裏切者への処罰
マイページの活動報告に主要な登場人物を紹介しています。
松平家を裏切った松平信定、酒井忠尚、大草松平家に対しての処罰は三者、それぞれ違うものとなった。
松平信定に関しては領地及び財産の没収と桜井松平家の廃絶となった。信定自身は本多重次預かりとなった。信定の家臣は本多重次に仕えることに決定した。信定の子供達は俺の傍仕えにした。
大草松平家は信定と同じく領地及び財産の没収になったが家の廃絶はしなかった。大草松平家の当主である昌久は俺の傍仕えにしてやった。
酒井忠尚は松平一門では無い、縁者とはいえ家臣である。家臣の裏切りは厳しくしなければならなかった。また、忠次殿による酒井家の支配を盤石なものにするためにも忠尚の切腹は避けれないものとなった。領地と財産は忠次に継承させた。しかし、家臣は松平本家に帰属することに決めた。これにより、榊原家と大須賀家は松平家の陪臣から直系家臣に昇進した。
以上が反乱松平家に対する処分である。わりと寛大だったのではないだろうか?と自己を称賛してみる。
これらの処分を終えたのちに俺は岡崎城に戻った。そこでは既に松平家の兵士達が戸田家の家臣と兵士を拘束していた。俺は構うことなく、岡崎城の本丸の謁見の間へと移動した。
「謀ったな!秀康!!」
俺が謁見の間に入ると戸田康光が松平の兵士に捕まりながら俺に向けて叫んできた。
「あなたには織田家に内通した嫌疑がかけられている…」
「これを見ても!そのようなことが言えるかな?」
そう言って俺が幾つかの文書を見せると康光の顔が狼狽えて驚愕の表情になった。
「どうして…それを…ハッ!!」(何かに気付いたのか康光は傍にいた義安殿を見る)
そこには落ち着いた顔して座っている義安殿がいた。康光は悟ったのか諦めて、へたり込んでしまった。
「お前にはチャンスを与える。」
「なんだ…」
「今ここで自害すれば…お前の一族と家臣は、俺が面倒をみてやる」
「…」
「悪くは無いはずだが?」
「分かった…そうしよう…」
康光は意外と素直に認めると上半身の服を脱ぐと小刀を抜いて自らの腹を切り裂いた。
「介錯してやれ!」
「はいにゃー夏目が切ります!」
そう言って夏目が康光の後ろに回り込むと康光の首を切断した。
その後、戸田家は廃絶となり、田原城は今川に接収された。領地と財産も今川に帰属した。岡崎城にいた戸田家の家臣と一族は松平家に仕えることで命を救われた。田原城に居た者達は今川に仕えたようである。
※戸田家の家臣の大部分と康光の家族を含む大部分の一族は岡崎城にいた。そのため、戸田家の領地と財産以外は松平家に帰属した。
これで松平家は豊かになるかと思ったが大分甘かったらしい…
「なぜ!赤字なんだ!!」
「いやいや、あれだけ戦禍で破壊されれば増えた収入よりも再建や復旧で出ていくお金が上回りますよ!」
「今川から借りた金があるだろ!!」
「それが一番の問題なんえすよ!!」
「なん…だと…」
「借りたお金には利子が付くんです!!」
「なん…だってー!!」
そう利子が付くのだ!利子は…なんと…25%も付いていた!!高すぎる!高すぎる!!(大事なことなので二回言いました!!)
