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徳川最強三人衆現る!

マイページの活動報告に主要な登場人物を紹介しています。あと人物紹介などをしております。

着いたのは田舎だった。いや俺がいた時代に比べれば都会だが…だが見たことがある場所だ……いや、悪くないよ、ここでも…なにせ岡崎城の前は松平家の本拠地だったんだから……


「ここが我らのお城です」

「安祥城では無いか… 」

「ええ、安祥松平家(徳川本家)の発祥の地です」

「知ってるよ、そのくらい……」

「さぁ、入りましょう」

「あの小屋は見張り小屋か? 」

「あれはトイレです。」

「といれ? 」

「お便所です。(恥じらい)」

「そこで乙女力だされても……」

「パワーと言ってください」

「ぱわ?」

「力という意味です、パワーですよ。」

「ほうほう」


 後ろで富正がメモってくれているので後で見よう、いや~本当に助かるぞ


「あそこ本当にトイレですぞ!! 」

「見て来たのか」

「何か凄そうな感じでしたぞ」

「あんなの普通のトイレですよ」

「そうなのか……(驚愕)」


 一人で見て来よって(怒)俺は見てないから分からんだろうが、このタワケが本当にコイツは全く……


「中々賑やかだな」

「ええ、一応は現在の松平宗家の本拠地なので……」

「宗家より立派な城に住んでいる分家がいる件に関して……」

「それは……言わないでください……」

「すまぬ……」


 思っていたより、随分豪華だ! 何か立派な建物が寺の横にあるでは無いか!! あれは凄いぞ!! あれなら多少は岡崎城に勝てるのでは無いか!!


「あの立派な建物は何だ? 」(指で指す)

「あれは、元博物館です、今は間借りしています。」

「借りているのか!! (驚愕)」

「ええ、借りています、最近は賃料が未払いなので……追い出されそうです……」

「ええー何それ……もしかして貧乏なのか……我が家は……」

「いいえ、金持ちですよ? 」

「疑問形の時点で……」


 貧乏だ!これは間違いなく貧乏だ嘆かわしい俺は貧乏が大嫌いだ。何故かって? 俺の経歴を知っているなら分かるだろう? 俺は貧乏は腐るほど経験した。それが嫌だから……頑張って越前75万石にまでのし上がったのにあんまりだ……おお! 天よ、なぜ貴方は死んだ後に鞭を打つのか


「ああ、あれが竹千代様だ。」

「おお、あれが!! 」

「そうなのですか? 」

「ご挨拶せめば」

「おお!! 」


 なんだ、うるさい美幼女三人が近づいて来たぞ、三人は秀康の近くまで来ると自己紹介とばかりにポーズをキメて三人の真ん中の桃色髪の娘が宣言する!!


「竹千代様!! 我ら三人をご存じないでしょうか? 」

「無いぞ、誰だおまえら」

「ふふ、そうでしょう! そうでしょう! しかし、いずれは知ることになるでしょう!! 我ら三人は近い将来!! 必ず松平家の最強と呼ばれる三人衆です!! 」

「お、おう」


 なんだ、まだ活躍もしていないのに美幼女三人が宣言するようにポーズをキメて秀康に言う、秀康は半分呆れながらも微笑ましげに見る。


 まず最初に名乗りを上げたのは一番左にいる銀髪で元気っ娘な雰囲気の美幼女である。


「我が名は本多平八郎(忠勝)いずれ全国最強に成る武将だ」(厨二病風)

「「「はい?! 」」」

 ちょっとまてええええ今の聞き間違いだよね!! 俺たち三人は驚愕で目ん玉飛び出る勢いだ!!


 続いて真ん中の桃色髪で『あざと可愛い』感じの美幼女が宣言する。


「聞いて驚きなさい(ビシッ!)私は、いずれ松平家の鬼参謀と呼ばれる本多正信よ!!! 」(高飛車お嬢様風)

「「「( ゜д゜)ポカーン」」」


 既に驚愕の三人に一番衝撃を与えることになる最後の青い髪の美幼女が恥じらいながら宣言する。


「私は……いずれ……最強の軍団の指揮をとることになる、榊原小平太(康政)よ!」

「「「ガビーン! 」」」


 うそだろおおおおお理解が出来ないぞ、なんだこの徳川の鬼ヤバい三人といずれも俺は面識がある。おおいにあると言っておこう、忠勝殿は確かに平時はドジっ娘なところはあった。天然な感じも分かる。正信殿も『あざと可愛い』感じが……それっぽいと言えば分かる気がする……だが……しかし、 一番分からないのは康政殿だ。あの鬼爺やだぞ、メチャメチャ怖い人というイメージ(トラウマ)があるだけに衝撃だ。残りの二人も同じに違いない。富正なんて白目剝いているぞ。


「お、おう…だいぶ大きい名前だな……」

「「「やったぁ! 」」」

「なんか第一印象は良さそうね! 」


 うん、良すぎてビックリだよ…洒落が通じて嬉しいみたいなノリで騒がないで! ハッキリ言おう……史実通りなら君たちは間違いなく宣言通りになるからね。俺が一番尊敬する徳川の三大武将だけど……


「君たち仲よさそうだね」

「当り前よ!この娘らは私の子分なんだから」

「我がいつ正信の子分になったんだ」

「そうだぞ!お前のような腸が黒い奴の子分にはならないぞ」

「なんですってええええ」

「「わー正信が怒ったぞ、逃げろー」」

「待ちなさいー」


 本当に仲が良いな……康政殿が少し史実ぽい一面を見れて安心した。たぶん、正信殿が年長なのだろう……というか二人に追いついて何か二人を組み伏せているんですけど……恐ろしや本多一族!!

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