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岡崎城を取り戻せ!

マイページの活動報告に主要な登場人物を紹介してみました。


最重要なことは、この物語は秀康が主人公です!!という事実、家康の劣化版で秀吉の劣化版な人が主人公(←ここ重要)

 今回、俺は陣馬羽織を中心とした魔装甲冑なので問題は無さそうである。ただ、防御シールドに関しては数正殿に付け焼刃で教えて貰った程度なので実戦で戦えるかは怪しいのが難点である。

 富正と成重も魔装甲冑を身に着けるが今回は俺と同じで簡単なのにして貰った。戦国時代の鎧よりも格段に軽いのは実感できたが…本当に強度が鉄より硬いのかは実感は無い

 出陣に当たり、戦闘車両などの軽装甲車両だけで行くことにした、戦車を中心とした重装甲戦力は後方に待機させている。砲兵も同じで待機させる、今回は馬に乗って正々堂々と進軍する。

 

 ちなみに馬は普通に現役だった、燃料を無駄にしたくないという理由だけではなく、パワースーツや防御シールドの応用、品種改良によって能力が大幅に向上したらしい、大きさは戦国時代のとは違い過ぎて乗り心地が悪いのが難点だな……



 岡崎城の近くまで近づいても全く抵抗は無かった。それどころか岡崎市内の人間達が見物とばかりに外に大勢出て来た。


 抵抗が少ないのは相手も二千人程度しか兵がいないからである。現在松平家全体で動員可能総兵力は二万六千を超えるくらいだそうである。しかし、実際は度重なる織田との戦での損失と財政難による装備と人員の欠員により、その半分まで下がっている。そのうち信定は桜井松平家の戦力しか出せない、大草松平家、酒井忠尚、長沢松平家は広忠公に付いているか微妙だが、それぞれ思惑が異なるために団結はしていない。

 それ以外だと広忠公に付いていても俺に付いていくか悩んでいる連中と…行動出来ないで物見している連中がいる。


 集まってきた物見の連中の中にも大勢の松平の家臣や兵士が混ざっている、連中は俺の言動を見て付いていく主君をえらぼうと値踏みしているのだ


 いいぞ、もっと集まれ


 岡崎城周辺は都会と言っても問題無いほど発展していた。しかし、木で出来た建物や家も多く見られた。やはり、大部分の人間は貧しい生活をしているようである。


 着ている服も大部分は俺の時代と変わらない服の者も多かった。


 「ここが岡崎城の正門前だな」

 「いかが、致しますか」

 「そう、いきり立つな」


 数正に言うと馬を降りて拡声器を貰う。


 拡声器を受け取ると正門前に移動しておいた装甲車両の上に乗り、宣言をしてやった


 「おい!信定の腰抜け野郎!!主君を差し置いて後方でヌクヌクして嬉しいか」


 わーはっはっは(一緒に来ていた兵士と物見の観客たちが大いに笑った。)


 「今すぐ、城を明け渡せ」


 「秀康様!あぶないですのでお下がりください」


 正門に信定配下の兵士達が攻撃する準備を始めていた。


 俺を助けようとする数正殿を手で止める。


 「おいおい、同じ松平の味方を民衆の見ている前で攻撃するほど落ちぶれたのか信定は」


 そう言うと正門が開いて一人の人物が大勢の護衛の兵士を引き連れて出て来た。


 「なんの騒ぎだ!竹千代君、遊びなら止めてもらえないか」


 出て来たのは腰抜け信定に間違い無いだろう、身なりが立派だった。


 「俺は竹千代では無いぞ、秀康だ」

 「秀康?どういう意味だ」

 「清康公より秀でているから秀康だ」


 どひゃー(大勢の人が驚く)


 「なんて、罰当たりなんだ」

 「おまえが言えることかぁ? 清康公が死んだ混乱を利用して岡崎城を奪った男が言って良いっことではないぞ」

 「なんだとぉ、言わせておけば」


 刀に手をかける信定


 「なんだ、やるのか、かかってこい」


 手招きしてやった


 信定如き、小物など、この世界に慣れていなくとも倒せる自信はあるぞ


 血管が浮き出る程に信定は切れるが周りの家臣に止められて岡崎城に戻っていった。


 「信定の奴が逃げ帰ったぞ、よいか、皆の衆」


 括目せよ!という感じで手を民衆に向けて指すよう出す


 「我らの敵は織田である。断じて同じ松平などでは無い、味方同士で争って何になるのであろうか、戦国の世とはいえ、守るべき仁義はある、ましてや、我らは三河武士なのだ、お互いに争うのは愚かなことぞ」


 こう発言した途端に大勢の人々が同調しだした。


 当然だが俺の曽祖父清康公は織田に殺された、祖父の広忠公だって織田に殺された。他の松平の家臣も兵士も皆織田に殺されたのだ、そして、ここでは決して今川批判は行わない、広忠公を中心とした松平本家派は今川派である。俺らはあくまでも今川派を装わなくてはなくてはならない、どうせ城下に幾人か今川の間者が潜んでいるのは確実だしな!彼らを利用して義元公に媚びを売っておいて損は無い。


 「そうだ、そうだ、憎き織田を倒せ」

 「宿敵織田を殺せ」

 「「「そうだ、そうだ、織田を倒せ」」」(大勢の大合唱)


 盛り上がってきたぞ


 そう思ったら突然


 忠勝が俺の乗っている装甲車両に乗り移ってきた。そして傍に立つ


「「「あれは、本多平八郎だ」」」(大勢の民衆)


 本多平八郎、忠勝の祖父、父は若くして織田との戦いで死んだ、ただ死んだのではない、織田との戦いで広忠公を救うために死んだのだ、生粋の忠臣にして活躍ぶりが余りに壮絶過ぎて織田家のトラウマになっているレベルである。


 傍に立って民衆の前に姿を晒しただけで民衆は涙を出して泣き、織田への憎しみを強める。


 「織田のせいで親も兄弟も子供も失ったああああ」

 「そうだ!憎き織田を滅ぼせ」

 「信定は岡崎城から出ていけ」

 「他の松平の家臣たちは何をしているんだ」


 こんな感じで騒ぎが大きくなる。


 すると大慌てで話を聞きつけた他の松平の家臣達が集まりだした。


 岡崎城が完全に包囲されたのである。


 おおお!これは予想以上に効果があったな


 その日、信定はお城を出ていくことを条件に幾つかの特権を要求して去っていった。特権の内容は要約すれば「お前には従いたくないから戦とかには参加しないからな」という趣旨である。


 途中から参加した松平の家臣達が詫びを入れて来たので心暖かく受け入れた。彼らは貴重な戦力だし、これで恩を売ることができた。(やったぜ)


 直ぐさま広忠公に連絡して岡崎城に来てもらうことにした。

 これは幸先が良いと思った。


 開城させて招集した家臣達への恩賞を必死に考えながら岡崎城の縁側で昼飯のおにぎりを食べていた時である。


 「秀康様、大変でございます」


 突然一人の伝令兵が血相を浮かべてやってきた。


 「何事か」


 「三河守護吉良義安様が弟の吉良義昭に戦いを挑まれ敗北し、現在、敗走して向かってきております」


 これは幸運なのでは無いだろうか

 恩賞を考えていたが無い袖は振るうことはできない……

 吉良と戦えれば恩賞として渡すことのできるモノが手に入るはずだ


 「よし、すぐさま皆の者を招集させよ」

いよいよ、合戦が迫りだします。


義安は女、義昭は男です。


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