関東決戦!の始まり
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連合軍の主力が鎌倉を後にして一路関東平野に向けて進撃した後に北条氏政が北条軍の予備戦力を中心とした約一万で再び鶴岡八幡宮を参拝した。
鶴岡八幡宮といえば源義家が参拝したこともあって武家の信仰を集める場所となった。武家の信仰の聖地となるのを決定的としたのは言うまでも無く、源頼朝が鎌倉幕府を開いたことによって鎌倉幕府の本拠地の象徴として重要性を高めたことによる。その後も多くの歴史的事件が鶴岡八幡宮では繰り広げられた。
「鎌倉の武士諸君、反北条勢力の連中は自分たちが古い秩序を回復する正義だと主張しているのを存じているだろうか?」
鶴岡八幡宮の本殿に参拝後、かの有名な急で長い階段の頂上に立った北条氏政が集まっていた武士たちに呼びかけた。
「古い秩序とは何を指しているのだろうか?足利将軍家は関東から出て来た一族であり、関東の武士によって作られた武家政権である。にもかかわらず!足利将軍家は京都に上洛して以降というもの関東のことを考えずに『京都に魂を売った政権』であった!!(周囲の兵士が「そうだ!そうだ!」と叫ぶ)
この武家政権下において足利公方という連中と関東管領上杉家は無用な争いを繰り返し、関東を常に戦場として来た…足利公方は伊豆と古河に…関東管領上杉家は扇谷上杉家と山内上杉家に分裂しても争いを続けていた。
「このような争いを繰り返す連中に関東を任せていては関東に平和は訪れない!!」そう考えたからこそ!私の曽祖父である伊勢盛時は伊豆で暴虐の限りを尽くした伊豆公方を倒して以降というもの扇谷上杉家や古河公方、そして山内上杉家と戦っていたのである。
関東を荒らし、秩序を乱す愚か者どもを!あと一歩というところまで追いつめた矢先に山内上杉家の上杉憲政は!あろうことか越後の長尾景虎という乱暴者に家督を譲るなどと世迷言を言って関東に招き入れたのである!
長尾景虎(北条家は家督譲渡を認めていない)の奴は「古い秩序を取り戻す!」と言っているが…私が先ほど述べた酷い時代を指しているとしか私には思えない主張である。
私は私の曽祖父が北条の名を『あえて選んだ理由』は『将軍であろうが朝廷だろうが平和を乱し、天照大神との契約を破るという不忠を犯す者』に対しては『断固とした態度で臨み!北条政子のように毅然と挑み!忠義を果たすべきだと!』考えてのことであると私は思うのである。
※北条政子は源頼朝の妻である。彼女は朝廷が『鎌倉を討て!』と号令を出した時に「皆の者よ!聞きなさい!もし、貴方たちが朝廷に付くというなら私は止めません!しかし、もし貴方たちが源頼朝への忠義を忘れていないのであれば!共に戦って欲しい!!」と宣言したと言われている。この宣言が心に響いたのか武士階級の大半が北条政子に味方したために京都の朝廷が逆に討伐されてしまうという事態になった。(教科書では言葉を濁しているが…どう考えても革命である。)
※さらに後に北条政子と北条氏は頼朝の実の子である二代将軍と三代将軍などを暗殺して幕政を握った存在となった。そのため戦国時代の頃には悪名高い家名となっていた。
だからこそ!私の一族は北条の名を名乗り!朝廷の官職も幕府の役職も持たない一族となったのだ!!領民には通常より遥かに安い税金を課したのも私の曽祖父の『思い』あってこそ!である。
もし、諸君らに私の曽祖父と一族に忠義を感じているのであれば!あのような悪の連中と共に戦って欲しい!そして共に平和な関東を実現しようでは無いか!!」
北条氏政は言葉を終えると階段を降りようとする。そうした瞬間に周囲にいた武士たちが一斉に言葉を発した。
「「「北条家万歳!関東万歳!北条家万歳!関東万歳!北条家万歳!関東万歳!!」」」
北条氏政の演説は関東全体に放送された。特に北条家の支配領域では上杉の占領地を含めて強い反響が巻き起こった。
「「「北条家万歳!関東万歳!北条家万歳!関東万歳!北条家万歳!関東万歳!!」」」
多くの人々が叫んだ!
