦は佐久間信重の指揮の元で頑強に耐えたが今川軍の強力な攻撃の前に陥落しようとしていた。
「ふむ、砦は陥落するが…」
「何かご不満でも?」
「信長は桶狭間で仕掛けてくるぞ!」
秀康は史実を知っているだけに桶狭間に似てきた状況を見て取り、信長の行動を予測し始めていた。そして歴史を変えてやろうと意気込むのである。
「砦を落としたら軍勢を反転させて桶狭間へと向かうぞ!」
「兵を休ませないので?」
「特別手当なり、なんなり出して不満を抑えろ!」
「分かりました。」
秀康は数正殿に命令する。すると数正殿は命令を実行するために外へ出て行った。
「俺が歴史を変えてみせるぞ!」
秀康が宣言すると富正と成重が無言で力強くうなづいて見せるのであった。
歴史を絡めてこそ面白いと思うので桶狭間の戦いらしきものを導入してみます。
感想や評価をしてくれると非常に助かります。




