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episode 1-11

反省はしている、後悔はしていない。

読みづらかったらごめんなさい。

 私の名前は『ナイ』。名前が無いから『ナイ』。


 お父さんは知らない。お母さんは私が生まれてすぐたら死んだみたい。


 私は小鬼族。小鬼族は成長が早く12年で一人前の大人になる。


 今年12歳になった私は奴隷商人に売られ新しいご主人様を待っている。


 幾日も幾日も経った。何人も何人も私を見ていった。私は売れ残った。


 奴隷商人が言った。次が最後のチャンスだ、これで売れなければ鉱山行きだぞ。


 オークションの舞台に立った。いっぱいいっぱいの人に見られた。


 人族の奴隷はすぐに声が上がって売れていったのに、私は誰も声を上げない。


 鉱山で死ぬのも、ダンジョンで死ぬのも違いはない。


 黒い髪の男の人が声を上げた。5万ゼルだって。


 黒い髪の男の人、私の新しいご主人様。ちょっと不思議な人。


 私が何も持ってないって知ると、シャツを着せてくれた。


 ご主人様に手をひかれずんずん街を歩く。


 新しい服と下着、靴を買ってくれた。奴隷には使い古しでいいのに。


 ご主人様に手をひかれずんずん街を歩く。


 宿に着いた。奴隷は物置で寝ろって言われてご主人様びっくりしてた。


 私はおやすみなさいを言うと裏に回り物置に向かう。お腹すいたなぁ。


 物置で横になっているとご主人様がお盆を持ってきた。いい匂いがする。


 ご主人様が横に座りお盆を置く。見たことない豪華な食事。


「よし、食おう。遠慮すんなよ、腹減ってるだろう?」


 これ、食べていいの?いやいや、手を出すとお仕置きされるやつだ。


「・・・・よし、命令だ。お腹いっぱいになるまで食え。」


 え?ええ?スープにパンにサラダに果物、お肉まであるよ?食べていいの?


 スプーンを取りスープに手を伸ばす、あったかいスープいつぶりだろう?


 白いパンは初めて食べた、新鮮な野菜と果物も初めてだ。


 こんな大きいお肉初めて、それにやわらかいし味も付いてる、おいしい。


 生まれて初めてお腹がいっぱいになるまで食べた。


 ご飯を食べた後ご主人様が大きなシーツと毛布を出した。


「ごめんな、今日はこれで我慢してくれ、明日は必ずなんとかするから。」


 清潔なシーツと暖かい毛布、これだけで十分なのに何があるんだろう?


 おやすみなさいを言って横になるとすぐに寝てしまった。


 翌朝早くからご主人様と街を出た、道からそれて森を歩く。


 日が暮れるころ森の中の空地へ着いた、すると突然家?が出た。


 私がびっくりしてるとご主人様は笑ってた。


「びっくりしたか?これは俺の家だ、俺の収納の中に入ってる。」


 収納の中に家が入ってる?そんなの聞いたとこが無い。


 私が2度びっくりしてるとご主人様は家の中に入っていった。


「そんなとこに立ってないで入ってこい。あ、靴は脱いでな。」


 家の中に入ってさらにびっくり、見たことのない家具ばかり。


「今日は疲れただろう?お風呂入ってご飯食べてここで泊まりな。」


「オフロ?オフロ知らないのです。」


「お湯を浴びて、体を洗って、お湯につかるんだ。」


「わかっ・・・たのです?」


「いや、わかってねーだろう。(笑)」


「んま、しゃーない一緒に入るか。」


「わかったのです。」


 それからご主人様は訳が分からないことばかりしていた。


 最後のほうはご飯を作ってるっぽく、いい匂いが漂ってきた。


 ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!ピピピッ!


 なに?!なに?!何の音?!


「お、風呂湧いたか、後は米が炊ければ完成だから風呂に入っちまおう。」


 着替えを持ってついて行く。全部脱いで丸い窓のある四角い箱に服を入れる。


 もわっとしてちょっと暑い。大きな鏡見たことない位キレイな鏡。


 壁にも見たことないのがごちゃごちゃ付いてる。


 大きな池みたいな、湯気が出てる、これがオフロ?


 ご主人様がオフロからお湯を汲み少しかける。


 ちょっと熱くてびっくりしたけど大丈夫。


 たっぷりのお湯を頭からかぶる。えぇ?!もったいないよ!


 何度もかけたあと、白い液で頭を洗われる。


「やべーなw全然泡立たねぇw」


 更に何度も洗われ、何度もお湯をかけれる。


「よし、頭は終わり。次は体なぁ。」


 ワシャワシャしたタオルにまたも白い液でクシュクシュすると泡々になる。


 ワシャワシャしたタオルで全身洗われた。


「よし、風呂入っていいぞ。」


 恐る恐るお湯の入った池に入る。暖かくて気持ちいい。


「はふぅぅ・・・・」


 すごい、これ、気持ちいい、とろけそう・・・


「どうだ?気持ちいいか?言わなくてもその顔でわかるか(笑)」


 ご主人様が洗い終えてオフロに入ってくる。


「そういえばまだ名前とか聞いてなかったな、俺はリョータ。お前の名前は?」


「ナイ」


「ん?ないって名前か?」


「名前が無いから ナイ。」


「そっかー、んじゃ俺が新しい名前を付けてもいいか?」


 コクリ


「んー・・・白い髪に金の瞳・・・よし、ユリ。今日からお前はユリだ。」


「ユリ、分かったのです。」


 お風呂を出てさっぱりする、体がポカポカして生まれ変わったみたい。


 ご主人様が服を入れた四角い箱を触るとガタゴトゴゥンってびっくりした。


 ご主人様の家はびっくりすることばっかりだ。


 ご主人様が作ってくれたご飯もびっくりだった。


 パンじゃなく白いつぶつぶを食べた。お米って言ってた。


 昨日の宿のご飯もおいしかったけど、ご主人様のご飯はもっとおいしかった。


 夜になり部屋の隅で寝ようとしたら怒られた。


 ベッドのある部屋へ連れていかれベッドで寝るように言われる。


 あぁ、やっぱりするんだなって思った。


 ご主人様はおやすみって言って出ていった。


 ご主人様はすっっっごく不思議な人だ。


 ベッドに入って柔らかさにびっくりした、本当に本当にびっくりだらけだ。


 ベッドの暖かさと満腹感ですぐに寝入ってしまった。


 明日は何にびっくりするのだろう。



 これが私の、ご主人様の家 初体験だった。


初の主人公以外の視点で書いてみました。うまくいっていたでしょうか?

誤字脱字、ご指摘ご批判、ご意見ご感想などお待ちしております。

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