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外伝:青葉家は貧乏である!!

 あくまで一般兵視点です。本編ではワザとモブ扱いで青葉達は登場しません。各戦の一部隊の活躍と秀康配下の家臣の日常を描きます。



マイページの活動報告に主要な登場人物を紹介しています。


青葉家は三河国岡崎市生平町を領有する領主一族である。家臣を含めても数十人いると言えば『嘘こけ』と言われるレベルの小領主である。領主だから一応は上屋敷に家がある。自動車工場を経営している。他にも幾つか小さいが商売をしているので小金持ち程度ではある。しかし、現在は『絶賛貧乏暮らし中』である。


 理由は言うまでも無い、主君である松平貧乏の守広忠公が戦に負けてばかりで松平家が財政難で恩賞も払えずにいるせいで『売掛金ばかり溜まって我々は債権』が回収できずに苦しんでいる


「債権者という意味では金持ちだな」

「債権者様!おかずの一つでも増やしてくださいませ」

「ミサミサ、すまないが債権は債権でも不良債権なんだ」

「お腹がグーグー鳴ってお昼寝が出来ませんねぇ」

「仕事をすればいいじゃないか」

「お客さんが来ません、来てもボランティアになるような相手ばかりです」


 彼女は相武美沙と言う、青葉コーポレーション傘下の相武モーターズ社長の娘である。つまり青葉家の家臣の家の娘ということになる。彼女の家から見ると我が家も絶賛『貧乏の守』である。居候が借金の取り立ての代わりに食事を食べに来ている感じだな(笑)


「誰か貧乏の守から救い出してくれないかな? 」

「信定様は望み薄ですね…織田家と通じていると言いますし、岡崎城乗っ取ってからは本家の収入を減らして現金払いを益々悪くした功績以外は特に無いですから……」

「竹千代君はどうだろうか? 」

「いきなり!名君になりませんかね(笑)」

「はぁ( ^ω^)・・・」


「大変だよ、大変なんだ」


 いきなり家に入って来て庭に顔を出してきたのは幼馴染の秋葉神社の娘である秋葉ジョセフィーヌである。


「あきは、騒がしいぞ、何があった? 」

「突然ね、竹千代君がね……」

「竹千代君が? 」

「岡崎城を取り戻す!と言って安祥城から出陣したよ」

「「は!? (; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!! (`・д´・ ;)」」

「本当なんだよ、どうする? どうする」

「そうだな……」

「「(; ・`д・´)…ゴクリ…(`・д´・ ;)」」

「出陣しよう、この機会を逃したら……我々は終わりかも知れない、竹千代君に賭けるんだ」

「「おー」」

「よし、行くぞ」


 グー(腹のなる音)


「おにぎりを特別に用意してやるよ」

「「わぁーい」」

「秋葉…お前もかー」


 青葉の指示で青葉家の家臣と兵士が招集された。人数は非戦闘員を含めて二十三人である。車両は三号戦車、M3軽戦車、軽トラック二両、ハイラックスである。軽トラックは赤、青の塗装がしてある。ハイラックスは白、


「イネトラは来ているな、鏡もいるな、行くぞ」

「「おおおー」」(皆の声)


 さぁ、県道37号線で岡崎城まで行くのだ


 途中で茅原沢町の領主の茅原マクシミリアと合流した。


 岡崎城に着くと大騒ぎになっていた、意外に我々は後発組にしては早く着いたようで……竹千代君に比較的近い岡崎多目的公園広場から観戦することが出来た。(やったぜ)


 誰が竹千代君なのか分からずに双眼鏡片手に皆で車両の上に乗って観察する。そうしていたら正門前に停められていた軽車両に赤髪の甲冑を着た人が車両の上に乗って拡声器を片手に言葉を発した。


「おい、信定の腰抜け野郎、主君を差し置いて後方でヌクヌクして嬉しいか」


 凄い発言だ、あれが竹千代君か?


 わーはっはっは(一緒に来ていたミサを始めとした部下達が笑う、それと物見の観客たちが大いに笑った。)


「今すぐ、城を明け渡せ」


 どうやら赤髪の好戦的な人が竹千代君のようである。顔は凛々しい顔である。


「秀康様、あぶないですのでお下がりください」


 大領主の石川様が止めようとしているので間違い無いだろう。


 正門に信定様配下の兵士達が攻撃する準備を始めていた。


「おいおい、同じ松平の味方を民衆の見ている前で攻撃するほど落ちぶれたのか信定は」


 そう竹千代君が煽ると正門が開いて一人の人物が大勢の護衛の兵士を引き連れて出て来た。


「なんの騒ぎだ、竹千代君、遊びなら止めてもらえないか」


 あれは信定様だろう……どうなるのか?成り行きを見守る。


「俺は竹千代では無いぞ、秀康だ」

「秀康? どういう意味だ」

「清康公より秀でているから秀康だ」


 Σ(゜д゜;)ドヒャー(大勢の人が驚く)

