表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

41/172

外伝:青葉家の戦勝大宴会

マイページの活動報告に主要な登場人物を紹介しています。


外伝は青葉家を通して各話を補完していきます。

 青葉家の仕事は増えた。自動車修理にスクラップ工場での作業などがキャパを超えるほどフィーバーしてしまった。


「カズヤも仕事手伝うよね!」

「僕は領主だから…」

「手伝うよね!!」

「お、おう…」

「よし、来た!じゃあ、これと、これを、あそこに置いてきて!」


 そう言われて仕方が無いので手伝う羽目になった。


 仕事が余りに多いので皆が恩賞で貰ったお金のことを忘れて忙しく働くこととなった。秀康様は売掛金に関しても全額返済してくれたので青葉家の財政状況は良くなったこともあって現在青葉家は事業の拡大も視野に入れている。


「そういえば、新しく入って来た人達はどう?」

「クセはあるけど優秀だよ!」

「ほうほう」


 気になったので新しく入って来た人達の様子を見に行った。ついでに自己紹介もしてもらった。


 一人目は紫色の髪の毛をしていた。背が高くスラリとしていた。


「我はルーデル!牛乳さえ飲めば無双して見せます!ちなみに戦車より飛行機に乗りたいです!!」


 牛乳を飲めば無双する宣言は凄いなぁ(感心)勝気そうで元気があるのが凄くポイント高いね。


 二人目は御淑やかな感じの文学少女という感じの美人さんである。


「私はカリウスと言います。薬剤師になるための資金集めのために軍隊に志願しました。」


 薬剤師になりたいのかぁ…将来は美人薬剤師になるんだね!


 三人目はショートヘヤーのボーイシュでオレンジ髪の少女である。


「僕はヴィットマンというものだ!いずれは戦車乗りとして敵を教育してやる!!」

「敵を教育したら敵が強くなるよ!」

「生きていればね!!」

「お、おう…」


 ある意味、大物だな…という感想である。


 四人目は野性的な顔立ちの美女だった。


「俺はクニスペルだ!名前は言いづらいと思うからクルトでいいぞ!!」


 こちらは勝気というよりは強面のイメージと言ったところだろう。


 その他、数名が新たに加わってくれた。


 青葉家は連日忙しい、マクシミリアの家である。茅原家にも応援を頼んで来てもらうことにした。


「今日は秀康様主催の戦勝大宴会があるからな!急いで終わらせるぞ!」

「「「おおおー!」」」


 岡崎城には今川方から城代が派遣されることに決まった。しかし、秀康様は今川方への見せしめも兼ねてか大々的な戦勝大宴会を開くと宣言されていた。僕らも戦勝大宴会に参加することに決めていた。

(まぁ当然だけどね)


 岡崎城に向かう時も、当然戦車で行く!!今回は運転を新たに加わった人員にやらせてみたが…予想以上に上手かったので大変嬉しい!結果である。


 岡崎城に向かうまでのあいだは僕とミサは三号戦車の外に乗って岡崎の夕日を楽しみながら移動した。


「凄い…人が多いね…」

「うん、人が多くて熱気が凄いなぁ」


 戦車を駐車場に停めて大宴会会場に着くと既にお祭りの会場のように人がごった返していた。


「よし!皆でヨーヨーとか金魚すくいをしよう!」

「えーミサミサが思うに、お好み焼き、たこ焼き、クレープを食べるのが先だよ!」

「私は射的が良い!」(ミラコッタ)

「「「「おお!射的やります!」」」」(新たに加わった四人衆)

「私はお兄ちゃんと一緒に遊ぶよ!」(僕の手を握る)

「ええーカズヤはミサミサのお財布になるんだぞ!」(僕の腕に腕を絡めながら)

「だれがお財布になるんだ!」


 結局は二人に促されながらお祭りを堪能することになった。


「ミラコッタさん、凄い!我に射的を教えてくれ!!」

「良いよ!教えるのは得意だからね!」

「僕も当てたぞ!!」

「俺だって当ててるぞ!」

「二人とも喧嘩しないの!仲良くやりましょ!!」


 バキューン!


「お嬢ちゃん!大当たりとは凄いな…」

「偶然ですよ!!」

「「ムムッ…」」


 ルーデルに射的の仕方を教えるミラコッタという微笑ましい光景の横で三人の兵士が序列を巡って争っていた。


「金魚すくいとかできないなぁ…」

「そう簡単だよ!」

「良く出来るなぁ…」

「お椀ですくちゃえば良いんだよ!」(ミカ)

「あんまりやると店主が怒るぞ!」


 金魚すくいは意外と難しいんだよな…


「いい匂いするな!あれが良いんじゃないか!」

「いや、ミサミサの嗅覚では、あの店のが良いという気がする!ビシッ!!」(指を指す)

「ほうほう、その心は?」

「肉が良く焼けていて大きく、卵焼きも入っていて野菜が多く、シャキシャキしてそうだから!!」

「なりほど…」

「ということでカズヤお願いね!」

「一緒に並ぶんだよ!」

「私はたこ焼き買ってくるから!」


 ということでお好み焼きを買うことになった。ミサがたこ焼き、ミカが『じゃがバター』を買ってくることになった。


 お好み焼きはミサが言う通り良い出来だった。ボリュームもあっていい感じだ。三個買っとくことにした。

(多いから二つにしたら二人に独占されて消えてしまいそうだからな!)


「二人とも買ってきたね!」

「おう買ってきたぞ!」

「私も買ってきたよ!」


 こうして三人でベンチに座って食べることにした。途中で無料のジュースも貰って来たので中々豪華である。


「カズヤにミサミサが食べさせてあげるよ!はい、あーん!!」

「お!ミサも気か利くね!!」

「私もお兄ちゃんに食べさせてあげる!!」


 役得!役得!と思ったのも最初だけだった。


「残りは全部!ミサミサが食べるね!」

「えっ!?」

「お兄ちゃんゴメンね!」

「妹まで!!」

「ついでにミサミサ達が食べ終わるまでにクレープを買ってきて!!」

「Σ(゜д゜lll)ガーン」


 人をパシリに使うための口実にするつもりだったのか…クソッ!これだから女は…


 その後、花火も打ちあがり、中々の賑やかで充実した戦勝大宴会となった。帰りは帰りで二人が寝ている間の枕代わりにされて両手に花であった。(ただし、二人に寄りかかられて大変だった…)

感想や評価なども励みになるのでよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