「七千億以上の借金があるぞ!」
「当たり前でしょ!松平家に借金が無いとでも思っていたんですかぁ!」
「…」
「ちなみに松平信定、大草松平家の借金も一緒に継承しました。あと家臣が増えたので支払う給料も増えました。」
「(ノ∀`)アチャー」
「笑っている場合ではありませんよ!(怒)」
「デスヨネー」
借金が総額一兆円近いんですけど…
刈谷以外の西三河を取り戻したとはいえ、現状の状況は悪い、豊田を取り戻せば!みたいな感じで皆が言うから…取り戻したのに…現実は非情で豊田が生産力を取り戻すまでには時間がかかるそうである。また、豊田など、取り戻した地域が生産力を取り戻したとしても収入に結びつくまでのラグが長い、しかも、市町村から予算を貰うまでには一年(来年なので最低でも半年)待たねばならない。
「それも大変ですが…秀康様、本当によろしいんですか?」
「うん?!、ああぁ山口親子に関してか…」
「はい…」
「構わん、殺してしまえ!」
そうそう、山口親子には死んでもらうことになった。そうやり取りしていると当事者達が来た。
「秀康様!」
「おおぉ、これは土井殿、遠いところまで来ていただいて感謝します!」
「いえいえ、こちらこそ!!我が土井家は昔から松平に仕える身ですので!!(強調)」
「そうですな!!土井家といえば松平家に古くから仕える由緒正しい家ですな!(強調)」
「そのようですね」(ゲス顔)
「本当に!本当に!」(ゲス顔)
「「ハッハッハッハッ」」
「…」(数正殿の冷たい目)
史実で山口親子は織田方から今川方に付いて大活躍したにもかからわず今川義元に謀殺されている。俺は義元公が動く前に先手を打って二人を殺したことにした。そして酒井忠尚の家臣の家で断絶していた土井家の家紋を復活して二人に名乗らせたのである。
土井家は足軽の家なので今川が真偽を確かめようとしても真相を掴むには非常に難しい、土井家の出身村は既に壊滅しており、現在復興手続きをしている。この村を含めた領地を彼らには与える。彼らの元々の領地は今川の物になってしまうが…一門と家臣は石川家成預かりという形で松平家に仕えることになった。
「さて、土井殿には、これから活躍してもらいます!」
村程度なら誤魔化せるが…それ以上の領地や職につけるには土井という名で活躍してもらわないといけないので彼らには重要な仕事をしてもらう。
「なんなりと!」
「少し、恨みを買いますが…良いですか!」
「全く構いません、誰であろうと我らはやられませんので!」
「そうですな!では頼みますぞ!」
我が松平家は今や名実ともに西三河の支配者にして三河全体の最有力者となった。だが西三河での支配は弱い!!これを改善する時が来たのである。
具体的には各松平家の支配地域の市町村及び役所に松平家の支配下になるように命じた。だが、愚かにも逆らう市町村が多かった。(逆らわなかったのは先に支配を強めていた西尾市くらいであった。)
「逆らう者には天罰を与えねばなるまい!」
その日、岡崎市などの警察は通常通りのパトロールをしていた。
もっとも、彼らのパトロールは比較的安全な地域だけであり、治安維持などしているか疑問な態度であった。戦国の世においては行政や治安組織などは機能をマヒさせていたし、中央の統制の無い状況が長く続いて腐敗しきっていた。
「いやぁ!パトロールは大変だなぁ」
「ハッハッハ、全くですな!!(笑)」
チャラい音楽を流しながらトゲトゲの肩パットしていて、ハンバーガーを食べながら運転する二人の警察官の前に戦車が現れた。
「なんだ!?あの戦車は…」
「突っ込んで来るぞ!」
「そんな…馬鹿な!!」
ドドドド!ドドドド!ガシャーン!バキバキ!!ガシャーン!
「「うぎゃああああ」」
二人は逃げようとして後ろに下がったが戦車の方が早かった…パトカーは戦車に踏み潰されてペシャンコにされてしまった。
その後、各地の市役所、警察署、消防署、裁判所などが相次いで松平軍に襲撃されて占拠されていった。抵抗を試みた奴らは容赦なく射殺された。
「西三河連合政府の成立を宣言します!」
松平家は自らの支配領域に新たな政府を樹立した。この政府の国家元首は松平秀康である。政府首班は石川数正となった。
他に秀康は全ての市の市長を兼任した。各市には市長の代理の者が派遣された。
各警察署、消防署、裁判所にも家臣を派遣して支配させた。そして全ての行政サービスを飛躍的に向上させたために民衆からの支持は絶大となった。
各市町村の予算を全て支配した代わりに借金も継承したために益々松平家は借金を増やして今川家への依存を強め始めていた。
今川家は三河への支配を強め、松平家への支配も強めようとしていた。
「どうしたものか…」
次回は今川家から強い要求を受けます。
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