京ケ峰の戦い 挟撃編
番場付近(石川隊)
石川隊は予定通り、番場の小高い丘を越えて林を抜ける。
「今だ!全軍、敵の側面に奇襲をかけろ」
ブオオオオオオオン(進軍の法螺貝の音)
戦車に旗を掲げ車体に歩兵を乗せながら戦車隊が突撃した。
(ちなみにカラーリングが派手な車両もいた。)
「やっちまえ」
バババ!! バババ!! ドーン!(機関銃と大砲の音)
敵の左翼の兵士が奇襲を受けた、対戦車砲は中央に集中しており、反撃できず、戦車の機関銃が猛烈な勢いで敵を蹴散らした。戦車の車体に乗るモブ本多とモブ三河武士が戦車から槍を突き出して近くにきた敵兵を刺して刺して刺しまくった。
「うあああああ」
「ぎゃああああ」
「うげええええ」
逃げ惑い始める敵、一気に敵中央にまで接近する、敵の対戦車砲は乱戦のために味方に誤射する可能性を考えて動けない、さらに一号と二号の一部が敵の砲兵隊に突撃して吉良軍の砲兵隊が蹴散らされてしまう。
「敵戦車、正面から来るぞ、昼飯の角度だ」
榊原康政の乗る戦車が敵戦車と会敵する、さすがに敵も反転して反撃に移ろうとしていた。
ドーン!カキーン!
敵の砲弾は戦車に当たるものの昼飯の角度をとった四号の装甲に弾かれた。昼飯の角度とは戦車を傾かせることで装甲に角度を付けて敵の砲弾を弾くことである。
「通り過ぎるぞ」
康政に言われて砲手が砲塔を旋回して敵の戦車の側面に通り過ぎる間際に一発撃ちこんで敵戦車を撃破した。
「降りろ、降りろ、」
戦車隊が敵陣に突入すると戦車に乗っていた兵士達が下りて戦い始める、中には戦車が走っているのに、お構いなく飛び降りる猛者もいた。
「わあああああ」
一気に敵は包囲され始める。
「いっけえええええええ」
大久保兄弟が率いる戦車隊も敵中央になだれ込んで攻撃を始めた。
「数はこちらが有利だぞ、敵中央を突破しろ」(富永の声)
ドーン!ドドン!!ダダダ!ダダダ!ドーン!
戦いは続く