 凄いこと言う人だな……あの大胆な発言に素直に感心してしまう。元服して秀康様になったらしい。⌒っ゜д゜)っφ メモメモ……


「なんて、罰当たりなんだ」

「おまえが言えることかぁ?清康公が死んだ混乱を利用して岡崎城を奪った男が言って良いっことではないぞ」

「なんだとぉ、言わせておけば」


 刀に手をかける信定様、周囲の秀康様の部下達が武器を構えて、いきり立ち始める。


「なんだ、やるのか、かかってこい」


 秀康様が挑発をした。


 血管が浮き出る程に信定様は切れるが周りの家臣に止められて岡崎城に戻っていった。


「信定の奴が逃げ去ったぞ、よいか、皆の衆」


 括目せよ、という感じで手を民衆に向けて指すよう出す


「我らの敵は織田である。断じて同じ松平などでは無い、味方同士で争って何になるのであろうか、戦国の世とはいえ、守るべき仁義はある。ましてや、我らは三河武士なのだ、お互いに争うのは愚かなことぞ」


 こう発言した途端に大勢の人々が同調しだした。僕としては織田家のせいで売掛金が増えて損害も多いので織田家は憎い、死者の分も賠償金を払え、ギブミーマネー


「そうだ、そうだ、憎き織田を倒せ」

「宿敵織田を殺せ」

「「「そうだ、そうだ、織田を倒せ」」」(ミサ達も同調して大勢の人と共に大合唱)


 盛り上がってきたぞ、心の底ではギブミーマネー、ギブミーマネー、と叫ぶ


 そう思ったら突然


 一人の幼い童が秀康様の乗っている装甲車両に乗り移って傍に立つ


「「「あれは、本多平八郎だ」」」(大勢の民衆)


 あれが軍神と言われる本多平八郎様


「織田のせいで親も兄弟も子供も失ったああああ」

「そうだ、憎き織田を滅ぼせ」

「信定は岡崎城から出ていけ」

「他の松平の家臣たちは何をしているんだ」


 こんな感じで皆が同調し始める。


 すると大慌てで話を聞きつけた他の松平の家臣達が集まりだした。


 凄い、凄い、僕らより遅れて来たとは言え大領主ばかりだ、大久保忠世様の軍勢も見える。


 岡崎城が完全に包囲されたのである。


 おおお、これは予想以上に凄いぞ、これなら岡崎城を取り戻してくれる。ビバッ、秀康様、ギブミーマネー、お飯に有りつけるぞ


 これは幸運だ、嬉しさのあまり、お休み所『いちかわ』に入ってミサ達に「奢るよ」と言ってしまった……orz


「お手柔らかにお願いしますよ、おでん串にしませんか? 」

「ええー(ヾノ・∀・`)ムリムリ、スペシャルパフェに決めてるから」

「「私もー」」(秋葉、鏡が便乗する)

「じゃあワシはスペシャル定食に致します」

「お、おう……好きにしてくれ!(ヤケになる)

「「「「やったぜ!」」」」(皆でハイタッチする)


 ミサが追い打ちをかける言葉をかけ始める。


「皆には、お茶、おにぎり、おでんは当然だよね」

「……」

「当然だよね」

「お、おう……」


 こうして僕は大変な出費をする羽目になった……orz


「大変です」


 茅原マクシミリアが来た。これ以上に大変なことなど……在りはしない


「なんでも来い」

「……そうですか、あのですねー秀康様が出陣するようですよ」

「お、おう……行こうでは無いか」

「「「「おおー」」」」


 これから……僕らは、どうなるんだ?貧乏からは脱出出来るのか><



 こうご期待ください



 人物紹介


 青葉和人(アオバ、カズンド)


 通称:カズヤ


 青葉家の若き当主で守銭奴


 髪は金髪にしている。カラコンも入れてるぜ!


 能力は『皆を指揮出来る程度の能力』


 相武美沙


 通称:ミサミサ


 相武家のお嬢様で食いしん坊で『かまってちゃん』


 髪は茶色


 能力は『戦車を手足のように操りニュータイプと言われる程度の能力』


 秋葉ジョセフィーヌ


 通称:アキハ


 髪は薄い赤


 能力は『あらゆる機械を巧みに操る程度の能力』



 稲生和政


 通称:イネトラ


 髪は銀髪


 能力は『白兵戦の鬼になる程度の能力』


 鏡虎兵太


 通称:ミラコッタ


 髪は白色


 能力は『射撃を鬼連射して必中する程度の能力』


 茅原マクシミリア


 通称:女帝


 髪は青色


 能力は『敵の動きを予測する程度の能力』

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