「皆の者よ!今こそ武器を持て!戦うのだ!!北条家のために!」
「「おおおー!」」
北条軍と北条家に味方する者による抵抗が各地で息を吹き返し、激しくなった。
※北条家の統治は実際に史実でも非常に優れていた。内政に関しては完璧と言っても良い程に秩序が安定していて領民は幸せだったと言われている。税金も当時としては破格の安さであった。この影響は凄まじく、徳川家康が関東入府してから幕末まで関東では北条家の領地政策と税率が維持されることになった。
さてさて秀康は、この頃どうしていたかというと…自らの布陣場所に悩んでいた。
「どうしようかな…」
「今川の傍にいるべきでは?」
「う~ん、それだと武田が危なくない?」
「武田などほっとけば良いのです!」
「忠次殿、それでは武田が壊滅してしまう可能性があるだろう…」
「…それはそうですが…」
「武田が壊滅すると今川だってこまるじゃない?(言葉を濁している)」
「とりあえず、旗本先手衆は今川寄りに配置して、俺ら本隊は武田寄りに布陣してはいかがでしょうか?」
「利昌よ、それは良いかもしれないな!そうしたほうが良いと思わないか忠次殿?」
「秀康様が良いと言うのであれば私は異議はありません!」
「うむ、では利昌の意見で布陣しよう!」
※利昌とは土井利昌(山口教吉)のことである。
左翼の配置状況は今川軍の布陣場所の左横に武田が布陣していて俺らは本多忠勝達の旗本先手衆を今川寄りに布陣させ、俺と忠次殿を含む本隊の五千は武田寄りに布陣することに決めた。
武田陣営
武田晴信は重臣達を集めて会議をしていた。会議の場では戦の景気付けと称して少々の酒が振舞われた。他に赤くキレイな柿が出された。その柿を剥かずに丸ごとの状態で晴信は手で持って、かじって食べていた。
「佐竹に甲斐源氏の宗家として挨拶文でも送ってやったら、さぞ喜ぶだろうな!」
「ハッハッハ、それは見物ですな!」(馬場信春)
※佐竹氏も甲斐源氏の流れを汲むと言われている名門である。武田家と佐竹家どちらが嫡流(本筋)なのか?という議論が両者にはあった。つまり、挨拶文とは言っているものの実際は挑発行為である。
「しかし、お館様!上杉の最新鋭の戦車に対してはどう対処いたしますか?」
「数は多いし、強いかもしれぬ!しかし、私の精強な兵士諸君と有数な武将、そして優れた航空兵力を持ってすれば敵では無い!心配するな!!」
「ごもっともでございます。」
「それより、お館様!」
「なんだ、高坂?」
「兵を二手に分ける策は裏目に出ないでしょうか?」
「うむ、その可能性は無くは無い、しかし、勘助の言う通り、敵は氏康の本隊か義元(三国同盟の盟主)を狙うに違いない!私たちは、それを側面から叩くことに戦力を割く必要がある。そのためには兵を分けた方が効率的だ!」
※武田勢は高機動力の兵と本隊を分離することに決めていた。つまり一万六千の兵力と二万の本隊に分離したのである。
「はい、ですが戦局が分かるまでは主力を本隊の傍に置いとくべきかと…」
「なんだ!なんだ!高坂!!怖気づいたのか!!」(山県)
「そのようなことは無いぞ!」(山県を睨む)
二人が対立しそうになるので晴信が間に入るように言葉を発する。
「高坂の話も一理ある故に主力を本隊の近くに待機すること事態は私も反対ではない!」
「お館様…」
「だが、勝機を逃しては意味が無いぞ!出陣したからには勝のが武田ぞ!勝機は必ず掴め!!」
「「「「ハッ!」」」」(重臣達の声)
上杉陣営飛行場
Yak-1b戦闘機の白の23号機を先陣とした攻撃部隊が今飛び立とうとしていた。
「越後の白百合リディア出るぞ!」
「分かりました!発進を許可します!」
※『スターリングラードの白百合』と異名が付いた史実でも女性エースパイロットのリディア・リトヴァクである。彼女を始めとしたエースパイロット達が出撃した。
同じころ武田家の飛行場
「零式艦上戦闘機隊発進せよ!」
「了解!坂井三郎でるぞ!!」
坂井三郎を始めとしたエースパイロットを乗せた武田家の精鋭航空隊が発信する。
別の飛行場
「加藤隼戦闘隊、出撃する!!」
「ご武運をお祈りします!」
加藤隼戦闘隊も出撃した。
その頃、今川家の飛行場からも出撃する航空隊がいた。
先陣をきるのは赤い戦闘機だった。
「リヒトホーフェン航空隊出るぞ!」
「レットバロンに続け!ゲーリング出るぞ!」
「「「おおー!」」」(リヒトホーフェン航空隊の兵士達)
大空の戦いが始まろうとしていた。
長い戦いになりそうです。
登場したのはブタの方じゃない!イケメンの方のゲーリングさんです!!思想は関係ありませんね!だって彼はれっきとしたエースパイロットですから!(笑)
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